劇場公開日 2012年8月14日

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「最強コラボ」アベンジャーズ Blueさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0最強コラボ

2012年5月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

もう一度観たい! 豪華キャスト出演で 笑いとアクションが満載で、みんな一生懸命だから 面白い! 個人的に『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン(2011)』に求めていたのは これだったなと感じた演出でした。

言うまでもなく スーパーヒーローが揃いもそろった 本作品。 どのキャラクターが好きかという角度から入るも よし、ストーリーを追いながら 好きなシーンを見つけるのも よし。 特に 2人のキャラクターが絡むシーンや それぞれのリアクション(セリフ)の一つ一つに個性が反映されていて 笑いを誘ったり・スカッとします。
一番意外だったのか スカーレット・ヨハンソンの活躍。 『アイアンマン2』で見た時は アクション(スタント)処理が雑で、キャラクターにも魅力を感じえず 低評価しましたが 今回はかなり良かった! ブラック・ウィドウってキャラですけど、劇中は ナターシャ・ロマノフと呼ばれていました。 これからも応援したいキャラです。

一番ウケていたと思われるキャラは やっぱり『アイアンマン』のトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)。 身近に感じるという点と、常に皮肉とギャグで 口の悪さが目立つけれど頑張る中年男、カッコいい!

一番暴れていたのが 『ハルク』(マーク・ラファロ)。 一番冷静だったのが 『キャプテン・アメリカ』(クリス・エバンス)。 一番予測できない行動をしていたのが 『マイティー・ソー』(クリス・ヘムズワース)。 そしてホーク・アイ(ジェレミー・レナー)って どれくらい知名度があるキャラなのかな? まぁ いてくれて良かったです。

脇を固めるキャラクターも 強烈なインパクト残してます。 ヒーロー物なのに悪役でたくさん映ってた ロキ(『マイティー・ソー』の弟、トム・ヒドルストン)、セリフと表情の面白さがピカイチだった カールソン捜査官、そしてシールドの総責任者、ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)など。

細かい笑いを拾うには、それぞれの作品(『アイアンマン』、『マイティー・ソー』、『ハルク』、『キャプテン・アメリカ』)を復習しておくべきでしょうね。 更に言うなら コミックを読んでおく方がもっと笑えるし、もっと感動するのかな。 復習も コミックも無しで観たとしても、「ヒーローたちなんだ」と十分に理解できる内容なので、本作品を鑑賞してから 他をチェックするのもありですね(それだと やっぱりもう一度『アベンジャーズ』を観たくなると思います)。 マーべルコミックが大成功を収めた今、DCコミックがどう動くのかが 見ものです。

最強コラボが実現した『アベンジャーズ』、5月現時点で 私の今年イチオシ映画です。

P.S.余談ですが、カールソン捜査官を演じた クラーク・グレッグの奥さまは『ダーティ・ダンシング(1987)』で一世を風靡した ジェニファー・グレイだそうです。 ステキなカップル!

Blue