劇場公開日 2010年8月7日

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「子どもであろうとも夢の代償を払う必要があると残酷な現実をつきつけるほろ苦いラスト」ヒックとドラゴン(2010) minavoさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 子どもであろうとも夢の代償を払う必要があると残酷な現実をつきつけるほろ苦いラスト

2025年10月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

公開時に鑑賞。初めて観た時に衝撃を受けて一週間以内に3回は観に行った。

トゥース、トゥースレス問題は置いておいて、とにかくドラゴンの飛翔シーンの表現は何物にも変え難い感動を与えてくれる。

アバターの飛翔シーンも初めて見たとき興奮したけど、ドラゴンに乗るって体験をさせてくれる。

でも、本作が大人の心を揺さぶる傑作になったのは、やはりあのラストカットだと確信する。

子どもであろうとも夢の代償を払う必要があると残酷な現実をつきつけるほろ苦いラスト。

だが、少年の顔はその現実を受け入れ、はにかんでいるようだ。

その高潔さに感動し、勇気を持って課題に立ち向かうことの尊さ、そして自己犠牲をものともせず逞しく生き抜くことの大切さを感じられる。

minavo
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