ヒックとドラゴン(2010)のレビュー・感想・評価
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飛翔シーンの伸びやかな感動が最高
少年の成長ストーリーとして王道であり、ラストに待ち受ける勝利と喪失に心をかきむしられる。ディズニー作品とは違って、全てがハッピーエンドとはならないほろ苦さがこのシリーズの魅力。そのほろ苦さは原作にはないが、ディーン・デュボア監督の見事な味付けだ。
ドラゴンの飛翔シーンの伸びやかな感動は宮崎駿の映画の影響を感じさせる。内気な少年が、皆とは違うやり方でドラゴンとの共生する道を見つけ、父との葛藤を経て成長する。通過儀礼ものとしてこの上なくよく出来ている。
この作品は、実写撮影監督のロジャー・ディーキンスがビジュアルコンサルタントとして参加しているのも興味深い。カメラワークが極めて実写映画的というか、アニメーションならではの飛躍をあえて抑制していることで、リアリティを獲得して没入感を高めている。アニメーション作品であるが、実写映画的な身体感覚とリズム感のある作品なので、アニメ―ションを普段見ない人もこの作品は楽しめるんじゃないだろうか。
ドリームワークスを代表するド傑作
実写版映画を見たあとに
今上映中の実写版と比較
ペットはドラゴン‼️
実写版を観る前の復習を兼ねた再見‼️実写版が超えてる事はまずないと思わせてくれるほど、このアニメ版は傑作‼️バイキングとドラゴンが争いを繰り広げている世界を舞台にした、これは「ロミオとジュリエット」ですね‼️まぁラブ・ストーリーではなく、描かれるのはバイキングの少年ヒックと傷ついたドラゴンの出会いと友情‼️原作とは違って、ヒックとドラゴンの会話ができないようにしたため、両者の間に信頼関係が生まれるまでの過程がホントに丁寧に描かれていて微笑ましい‼️全身美しいブラック・ボディのドラゴン、"ナイト・フューリー" のトゥースのデザインがカッコ良く、眼をクリクリさせる仕草がなんとも可愛らしい‼️ヒックが作った翼のワンポイントのカッコ良さ‼️そんなトゥースにヒックが乗って飛翔するシーンの爽快なダイナミズムは、明らかに宮崎アニメの影響を受けた素晴らしさで、「アバター」より遥かに良く出来てると思う‼️そして一人のバイキングとしてのヒックの成長と、偉大なバイキングである父との親子愛を盛り込んだ物語展開もホントに胸アツな傑作アニメーション‼️3Dで
観たかったなぁ‼️
見やすい作品
「空を自由に飛びたいな」「ハーイ。ナイトフューリー!」
原作はイギリスの児童文学作家クレシダ・コーウェルの『How to Train Your Dragon(君のドラゴン訓練法)』
【ストーリー】
バイキングたちが生きる古代の豊かな海。
そこに浮かぶバーク島では日夜、人間とドラゴンがたがいの生存をかけて、衝突していた。
バイキングたちはドラゴンとの戦いにそなえ、子どもたちを訓練していた。
ヒックはバイキングの王の一人息子だったが、生来の優しい気質から勇猛な戦士たちにはくわわれず、"鍛治"手伝いにかり出されていた。
闇夜を攻めこんでくるドラゴン、その中でも一等目立っているのが最速最強のドラゴン・ナイトフューリー。
腕力も胆力も人なみのヒックだが、アイデア豊かで工作も得意。
対ドラゴン用ネットをナイトフューリーに食らわせるが、乱戦でだれもヒックの活躍を見ていなかった。
翌日、ナイトフューリーが落ちた裏山を一人でさがすと、ケガをしたナイトフューリーが、窪地から出られなくなっていた。
見ると尾羽が片方、なくなっている。
ヒックはナイトフューリーを手なずけ、「トゥース(トゥースレス)」と名づけて、木と布で尾羽を作ってやる。
お礼のつもりか、トゥースはヒックを背中に乗せて、大空を存分に飛びまわる。
ヒックは知った。
広い大海原と空、色彩豊かな世界を。
——そしてドラゴンの、美しさと優しさを。
最高かよ。
あなたは最高よ(テレサ・テスタロッサ)。
もうね、一発で好きになりました。
自分がドリームワークスで一番好きなのが、この『ヒックとドラゴン』のシリーズです。
三部作全部好き。
ドラゴンと出会って友だちになり、その背に乗って空を飛ぶ。
タケコプターなんて目じゃない速度とピーキーな乗りごこち。
接触事故をおこしたりもするけれど、私は元気です。
なんていうか、子どもの夢がつまってますね。あ、接触事故はぬきで。
やっぱ大気につつまれたこの地球に生まれたなら、お空、飛びたいじゃない?
