ヒックとドラゴンのレビュー・感想・評価
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【”僕は、皆とは違う!”心優しきバイキングの少年と最強のドラゴン、トゥースとの友情。バイキングのリーダーである父との絆や、少年がバイキング達のドラゴンに対する認識を変える様を描いたファンタジー映画。】
ー 今作は、酷暑と夏休みの宿題で疲れているお子さんと、冷房の効いた部屋で一緒に鑑賞しても良いかと思う、大切な事を沢山盛り込んだ良作ファンタジーだと、私は思っている作品です。-
◆感想・・、に余りなってません。内容は、レビュータイトルに記した通りです。
・私事で恐縮であるが、今作は幼かった息子と映画館で観た作品である。”どーせ、子供向けだろ!”と思いながら映画館に行った訳であるが、余りの面白さと感動に後半は親子共々大スクリーンに食い入るように観た作品である。
・ヒックが、バイキングのリーダーである父のストイックの”強いバイキングの男になって欲しい。”と言う思いとは裏腹に、傷ついたトゥースに止めをさせずに、徐々に心を通わせていく様が、とても良い。
本当の強さとは何であるかを、示しているシーンだと思う。
・後半の、圧倒的なスピード感あふれるトゥースがヒックとアスティを背に乗せ、大空を飛ぶシーンや、ストイックが片足を失いながらも、意志を貫いた息子ヒックに詫び、今までのドラゴンたちに対する認識を変える姿も良い。
・当然の如く、今作が終わり、客電が灯った際に息子は涙ぐんでおり、私も彼にハンカチを渡しつつ、自分も感動を隠し切れなかったモノである。
<今作は、人間の優しさをベースにした本当の強さや、親子の関係性の変遷を、美しいアニメーションで描き出した作品である。>
■独り言
・今作公開が、2010年かあ。
小さくて、優しかった息子が、立派な青年になり、私がオジサンになる訳である。
<遠い眼・・。>
彼から、夏季連休に帰省する連絡が入った。
春先から、事情により禁酒を強いられていたが、医者から”全快です。”と言われた事だし、子供達が帰省したら、一杯飲もうと思っている。
美味い酒になりそうである。
こういう映画、大好きです❤
テレビで放送されていたのを見ました!
なので吹き替えだったので、最初ちょっと入り込めなかったんですが、
トゥースがヒックに慣れ始めてきた頃から、どんどんハマっちゃって♪
トゥースがかわいくって、かわいくって❤
他のドラゴンも絵がかわいいんですよね!
とってもラブリー❤
気に入りました★
素晴らしい作品
最後まで素晴らしい作品でした。
物語の中心になるドラゴンの能力それぞれに限定や弱点を設けたのがとても良かったです。先人たちが、天敵であるドラゴンと闘いながら得た多くのドラゴンの情報を本に記しており、それを照らし合わせながら主人公含めたキャラクターたちがそれぞれの個性や能力を活かしながら戦う様は本当に感動します。
最後のシーンも挑戦に伴うリスクとそれによって得られるものに対しての監督の考えが伝わる演出となっており、観賞後も色々と考えさせられます。
映画から監督の視点や価値観が伝わるのは個人的に嬉しいですし、鑑賞してよかったと感じます。
監督はリロ・アンド・スティッチのメガホンを取られた方。続編も観てみようと思いました。名作です。
夢の詰まった物語
子供心を魅了してやまないドラゴンが物語の主役のファンタジーで、タイトルからでも主人公と思われる人間とドラゴンとの友情を描いた作品だというのがよくわかる。しかし、そんな僕の高揚感は冒頭で折れてしまう。世界観はドラゴンのいるファンタジーではあるのだが、なんとドラゴンは人類の天敵として位置づけられていて、村人はみんなドラゴンを殺すことが当然とばかりに僕の思っていた友情の感動ストーリーとは全く違っていて度肝を抜かれた。そんな殺伐とした世界観にあてられた主人公もやはりドラゴンを殺したくてうずうずしている人間の一人で、これはポップなデザインのアニメ映画に似合わず相当にバイオレンスな展開になるのではないかと別の期待も膨れ上がってきたところで主人公がドラゴンと遭遇。キターっ!と声を上げそうになるほどに興奮しましたね。主人公は罠に捕らえられた無力なドラゴンをその気になれば容易に殺すことが出来る。それなのに主人公はドラゴンを殺すことが出来なかった。それから主人公はドラゴンを殺すことを考えなくなり、助けたドラゴンと友情を育んでいくといった展開になりました。アクションシーンも盛り上がりも盛大で息を飲んで見入っていました。ドラゴン狩りの筆頭でもあった父との和解も実現出来て、本当にハッピーエンドだなぁと感動しました。
面白い作品でしたが、原作と違いすぎるところが気になりました。 原作...
