キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャーのレビュー・感想・評価
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戦火に生まれた最初のヒーローが現代に蘇る!
マーベルの新作「キャプテン・アメリカ︰ブレイブ・ニュー・ワールド」の公開が近づいてきたので、おさらいです。いつもは、関連作のみ見直すのですが、時間もあることから、マーベル映画を時系列で見ていきたいと思います。
先ずは、この映画、初代キャプテン・アメリカの誕生物語。
初めて映画館で観たときには「キャプテン・アメリカ」の知識も全くなくて、鑑賞自体も悩んだんですが、やっぱり、後のアベンジャーズに
繋がるからって事で、一応見よう位の気持ちでしたが、結構、楽しませてもらいました。
あんまりよく覚えてなくて、今回も楽しませてもらいました。
戦時中といっても、ヒトラーよりも化学部隊のヒドラ?っていうのがメインだし、昔の話にも関わらずレーザー光線みたいなのをバンバン撃ちまくる。 自分の苦手とする戦争ものとは、明らかに趣の違うもので、素直に楽しめました。
人体改造?までしてヒーローになったのに、宣伝部長扱いは、ホンっと切なかったろうな。
ただ、後半の部隊を率いて最前線に突っ込んでいくのはメチャカッコいい!コスチュームが目立つのはヒーローだから仕方ないか。
女性上官とのあまいロマンスもなかなか良かった。
【ネタバレ】
マーベルではおなじみのエンドロール後のオマケ映像。
公開時期の関係から、「アベンジャーズ」の予告編みたいになってました。本編以上に興奮したのを覚えてます。
変なところもあるけれど、私は好きです
視聴後、『アベンジャーズ』が楽しみになる。
主人公は、小柄で腕が細く、腕力も無く、運動神経が良いというわけでもないのに、相手の怒りを買うような発言をしたり、正義を振りかざすというのは無謀である。また、ケンカの訓練やトレーニングをする努力もせず、弱いことを自覚していながら勢いだけはあり、そういったところは感情移入し難い。
しかし、諦めない心と正義感、自己犠牲の精神は尊敬に値するし、見る目のある人と出会い、極秘実験で苦しみに耐えたことによって、強い體を手に入れたことが救いであり、メッセージ性を感じざるを得ない。
驚いたのは、70年前に活躍したヒーローが、現代のアベンジャーズのメンバーになる経緯。実にシンプルでベタで分かりやすかった。『マイティー・ソー』で、人間の肉体のエネルギーの消費に言及していたが、今作の主人公のエネルギー源は何だろう?そして排泄は?謎である。
国旗過ぎるコスチュームはダサいけど好き。戦闘機や兵器等のメカ類は格好良くて好き。世界征服を企むヒドラの赤いスカルヘッドのラスボスは何故あんな顔なのか、四角いエネルギーブロックは何なのか、盾は何故あれほど頑丈なのかなど、謎めいた部分が楽しさに拍車をかける。
ヒトラー越え、神の力を得たレッドスカル
ドイツのスパイがアースキン博士を殺す。
扱いが酷く、金儲けにショーで使われる。
恩人(バッキー)が捕虜になってるかもしれない基地に乗り込む。ヒドラに実験体じゃなく国民のヒーローが挑む。ヒドラもスティーブンと同じくアスキン博士の人体実験で肉体が強化されており最高傑作らしい。バッキー死亡。いろいろあってシュミットに勝利!苦渋の選択、スティーブは最初から肝が据わってる。
ラブストーリー色の強い作品
壮大な前フリ
前提として
・多分3回目。
・原作と思しきものは未読。
・『アイアンマン』~『マイティ・ソー』までのMCU作品は視聴済。
・ジョー・ジョンストンの他監督作品は未視聴。
本当に戦争映画を観ているような感じ。
MCUあるあるの"エンタメ"作品ではなく、"映画"を観ている感覚が強かった。その中でも戦争や歴史というジャンルのもの。
対比や暗喩などの表現が非常に多かったからだと思う。あと、アメリカとドイツの戦争であるため結果が分かり切っているのも影響している。
