アマルフィ 女神の報酬のレビュー・感想・評価
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斜に構えず見ましょうね
最初のシーンで、
サスペンスとしてのストーリーの流れは大体判りますが、
十分楽しめる作品になっています。
宣伝が多く、メディアでの批判等も目にしますが、
そんなに斜に構えて見なくても良いのではないかな。
作品については、サスペンス仕立ての為、
様々な個所に伏線を貼りまくっています。
ただ、思い出してみると、
伏線を全て回収しきれていない感もありますが。
豪華な出演者陣ですが、
活躍するのはほんの一部の俳優さんですので、
ちょっと勿体ない感じもします。
とにかくストーリー以上にアマルフィをはじめとした、
イタリアの風景に酔いしれるのが一番正しい観賞方法でしょう。
映像が荒い
綺麗だな
黒田から提供されるヒントをもとに先を考えていくのは、ミステリー好きな私にとっては面白かったです。おそらくこうだろうと考えていても、その裏をかく展開。犯人にまんまと翻弄されました。しかし、黒田とともに翻弄されながらも、イタリアの風景を垣間見れたのはよかったです。
また、サラの歌が本編で何回か流れるのですが、個人的にかなり気に入りました。ストーリーはともかくこの歌を聴けたという意味においては劇場に行ってよかったと思います。
で、気になった点
犯人の動機が(小説の中ではという意味で)ありがちです。そして、犯人の最後の行動。何故あそこであの行動を止めてしまうかなあ。ま、所詮その程度の動機だったということでしょうか。演出面では、頭と尻のぶつ切り。あれは観ていて(といっても一瞬でしたが)不愉快でした。
総合的に、楽しかったです。やっぱり、俳優の殆どが実力のある人だと観ていて安心できますね。
イタリアだから見れる映画
全編イタリアロケって言いたかっただけでしょ?
時間があったので観たので、映画内容の情報はほぼ無い状態で観ました。
観始めてあまりにも面白くないので、ついつい粗探しをしちゃいました。(^^;
これは正直イタリアロケでなくても、映画でなくても全然良いし、歌姫の必要性あったのか?って思います。
全編イタリアロケってのは確かに凄いと思いますが、ただそれを言いたかっただけにここで撮ったの?
歌姫はお金掛けたかったの?
たぶん日本を撮影地にして、テレビ2時間ドラマでも、このストーリーじゃ面白くないと思いますが、でもまだその方が良かったのでは?
う~ん、文句を言い出すと止まらないなぁ・・・。(苦笑)
ストーリー:★
俳優陣:★★★☆(これだけ揃っているのに)
ロケ地:★★★★(とても素晴らしい景色だが、ストーリーと合ってるかと言うと、ここである必要性は少しも感じないなぁ・・)
カメラワーク:★(綺麗な景色なのにねぇ、しかも一度真っ暗になる切替はなんで?)
主人公黒田の情報が少なく、どこか謎っぽく感じさせているのも
もしかして、また続編ででも作って、少しづつ明かしていこうって
考えの事かな?(笑)
もう要らないですよ、面白くない映画の続編は。
観やすい映画
TOHOの日ということで、1000円で観て来ました。
犯人はすぐに解れど、最後まで飽きないストーリー展開でした。
犯行の動機や外交との接点などが、単純なんだけどもバレバレではないために、「あーなるほど」と思い続けてクライマックスに至ります。
織田裕二の黒田はハマリ役。
しかし、天海祐希の役は少しイメージとのギャップがあって、違和感を感じました。二人の距離が近づくシーンも違和感ありで、素直に見れません。新境地など狙わず単純に弱い女性で良かったんではないでしょうか?
個人的には福山雅治と戸田恵理香の役が気に入りました。黒田と際物ライター、黒田と新米外交官の2つのコンビは続編があっても継続して欲しいです。
全編通してのメッセージ性なんかを深読みせずに、休日に気楽に見る映画としてオススメです。
母の心情
演技に圧倒!!