面白い作品でしたが、原作と違いすぎるところが気になりました。
原作では、ヒックが説得する前から、バイキングとドラゴンは共存していますし、そもそもヒックのドラゴンの名前は『トゥース』ではなく『トゥースレス』でした。
原作が好きなものとしては、少々がっかりしました。
でも、映画自体はとても面白い内容でしたので、『ヒックとドラゴン』の映画化ではなく、全くの別物としてだした方がよかったのではないかと思いました。
優しさと理解
東京国際映画祭での3を鑑賞予定のため初めて鑑賞。
ドリームワークスが製作だけどどことなくディズニー映画のような優しさがあるなと思ったら監督がリロアンドスティッチと同じ方だった。
内容は至ってシンプル。ドラゴンは悪だと決めつけ狩る事で生活を守ってきた人間。その考えに誰も疑問に思うことなく過ごしている。
ヒックもまたその一人だったが、ある日ドラゴンと遭遇した。しかし彼から溢れでる優しさが狩る事よりも理解をしようとした行動に出て、ドラゴンと心を通わせ友達になる。
もちろんヒックは肉体的に弱かったが故の行動かもしれないが、それが理解へと繋がるわけだ。
そこからヒックはドラゴンの特性を学びさらに理解を深め次第にどんなドラゴンも心を通わせることができるようになる。
途中でドラゴンに理解を示すことを人間からは理解を得られず罰を受けてしまうが、最後は相棒のドラゴン、トゥースと手を組み人間を守ることで理解され村全体がドラゴンと共存していくことで終わる。
最後はヒックは敵のドラゴンと戦った際に足を失い義足となってしまうのだが、そこは心痛んだ。
やはり改革にはなにか犠牲がつきものといった現実性を突きつけられた。
人の固定観念というのは時として非常に愚かなものだと改めて感じさせられる。悪と決めつけていた存在が本来理解しあえる仲間、友になりえる存在なのは非常に愚かな固定観念である。
時代が変わればいろんな固定観念、価値観は今とは逆になり得ることもあるだろう。
柔軟な心と優しさ、異なるものへの理解を育むことがこれからの時代を生きるには大切なんだと改めて感じさせてくれる。
極めて心が温まる、優しい作品であった。
超王道のストーリーに完敗
ヒクドラ。このタイミングで初視聴。
力こそすべての一族で、ガリガリ、冴えない主人公が仲間のピンチを救う超王道のストーリー。
彼はひとりでは何もできない。でも、ドラゴンの力を得ることで誰よりも頼れる戦士となる。
いわばドラえもんですよね。非力なのび太がドラえもんの力を借りながら、勇気を振り絞り強大な敵を打ち砕く。
細かい疑問がないわけではないです。でもそれは不満というよりは、この魅力的な映画をもっと細部まで知りたい、という感情に近い。
この部分ってこうだったんですか?ここがもうちょっと知りたかったんですけど実際どうなんですか?
聞いてみたいし、まだ未視聴の続編で明らかになる部分もあるのかも・・・。
いや~!リアルタイムで見とけば良かったな~!