タケコプターもいいけれど、それがドラゴンならなおうれしいし、最強ナイトフューリーならもう最高。
誰も足をふみいれたことのない島へ、頼れる相棒ドラゴンと全力で飛び立ちたい。
高いところからみんなに、飛んでるところ見せたいし、ちょっと気になる女の子に、かっこいいとこ見せたい。
みんなみんなみんな、かなえてくれる。
ドラの力でかなえてくれる。オイ。
昔からドラゴンに乗るシューティングゲームとか好きで、友だちと『ドラゴンスピリット』おさいふスッカラカンになるまでやりこんだもんです。
セガサターン買って『パンツァードラグーン』アホになるまでやりまくったもんです。
そんなじぶんだからこそ、この映画はひとつの夢をかなえてくれました。
ディズニーよりも、対象年齢お高めなのもいい。ミュージカルシーンないし(小声)
そういやディズニーで一番好きな『ズートピア』も、ミュージカルシーンなかったような……。
やはり平和が大事
子供向けのドラゴンファンタジー、バイキングの島バーク島ではバイキングとドラゴンの闘いの日々、そんな折、村長の息子ヒックが森の奥で黒猫の様な傷ついたドラゴンを助けトゥースレス(歯無し)と名付け友達に・・。
やがてバイキングが闘っていたドラゴンはペットに変容、共生の日々が訪れましたね。子供向けには反戦と平和の方が大事と言うことで素晴らしいドリーミーなアクションファンタジーでした。
ドラゴン可愛い
最高のドラゴン映画
美しい映像、ハラハラするストーリー、ドラゴンの怖さと愛らしさ、印象的な音楽、光と影のライティング、全てが素晴らしい。
ヒックとトゥースが心を通わせていくのが、ワクワクします。腕力はないけど、知恵と機転と観察力と手先の器用さでドラゴンと関わろうとするヒックがとても魅力的です。
【”僕は、皆とは違う!”心優しきバイキングの少年と最強のドラゴン、トゥースとの友情。バイキングのリーダーである父との絆や、少年がバイキング達のドラゴンに対する認識を変える様を描いたファンタジー映画。】
ー 今作は、酷暑と夏休みの宿題で疲れているお子さんと、冷房の効いた部屋で一緒に鑑賞しても良いかと思う、大切な事を沢山盛り込んだ良作ファンタジーだと、私は思っている作品です。-
◆感想・・、に余りなってません。内容は、レビュータイトルに記した通りです。
・私事で恐縮であるが、今作は幼かった息子と映画館で観た作品である。”どーせ、子供向けだろ!”と思いながら映画館に行った訳であるが、余りの面白さと感動に後半は親子共々大スクリーンに食い入るように観た作品である。
・ヒックが、バイキングのリーダーである父のストイックの”強いバイキングの男になって欲しい。”と言う思いとは裏腹に、傷ついたトゥースに止めをさせずに、徐々に心を通わせていく様が、とても良い。
本当の強さとは何であるかを、示しているシーンだと思う。
・後半の、圧倒的なスピード感あふれるトゥースがヒックとアスティを背に乗せ、大空を飛ぶシーンや、ストイックが片足を失いながらも、意志を貫いた息子ヒックに詫び、今までのドラゴンたちに対する認識を変える姿も良い。
・当然の如く、今作が終わり、客電が灯った際に息子は涙ぐんでおり、私も彼にハンカチを渡しつつ、自分も感動を隠し切れなかったモノである。
<今作は、人間の優しさをベースにした本当の強さや、親子の関係性の変遷を、美しいアニメーションで描き出した作品である。>
■独り言
・今作公開が、2010年かあ。
小さくて、優しかった息子が、立派な青年になり、私がオジサンになる訳である。
<遠い眼・・。>
彼から、夏季連休に帰省する連絡が入った。
春先から、事情により禁酒を強いられていたが、医者から”全快です。”と言われた事だし、子供達が帰省したら、一杯飲もうと思っている。
美味い酒になりそうである。
素適な名作
爽快な飛行シーン!!
優れたファンタスティックアドベンチャー
ドラゴンたちはが村を襲って食料を奪っていったのはわざとではなくて、...
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