残念・・・
最近ありがちな内容(テロで亡くなった人の復讐的な・・・)
劇場版相棒と同じ監督が製作されたせいか、内容が半分くらいから見えてしまいました。
確かに全編イタリアロケと言うことで映像作品としては綺麗だったと思います。
あと、キャストの中には別にイタリアじゃなくてもよかったんじゃないの?っていうのもありました・・・
グダグダな現実のなかでキラリと光る正義感
セキュリティを考えずにパーティを盛り上げることだけを考えている大使館の連中に、テロ対策のエキスパート黒田が、問題提起。また「無駄遣いは外交官の特権」など、外交官のグダグダなところをリアルに(?)描いているのは踊る大捜査線シリーズと同じで、素晴らしかったです。
その、最も有能な黒田が誘拐事件という、脇道(外交官からみたら、脇道だろうな・・・劇中でも皆パーティに夢中だったし)に入り込んでしまい・・・黒田も正義感からかヒロインに惹かれたからか、どんどんのめりこんで、結局、それが問題解決に至る。
最後の説得シーンは圧巻でした。
それから、誘拐犯が現金の受け渡しに観光地ばかりを選ぶ部分ところ、「映画的には当然のことだけど、リアリティが・・・」と思っていたら、黒田のセリフで「おかしい」と指摘して、最終的につじつまを合わせていくところもすごいと思いました。
観光してる気分で…
しみじみ
久しぶりに落ち着いて見れる日本映画だった。
なかなかの秀作
イタリアでがんばった
1点だけ勝手なことを言うと
テロリストが、壮大綿密な計画でセキュリティを
ダウンさせ、オトリも配置し日本大使館に侵入して
行動を起こすのですが
大臣を人質に取ったあと外交官に言葉で説得され
自分たちの仲間を逃がすこともできず
結局は投降してしまうくだりは納得いたしかねます。
テロ内容が、もともとボランティアを元に起こっており
殺戮の背景がないため、無血投降という結果なのでしょうか。
そこに至るまで全編を通して、小さなアクションを積み重ね
サスペンス仕立てで最後まで引張ったので
カタルシス:一番の見せ場が欲しかった。
ステレオタイプで申し訳ないけど
頭脳駆引き+銃撃闘拳+素晴しい作戦+伏線の秘密暴露とか
人は死ななくていいから、緊張感が欲しかった。
◎ビギンズ見たかったけど、通信会社変えないと見られないのは
ハードル高すぎ。DVD特典で売上UP戦略ならいたしかたないのか
キャニーポニオンⓒ(クドカン)。
イタリアと織田裕二の魅力が
オーラの報酬。
への字口と態度のデカさでは有名な織田裕二さんの
モノマネされた程度でキレる器の小ささが気になる昨今、
(人気があるっていう証拠なのにねぇ)
私は彼の(カッコいいとされる)顔がどうも苦手で、しかし
そのくせ俳優としての彼はけっこう観応えがあって好きだ。
今回の役も、周囲と噛み合わないアウトロー的なところなど、
似合いすぎるくらい^^;ハマっていて、非常に楽しめた。
きっと観た方も、どこかで彼を笑わせたいと思ったハズだ。
私には観飽きるくらい、全編への字口が続いたが…。
こういう名所観光的な海外ロケ映画だと、
確かに景色はいいけど、内容がねぇ…的なものが多いが、
今回のこれは面白い。もちろん俳優の演技力、監督の手腕、
いや~。やっぱ景色でしょ~。あ、サラ・ブライトマンか?など
まぁ色々な要素はあれど^^;全体の纏まりとミステリー感が
景色に見劣りしない程度の面白さを発揮していて良かった。
いちばん観ていて楽しめるのは「黒田外交官」なんだけど。
ヒロインの天海祐希とは、本当に仲が悪いんじゃないの!?
と心配させるほどの冷血ムード漂う冒頭、しかしその後の
展開で天海が織田に頭を下げ(やっぱり!)、さらには織田が
泣いている天海の背中にコートをかけてやるなど、完全に
織田の一本勝ち!!(祝)という感じで…
私は初めて天海祐希が小さく、か弱い女性に見えてしまった。
さらにはあの!佐藤浩市ですら…なんか小さく見えてしまい。
さすが、全体に漂う織田裕二のオーラは、タダモノではない。
このヒト、今度は今作でシリーズ化を狙うんじゃないだろうか?
ただ、推理ドラマ的にはそれほどの捻りもなく、ワリと簡単に
犯人の目星はつくと思う。あとはその犯人が抱えてきた過去、
その凄惨さにどう感情移入できるかがポイントなのだが、
ここはさすがの俳優を使っているので^^;けっこう上手かった。
主役より犯人の方が「良いヒト」に見えてしまう…(爆)という、
最後までアウトローで完璧な織田裕二が観れる貴重な作品。
(サラの歌声はエンディングでも聴けるので、座ってましょう。)
フジテレビ然としている
正直アマルフィをはじめとするイタリアの美しさ以外自分には良いと思えるところが無かった。
役者も良い役者ばかりだとおもうし、演技も上手いんだけど、各個人のキャラクターがはっきりしていない気がして。。。
ストーリーも、正直犯人がすぐに予想できる上に、その目的もわかるため、
展開がベタすぎて、ハラハラもドキドキもなく、映画が長く感じた。
最初と最後あたり、ブツっと暗転し場面が変わる構成はなにがしたいのかよくわからなかった。
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