アニメと言ったらPIXERくらいの安直な発想でおりましたが、これからはDREAM WORKSもちゃんと追っかけます!
最後に音楽が最高!!これはマジ。
ヒックのドラゴンに対しての話し方がお母さんみたいで可愛い
だんだんヒックに心を開き懐いていくトゥースが人種を超えた親友のようで素敵
トゥース(ドラゴン達)猫みたいで可愛い
敵対してたドラゴンと人間が共存していく感動物語
面白いの一言!
とても胸が熱くなる!素晴らしい作品でした!
敵同士であるドラゴンと少年の交流を描いたこの作品。とてもシンプルな物語でありながらその中に内在するテーマには深みがありました。テンポもよく、冒頭でのドラゴン襲撃シーンの状況説明(どのような世界観で、登場人物は誰なのか等)もヒックのナレーションと相まってすんなり入ってきました!素晴らしい‼
また、この作品を見て感じたのは偏見というものは人の目を曇らせてしまうということ。
ドラゴンは本来、知性のある、優しい生き物。しかし島の人々はそうは思っていません。ドラゴンは凶暴な生き物だと思い込み(島を襲われれば当然ですが笑)本来の姿を見ようとしないのです。そのような偏った見方と言うものは現代社会を生きる私達にも通じるものがあるのではないでしょうか?
そんな中、描かれるヒックとトゥースの絆!ワクワクしないわけがない!特にお気に入りのシーンは初めてヒックがトゥースに手を触れるシーンです。嬉しさのあまり思わず笑みが溢れてしまいました。
そしてそんな一人と一頭の絆が島全体を変えていくのです。
ラストの足の欠損に関しては正直驚きましたが、切なくも良い終わらせ方だなぁと思いました。これからはヒックとトゥースがお互いに支え合って生きていく。そんな印象を受けるラストでした。
素晴らしい作品に出会えたと思います。劇場で見なかったこと、とても後悔しています。
おもしろい!
ストーリーが無駄なく展開されて面白かった!ドラゴンが猫みたいでかわいかったです。ヒックがゆっくりゆっくりドラゴンと心を通わせるのに対して、他の仲間が距離近づく早いなとは思いましたが、クライマックスに向けての加速ってことでよしですかね。ラストの落ちもよかったと思います。
可愛い!感動!だけじゃない良さ
昔DVDで観たがひさしぶりに再レンタル
しっぽが欠け飛べないトゥースとバイキングの世界の中で落ちこぼれのヒックが出会い徐々に距離が縮まっていく様が本当に良かった。
父との関係性の変化もいい。
困難を乗り越え心の欠けがなくなった主人公が最終的に肉体的な欠損をもって終わりとする苦さも良かった。
そしてなによりドラゴンがかわいい!仕草が、表情が、本当に生き生きしていてかわいい。
残念なのは最後のモノローグ。害虫pestsとペットをかけているとはいえ、日本語だとあまりに合わなさすぎるので-★1個
さんざん相棒相棒言ってたんだから別に相棒でいいのに
2の日本公開するといいですね!