SSRとヒドラ、アメリカとドイツの戦争がメインであるため、時代背景や状況も分かりやすかった。非常に観やすい。
とはいえ基本は"エンタメ"。さらに言えばスティーブ・ロジャースの紹介映画である。
スティーブの精神性を描くシーンが非常に多く、ヒーローとしての素質が十二分にあるキャラクターなので、観ていて嫌になるシーンが無い。
ペギーとのいじらしい関係性や、バッキーやフィリップスとのクスッと来るやりとりも良い。
アースキン博士の影響力はもう少しあってもいい気がするけど、シュミットたちヒドラの面々が度々口に出しているので、丁度良いと言えば丁度良いか。
強いて言えば、愛国主義者のヒーロー=日本人の考える善人とはならないところ。嫌悪というよりも違和感に近い。まぁ、戦時中だし国も時代も違うので細かいことは置いておこう。
身体は貧弱だが精神が潔白な青年が、科学によって超人になっていく様相は、スパイダーマンに近いものを感じる。
大きな違いは、年齢と時代と、志願か事故か、といった部分だろうか。
キャプテン・アメリカの能力にも限界があるのが良い塩梅。あくまで一人の超人という枠でとどまっているため、仲間との協力が必須になる。
だからこそ、アクションやストーリーがまとまりやすい。仲間たちの活躍も観せられるしスタントのアクションも映える。アイアンマン、ハルク、ソーには無い要素だ。
SHIELDのエージェント(ブラックウィドウやホークアイ、コールソンなど)もカッコいいアクションを見せるが、キャップには盾がある。壊れない最強の防御力、軽くて投げやすくバウンドさせることもできる使いやすさ。キャップの計算で投げた後に手元に戻って来る様子がカッコいい。
さらに言えば作戦指揮力。もうこの時点で"キャプテン・アメリカ"というアイデンティティはほぼ確立している状態だ。キャラクターとしてしっかり個性が描かれている。
少々気になったのは、頭の良さがスティーブ由来なのか超人血清由来なのか分からないところ。まぁ、大事なところではないのでオタクの戯言だと思ってほしい。
スーパーソルジャーとしての活躍が世間に公表されてから、コミックの題材やエンタメスターになるという展開も面白い。そこから実力で周りを黙らせていくのも説得力と痛快さがあって尚良い。
ずーっと戦争映画を撮らされていたキャップが、戦地に赴いた途端に本当に映画みたいな作戦を何個も完遂していくところが良い。対比と皮肉めいた面白さを感じる。
あとVFXの進化が素晴らしい。
まずはスティーブの肉体変化。映像部門では間違いなくMVPの仕事だろう。あくまで素人目線ではあるのだが、このシーンの完成度が、この映画の面白さに大きく影響している。
さらにはテッセラクトのシーン。あの未知の物体がMCUとの繋がりだけでなく、これがただの戦争映画ではないことを分かりやすく示している。『アベンジャーズ』の直前に出す映画としては妥当なのだろう。
メイク部門ではあるがレッドスカル(シュミット)の頭部も非常に面白い。あの妙な生々しさ。映像だけでは出せないものだと思う。素晴らしい。
前二作の懸念点だった、『アベンジャーズ』への伏線やら準備やらにも尺を取られている感じがしない。
そもそもがSHIELD前任組織の話だったり、時代が違いすぎて持ってこれる設定が少なかったり等であえて入れる必要が無いのだろう。作品としてのクオリティに直結する部分だと思っているからちょっと嬉しかった。
だがこの作品、盛り上がりのピークが少々物足りない。良い意味では優等生的な作品なのかもしれない。
さらに言えば、最後のシーンで「この物語は全部『アベンジャーズ』への前フリでした」になってしまうのも惜しい。単体で楽しめるという意味でもあるが、観なくても良いという判断に陥りそうなのはなんだかモヤッとする。
インフィニティ・サーガの関連度はちょっと低く、"戦争映画×スーパーヒーロー"といった作品としてオススメできるかも。しかし、盛り上がりが物足りなかった。
そんな作品。
MCU第5作目‼️
