「Shall possess the power of Thor. MCU第4弾は王道中の王道!」マイティ・ソー アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
Shall possess the power of Thor. MCU第4弾は王道中の王道!
アイアンマン、キャプテン・アメリカと並ぶ、いわゆる「マーベル・ビック3」の一角ソーを、シェークスピア俳優兼監督のケネス・ブラナー監督で実写化です。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)では4作目にあたります。まぁ、観なくてもストーリーが想像できる王道中の王道なので捻った感じが好きな人にはイマイチかもしれませんが、個人的には満足でした。
よくよく考えれば異次元人の襲来という大事ををアメリカの片田舎で済ませちゃう小並感。意外と田舎狙ってくる作品って少ないのではないでしょうか?田舎にアスガルド人がやってきてコスプレ大会になってるのが楽しい。
もともとオーストラリア人のクリス・ヘムズワース、一応神様なんだけど気のいい兄ちゃんという感じがとっても似合います。脳筋なんで直ぐにロキに騙されちゃう所がまた良い。トム・ヒドルストンのイヤらしいロキも良かったですね。絶対粘着系やわ。ナタリー・ポートマンのジェーンも相変わらず美人で可愛かったですが、やっぱりカット・デニングス演じるダーシーでしょう!ちょっとトボけた感じが最高です。ムニョムニョ~。
ジェレミー・レナーのホークアイは元々登場予定なかったみたいなのですが(だからソーとは一緒の画面に映ってない)、後に付け加えた事でMCUの繋がり感が出て英断だったと思われます。
尚、原作アメコミのソーは通常地球では人間に憑依してて、何かあった時にソーに戻るという設定なのですが、その憑依している人間の名前が「ドナルド・ブレイク」。そう、セルヴィグ博士がソーをシールドから引き取る時に使った偽名です。こういったアメコミファンにわかるネタが含まれてると思わずニヤニヤしてしまいます。
恐らくMCUの中では一番王道でコメディ色の強いマイティ・ソー。成長しても何だかんだでこのまま脳筋キャラで突き進んでもらいたい物です。さぁ、お次は「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」だ!!
再鑑賞履歴
2022/7/4