ネット署名も行っているようです。
怖さを可愛く
ドラゴンという怖い生き物を、最初は脅威として、どんどん愛くるしく、可笑しく見せているのはさすが。
主人公が足を無くしてしまうわけだけど、それをせびれ?を無くしたドラゴンと同士になれた、って終わりは子供向けなのに面白いな。と思った。
燃える
トゥースはドラゴンというより猫。
故に甘えてくる姿が愛らしい。
トカゲ由来のドラゴンにすりすりされてもね。
ヒックは優しいが気弱で貧弱。
村は男らしい男が尊ばれるバイキングの世界。
そこでヒックは周囲から馬鹿にされ続ける。
しかしヒックには誰にも持ってない強さがあった。
敵を助ける強さ。
ここから始まる快進撃。
燃えない筈がない。
ありきたりって言ったらそうなのかもだがストーリーの組み立てやテンポ感、それに絵の美しさが相まったら最高になるに決まってる。
美しいと言えばヒックがアスティをトゥースに乗せるシーンは迂闊にも涙腺を刺激されてしまった。
劇場で3Dで見たかった。
ラストでヒックが激闘の末代償を受けてしまうのにも好感が持てた。
ストーリーに深みが出る。
映画を初めて見るような子供に見せるのに適切な作品なのではないだろうか。
映画史に残る傑作
物語の進行上不可欠な要素の説明はテキパキと、それでいて説明臭くなくスムーズになされていきます。まさに快適そのもの。安心して物語世界に没入できます。すべてのエンターテイメントに関わるクリエイターに見習ってほしいほど。
主人公とドラゴンの出会い、心を通わせる食事のシーン。そしてあの大迫力の飛翔シーン。
どれをとっても映画史に残る名場面と言えるでしょう。
ただひとつだけ気になったことが。主人公の部族が戦うことしか能がない強要のないバイキングである理由。
「なんでドラゴンと戦ってるんだ。逃げればいいだろ」というツッコミに対抗する予防線にすぎないと思っていて見ていたのですが。
主人公のピュアさ、清純さ。他の部族民の野蛮さがしつこいほど描かれ次第に鼻につくように
「大人の男たちは皆頭が悪くて野蛮で下品で虐待的。脳みそなんてありゃしない。
でも動物ちゃんと私のかわいいボウヤ(主人公)だけはお利口さんで愛にあふれているの」
そんな作者の考えかたがにじみでてくるようでした。
調べてみると原作者様はやはり女性とのこと。
その点で一点減点とさせて頂きました。そう言う作者の歪んだ偏見が投影されていなければ手放しでほめたい作品であり、必見の映画ということは間違いないでしょう。
良質のエンターテイメントであると断言します。
よくできた空を飛ぶCGアニメ
バイキングの少年ヒックとドラゴンの、友情と冒険のCGアニメーション。
重厚なバイキングの村の様子や様々な姿かたちをした楽しいドラゴンたち、そしてヒックがドラゴンの背に乗り目にする美しい自然...キャラクターデザインや世界観がとってもよくできていてその美しさ楽しさはため息もの。
ヒックがドラゴンとともに空を駆けるそのスピード感、疾走感、爽快感も観ているこっちまで伝わってきて迫力。
ビジュアル面では申し分なし...でもストーリーが少し単純すぎたかな?
弱虫な主人公で村長の父親は村の英雄であり、父と息子の関係がうまくいっていない設定がありきたり。少年がドラゴンと出会うことで村を救い、最後は父と和解、憧れの女の子ともうまくいくのもお約束の展開でキャラクターにも深みはナシ。
ラストとってつけたように主人公は片足を失うけど、それに対する主人公の感情も特に感じられず。制作者側の伝えたいメッセージは何となく感じられたけど、キャラクターに感情移入できない分表面的にしか伝わらなかった。
迫力と感動☆
ヒックとドラゴンの友情、
ヒックとお父さんの家族愛…。
想像以上に良かったです。
終盤、まさかお父さんがドラゴンを助けに行くと思わなかったので、その場面で思わず涙してしまいました…。
そして、ドラゴンの翼の中にヒックが助けられた場面にも涙。涙。
迫力ある映像とストーリーに最後までドキドキハラハラしました!