記念すべきキャップのスクリーンデビュー作‼️多分そうですよね‼️まず舞台が第二次大戦中なのがイイですね‼️乗り物や兵器、銃器類に至るまでレトロ感が漂っていて、なんか観ていてホッとします‼️「遠い空の向こうに」のジョー・ジョンストン監督の演出は、盾を使ったアクションもオーソドックスで、アクションと言うよりも活劇ですよね‼️クリス・エバンスのキャップもホントにハマり役だし、ペギーのヘイリー・アトウェル、バッキーのセバスチャン・スタンの魅力も絶大‼️キャップとバッキーの友情、そしてキャップとペギーのロマンス‼️特にキャップとペギーの「約束のダンス」はMCUにおける重要なポイントになるので、そういう意味でもこの第一作目の存在価値はかなり高い‼️ただエンディングなどが次作にあたる「アベンジャーズ」にあまりにも直結した作りになっているので、一本の映画としての完成度はそこまで高くない‼️
スーツもダサいし盾が武器で地味
スーツもダサいし、盾が無いとずば抜けて強い訳じゃないから、他のヒーローと比べると地味な印象。性格は落ち着いていて優しそう。ヒーローの中で友達になるなら彼がイイ。
最後はどうせ彼女と再開してダンス踊るんでしょ?と思ってたから意外。起きたら70年後って切ないなぁ。
ちょっと終わり方に盛り上がりに欠ける
映画の始まり方はステレオタイプのアメコミで力のない人間が後天的能力で力を手に入れて正義のために戦う話で非常によかったがいまいち盛り上がりに欠ける終わり方で
アベンジャーズへ続くという終わり方でぽかーんです
キャプテン・アメリカ誕生
MARVEL・MCU作品5作目
「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(Captain America: The First Avenger(2011)」
2025年2月に「キャプテン・アメリカ/ブレイブ・ニュー・ワールド」が公開されるので
それまでには観ておかなくては……と観てみました。
キャプテン・アメリカはアメコミなどの画像で見た事がある程度です。
アメリカ!そのもののコスチュームですからね。
彼は目立ちます。
キャプテン・アメリカ誕生の話ですが
貧弱な身体のスティーブを見た時に
(……これが『キャプテン・アメリカ』?!)と疑問に思っていましたが
血清を投与+VITA-RAYを浴びてあんなにムッキムキのマッチョになるとは!
彼の見事な胸筋と腹筋から目が離せませんでした(笑)
それにしてもアイアンマンのトニー・スタークの父、
ハワード・スタークがこのプロジェクトに関与していたとは。
だから、「アイアンマン2」のトニーの家に
キャプテン・アメリカの持っているシールドらしきものがあったんですね。
思わぬところで繋がっているところが、面白いところです。
マスコット的扱いだったスティーブでしたが
親友のバッキーが所属している部隊を助けるために
ヒドラノ秘密基地へと潜入し、仲間を救い出すところ、
列車へ潜入するところ、
爆撃機で逃げようとしたヨハン・シュミットを追って戦うところ、
全てがカッコいいです。
シールドを投擲のように投げて戦うスタイル、ある意味斬新でしたね。
余談ですが……
キャプテン・アメリカのスーツのマスクが
テレビシリーズの「ザ・フラッシュ」のマスクと被ってしまって……。
色は違いますがそっくりなんですよね。
アクションあってロマンスあって勝利するやつ
典型的スーパーヒーローもの。
特殊な血清によりスーパーパワーを手に入れる。
敵はコズミックキューブというエネルギー体を使い兵器に利用している。
わしゃがな から来ました
ホットトイズの知識だけはあったので
ムキムキのガタイの良い男から
中村悠一の声がして盾を持って戦うんだ…!と
ワクワクしながら再生したら
ガリガリのちいちぇやつから
中村悠一の声がして「…え?」になった。
時系列があまりわからず、
世界観に馴染めなかったのもあり
作品に浸かることができなかった。
最後まで見ることで、時系列は理解したが、
アイアンマン視聴から期間が開いていたのもあり、「このスタークはだれ…?」となって終わった。
