「「アバター」を上回る興奮と感動」ヒックとドラゴン ダース平太さんの映画レビュー(感想・評価)
「アバター」を上回る興奮と感動
オードリーを起用した宣伝展開がまったくイケていなかったのと、ポスタービジュアルのドラゴンが、ちっとも可愛くなかったので、観る気がまったくなかったのだけど、Twitter上に絶賛評があふれていたので鑑賞してみたら・・・素晴らしい作品じゃないか!
はっきり言って、冗長な「アバター」を上回る興奮と感動がある。特に主人公のヒックがドラゴンに乗って空を飛び回る描写は、「アバター」の主人公が空を滑空するシーンを上回ると言っても過言ではない素晴らしさ。また、最初はドラゴンを敵としてしか見なしていなかった人間の子どもたちとドラゴンが、少しずつ距離を縮めて行く様子を丁寧に描いた脚本が秀逸。という事で、未見の方はぜひご覧下さい!
なお、主人公が仲良くなるドラゴンの名前“トゥースレス=歯なし”を、オードリーを起用したがためだけに、“トゥース”に変更したパラマウントの罪は重い。
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