あのドラゴンも表情が可愛らしくスティッチを思い出しました。
最近、自宅で旧作ドラえもんの長編映画ばかり観ていたのもあり(笑)、ヒックと、劇場版ののび太が重なる感じもありました。
思い遣りや優しさ、勇気ある行動等…(←勿論、ヒックにはドラえもん的な存在は居りません)
しかし、主人は、ヒックの動きや喋り方、軽い感じが『バックトゥーザフューチャー』のマイケルJフォックス(←マーフィー)に似てた、と。
あ、確かに似てるかも!と思いました。
小さなお子様連れの隣に座っていらしたお母さんが、身を乗り出して、『おぉ〜』とか『わぁ〜』『あぁ〜』と興奮されていたので、(私も同じ場面で同じ様な興奮を心の中でしていました)
大人でも充分に楽しめる作品だと思います。
もしかすると、私が子供の時に、この作品を観たら迫力有りすぎてちょっぴり怖いかもしれません…。
しかし大人も子供もファミリーで楽しめる作品だと思います☆
愛も魚も半分こ。
あちらでは軒並み1位の大ヒット作だったので、
どんなんだろう~と楽しみにしていた。
ストーリー的には特に変わった話ではないな、と
思ったら児童文学が元になっているらしい。
ひ弱な少年とドラゴンの育む友情をベースに、
愛は生物を救う…という壮大な物語に仕上げた。
その島ではバイキングとドラゴンの合戦が長く続き、
バイキングの種族として生まれた子供たちは、
幼い頃から闘いについての訓練を強いられていた。
族頭の息子でありながらひ弱で闘いの才能に欠ける
主人公のヒックは、それでも父親に認められたいと
日夜ドラゴンを撃墜する道具を拵え、実践していた。
やっとのことでその罠にドラゴンがかかったのだが、
彼には止めを刺すことが出来ない。それはなぜか…。
冒頭からヒックの語りで延々と語られる歴史と現在。
あ~この子は今でいう「草食男子か?」と思われる^^;
頭脳は明晰、研究意欲も発明の才能もある、ただ、
彼にいちばん備わって欲しい(戦闘的な)能力がない。
そもそも観ている私たちも、なぜこんなに長い間、
ドラゴンと人間たちが争っているのかが分からない。
遣られたら遣り返す。のごとく、意味のない闘いを
繰り広げているにすぎないことをヒックは感じている。
では彼は、臆病ものなのか?というとそうではない。
ドラゴンに止めをさせなかった理由を彼は自問する。
たったひとりでドラゴンの傷を癒し、餌を与え、他の
バイキングには悟られないように彼らの習性を学ぶ。
そして実践。冷静で的確な行動力には頭が下がる。
もはや自分にとっての敵ではない。と考えるヒックを、
トゥースと名付けられたドラゴンは察知し懐いていく。
ここまでの丁寧な描写が本当に素晴らしい。
言葉で理解し合えない人間と動物が互いを許容する
までのプロセスを相互行動でリアルに表現してくる。
ちなみに虫の言葉を理解する女の子は登場しない(爆)
分かり合えない同士なら、闘うしか方法はないのか?
いやいや、手懐けるという方法があるぞ^^;という本作。
勝ち負けにこだわらない生き方をするバイキングなど
存在しないだろうが、相手を封じ込める力が腕力だけ
ではないことを証明してみせたのが新しい試みと思う。
また、喧嘩両成敗ではないが、ヒックが迎える闘後の
運命には、従来の子供アニメを超えたほろ苦さが残る。
キャラも声優陣も申し分ないが、映像面もスゴイらしい。
私は2Dで観たので3Dの効力は分からないが^^;
ドラゴンにまたがり飛躍するスリルとスピード感溢れる
映像は、ゲーム世代の子供たちの目にも楽しく映りそう。
第二のアバターかぁ。なるほどねぇ^^;
(まんまる目のトゥースは可愛すぎてドラゴンに見えず^^;)
妻が一言、「ドラゴンに乗りたい」と。。。(汗)
久しぶりに期待を良い意味で期待を裏切られました。
お話の進み方は、とにかく軽快。
空飛ぶシーンや、戦いのシーンは、かなり爽快。
登場キャラクターは、なんとなく愉快。
ドラゴンを殺せー!なんてセリフでは言ってますが、残忍な描写はほぼなし。
子供達の訓練シーンなんかは、むしろユーモアがあってコントみたいです。
中盤にでてくるヒックとドラゴンが一緒に空を飛び回るシーンは、かなりの爽快感!