↑他の方のレビューを見て解決した
(助かりました)
アイアンマン→ハルクと画的にインパクトが
強かっただけに今作は あっさりな印象。
ヒーロー?なりたきゃなればいいじゃん!と
思っていたが、今作を見て考えは変わった。
正義感だけではヒーローになれないし、
体格に恵まれていても 正義感がなくては
ヒーローになれないことを知った。
大義に生きるヒーロー
ヒーローとは肉体的な強さだけではなく、良き事をなす強さが必要。
アメリカのナショナリズムを体現したようなキャラクターだが、ただそれだけではない強さの描き方が共感を持てるやつになっている。
手榴弾が投げ込まれた時、自分の体を張って爆発を防ごうとする利他的行為。まさに大義のために生きる人だ。
しかし、だからこそ自分のために生きる事を捨てなければならない。その葛藤に生きる悩めるヒーローなのが彼だ。
ヒーローは単純に強さだけではなく、自分たちの悩みの体現でもあるのだなと感じる。わかりやすく単純なヒーローではあるが、奥深くもある。
武器は最強の盾なのも面白い。
アメリカのナショナリズムの象徴でもあるヒーローの武器は盾である。軍事力とは盾のように見える武器であるという皮肉にさえ見える。これは単なる深読みでしかないけど。
先にエンドゲームを観たのですが
ガーディアンズシリーズどハマりして、今更マーベルシリーズを1から観ております笑笑
アイアンマンとかスパイダーマンは観てましたが、キャプテンアメリカはスーパーマンとずっと勘違いしてまして(^◇^;)
最近違いがわかったほどの知識。
アベンジャーズシリーズ4つを先に観てるから、キャプテンアメリカの過去は全然知らなかったのですが、この作品でキャプテンアメリカめっちゃ好きになりました!
アベンジャーズインフィニティウォーの時にアベンジャーズのメンバーがみんなでソーのハンマーを持ち上げようとして、持ち上がらず、キャプテンアメリカも試すシーンがありましたが。
あの時から、何この謙虚なヒーロー!
めっちゃ好き!!ってなり
エンドゲームでさらに好きになって、今作でダメ押しでした!!
優しさと謙虚さと純粋さが合わさった、ヒーローの理想のようなキャプテンアメリカ!
エンドゲームのラストの感動は今作を見た方が
より深いものになる事間違い無いですね!
マーベルシリーズを堪能するには外せない1作でした!
永久保存版🙆♂️
泳げるよ!奴を追って!
天才科学者、化け物、神、と人間離れしている者がヒーローとなっていたが、本作はか弱きものが世界を救うヒーローとなるため、共感度は群を抜いている。1番人間味があって、めちゃくちゃ応援したくなるのはキャプテン・アメリカであり、そこが彼が愛される理由だろう。
ただ、ヒーロー映画というよりも戦争映画。
登場人物全員魅力溢れているのはすごくいいんだけど、見たいものとは少し違う気がする。キングスマン3を見た時と同じ感情。いや、これはこれでいいけど、なんか違うよな、みたいな。本作を見て思ったのは、MARVE作品って、監督の色がすごく出るなと。だから、ケネス・ブラナーのマイティ・ソーが自分はハマったのかな?
クリス・ヘムズワースもカッコよかったけど、クリス・エヴァンスのイケメン度は半端じゃない。分かりやすくカッコよく、分かりやすくみんなのヒーロー。でも、彼以上に川に落とされた少年がカッコよかった。助けて!じゃなくて、泳げるよ!って、この子の将来が楽しみだよ。ジョー・ジョンストン監督の、描きの細やかさが所々で垣間見えました。
ハルク同様、敵キャラに面白みがないのは欠点。悪に溢れてそうで、そうでも無い感じが歯がゆい。だけど、作風と重厚感はレベチ。すごくしっかり作り込まれているし、アメリカ映画らしいいい作品であることは間違いない。もうちょいエンタメ性があればな。アベンジャーズになる男の前日譚という感じが強く、単独作品感は薄い。まぁ、これから期待だね。
これぞ、ヒーロームービー!
盾、万能過ぎ
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