実際に乗れたなら、かなり気分がいいだろうな。。。
テンポの良い展開に、ヒックとドラゴンの心の交流をのせて進む手堅い物語も、
ラストに向かっては、え、、、そんなんおっきいの登場されますの・・・的なサプライズもあり、
冒険的な興奮もかなり味わえますw
確たる期待はなかったのに、観終わったあとは静かーに興奮してた自分にびっくり。
一緒に観ていたカミさんも予想以上に楽しめた模様。
この歳になって、アニメでこんなに楽しめるとはちょっと驚きでした。
ジャンルはちょっと違うけど、子供の頃にみたグーニーズって映画の興奮を思い出したのは僕だけだろうか。。。
子供と一緒に観に行くも良しですが、大人も絶対楽しめる作品だと思います。
ヒックのキャラクターも親しみがわくし、他の脇役のキャラ設定もしっかりしてる。
バイキングやドラゴンの描写も、なかなか細かいところまで魅せてくれます。
最近良く見かける、あいまいなストーリテリングの歯切れの悪ーい物語なんかより、
これくらい王道をいく、判りやすいファンタジーはとても清々しい。
続編はすでに決まったみたいなので、今から楽しみです。
主要メンバーの冒険譚はもちろん、サブキャラクターのスピンオフ作品も観てみたいかもw
あまり国内では話題になってない感じですが、
アニメ作品に抵抗の無い方、コレはお薦めですよー。
リロ&スティッチのような人気キャラになるのは間違いない。
期待どおり前評判通りの作品です。
黒いドラゴンは、夜の闇に紛れて、高速で飛翔し、ドラゴンと戦いつづけてきたバイキングたちにも、正体不明で恐れられる存在。
でも、実際は…ウナギイヌに蝙蝠の翼を生やしたような感じで(ヒックとの交流で重要な部分なのだが、シッポもウナギイヌとそっくり)、敏捷な動きから黒猫にも見える。
丸い大きな目玉に左右に裂けた口と、子供がすぐに描けそうなシンプルな顔なのだが、舌を出して愛嬌のある顔をしてみたり、怒ったときは瞳が猫のように変わって凶暴さを表すなど、喜怒哀楽の表情が豊かでかわいい。
人間の気持ちを察して行動するなど、知性も持ってる。
リロ&スティッチのような人気キャラになるのは間違いない。監督も同じですから。
気弱で周りからは少し小バカにされてる少年ヒックだが、傷ついたドラゴンとの密かな交流の副産物で注目される存在になっていくものの、それはヒックが望むことではなかった。
ヒックとドラゴンが少しづつ分かり合う様子がちゃんと描かれるし、アバターではわりとあっさりドラゴンを乗りこなしていたのに対し、空で自由に操れるようになるまでの過程を丁寧に追っているのもいい。
少年とドラゴンの友情物語の他に、偉大な父親を持ってしまったことでの息子と父の葛藤の話も加わる。
映画では、ドラゴンとバイキングたちの関係について原作とはちがう設定にしていたのが、最後は原作に沿う形に戻してる。
原作は全8巻あるということで、もちろんシリーズ化を考えてのことだと思う。
(ここからネタバレ)
ラストをああしたのも、もちろん続編を考えてのことと思います。体の一部をなくしたもの同士、互いに補い合っていく。
トゥースも人口の尾羽根は、自由に動かせず、ヒックを乗せて操作を任せたときの方が本来の力を発揮できる。
それに、ヒックは器用ですから、自分のアレも鋼の錬金術師のようなモノを作ってしまうのではないかな。
それと、もともとトゥースがああなったのは、ヒックのせいでしたから、ヒックのあれはその贖罪の意味もあるのかもしれない。
どちらにしろ、あれには深い意味が込められていたと思います。ただ、子供にはわかりづらいかな。
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