劇場公開日 2009年8月8日

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縞模様のパジャマの少年のレビュー・感想・評価

全60件中、1~20件目を表示

4.0こんな事があっていいのか!! と何度も叫びたくなる

2025年4月5日
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2人の純真無垢な少年
出会った戦争の時代

裕福な少年は明るく
囚われた少年は暗い

友情が芽生えるが
彼らは知らない
置かれている立場を

複雑さを省いた物語だが
最後に大きな悲劇が襲う

誰もが知る悲劇に
言葉は無い。

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星組

4.0あまりにも辛い

2025年3月29日
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あまりにも辛い

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トシ

4.5パジャマでおじゃま、パジャマじゃま。

2025年3月11日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

子供目線から見て、大人がどう見えているのか。
それを一人一人、自分なりの考察を加えて見ていくのが面白かった。

ママはダメダメばかり言うけど、なんでダメなのか、肝心な事はいつもダンマリで教えてくれない。ママって意外と物知らずで、頭が悪いのかも。大好きだけどね。

お姉ちゃんは、いっつも誰かの受け売りしか言わない。最近は、ユダヤ人は悪人って決めつけてる、やっぱり受け売りで。でも、誰も教えてくれなかった、強制収容所ってワードを最初に教えてくれたんだ。ママよりは正直者だね。

パパは、立派な軍人らしいんだけど、部下も沢山いるんだけど、悪人を集めた所長らしいし、尊敬していいのかどうか、わかんないね。ああ見えて頑固だから、めんどくさいよ。

お手伝いさんは、基本はボクの味方、だけど微妙なラインの話はボカして、肝心なことはあまり教えてくれないね。

パヴェルは、汚いパジャマ着て、家を出入りする自称医者らしいんだけど、芋の皮むきばっかしてて、嘘くさいんだよね、でも優しい爺さんだよ。

リスト先生は、つまんない歴史の話ばかりしてて、ほんとクソつまんない。最悪だよあいつ。

おじいちゃんは、会うたびにパパを褒めたたえるけど、あんまし中身のある事、言わないかな。好きだけど、パパよりは威厳がないかな。あんま大したことない。

コトラー中尉の兄ちゃんは、突然凄んできたり、ユダヤ人を恫喝したり、こえーよ。あいつ、ヤベーよ。でもなんか、パパに怒られて、前線行かされてもう生きてないみたい。ざまあみろだよね。

シュムールは、ボクの新しい友達。毎日パジャマしか着てない。収容所にはカフェもあるはずなのに、いつも腹ペコで、しょうがないから会うときは食べ物差し入れしてるよ。
でも、コトラー兄ちゃんに恫喝された時、怖くて友達じゃないって嘘ついちゃったんだ。マジごめんね。罪滅ぼしのために今度、行方不明中の彼のパパを、彼のパジャマ着て一緒に探すんだ。この前の嘘のリベンジ、しないとね。よーし明日は頑張るぞー。

いやぁ、衝撃のラスト20分だった。
子供の友情を深めつつ、最後は少し悲しく終わる話かな、と軽くみていたら、
冬の海に突き落とされるかのような、どんでん返し系の話だった。体調悪い時に観たら、確実に悪化する。あの展開、全く読めなかった。

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ソビエト蓮舫

4.03時間をギュギュッと映画NO1

2025年3月3日
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本来3時間近い作品になりそうな重厚感をよく100分とかでまとめられたね

全部のシーンに2重3重のレイヤーが重なってるからこんなに短くできるんだ
全シーン無駄がないかつ立体的

1番拍手を送りたい点は お母さん

てっきり純粋な子供、汚れている大人の分かりやすいカリカチュアされた構造なのかと思ったらさ

疑問を抱くお母さん
軍隊の思想に染まるお姉ちゃん

立場ではなく人として作品の中で感情を持って生きてた
その複雑な感情の移ろいを台詞ではなく、演出で表現してるのもすげえ

お母さんやお姉ちゃんが主人公のパターンも見てみたい

うっかり評論家みたいな語り口になっちゃうほどいい映画でした

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真平

4.0関心領域は本作へのアンチテーゼか

2025年2月21日
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鑑賞方法:VOD

個人評価:4.0
類似のホロコーストを描いた物語は多数あり、それらと比べテーマの掘り下げの深度は低いが、鑑賞後の後味だけは斜め上をいくストーリーだ。
近年公開された『関心領域』は、まさに本作のアンチテーゼのような物語であり、子供の目線で描く関心領域を逆手にとって描いている。
いい作品ではあったが、ヴェラ・ファーミガを起用している時点で、ホラーテイストを狙っているし、ホロコーストを一種のホラーのツールとして使っているとしたら、やや問題か。

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カメ

4.5ずっと観たかった作品。ナチス支配下のドイツで、フェンス越しに友情を...

2025年2月19日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

ずっと観たかった作品。ナチス支配下のドイツで、フェンス越しに友情を育むドイツ人とユダヤ人の二人の少年の姿が微笑ましいが、そんなのは一瞬。現実を知らない純粋な少年に訪れるバッドエンド。言葉を失う衝撃の結末が深く突き刺さる一作です。辛い。

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芝本祐介

4.0観るのが辛い

2025年1月5日
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鑑賞方法:VOD

ユダヤ人迫害という残酷な歴史を
第三者にもこれほど強く訴えてくる映画はないかも。
観て気持ちが非常に重くなった。
あんな歴史はもう二度と繰り返してはいけない。

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くまっち

4.0思わず呻き声がでてしまった

2025年1月3日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

怖い

互いに8歳のブルーノとシュムールの友情、医者だったという召使いのユダヤ人のおじいさん、威圧的な若い軍人、そしてボロボロの姿と空腹に喘ぎながら働く縞模様のパジャマを着た彼ら、どうしてもその裏側の事実を想像してしまう。少年の見せられていた世界は家族を通して生々しく映る。
子供だからこその
「なぜパジャマを着ているの?」
「煙突で何を燃やしてるの?」
「カフェはどこ?」
という疑問が、大人たちによってはぐらかされ続け、また自身の正義を信じて起きてしまった応報に思わず呻き声が出てしまった。安易な予想を遥かに凌ぐ残酷な結末が心に焼き付きました。ホロコースト作品にハッピーエンドは期待してなかったけど、まさかここまでとは……。覚悟がいる作品、良作です。

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ふたり映画

5.0ズンと来る

2024年12月21日
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鑑賞方法:VOD

ラスト

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taka

4.0観るのなら、覚悟が必要。

2024年11月30日
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鑑賞方法:VOD

ホロコーストものの作品は結構観ている方だと思うけど、後味の悪さ、ラストの怖さ、過去一かも。
エンドロール始まった時の絶望感、群を抜いてる。

辛すぎて疲れたので、寝ます。

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クリストファー

4.0悲しいんだけどなぜか

2024年11月23日
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悲しい

幸せ

最後、2人が手を繋いで希望を持ってた姿だったせいかなぜかそんなに暗い気持ちにならず

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ぎょうざ

3.5秘密のホロコースト

2024年11月10日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

終戦後に強制収容所は証拠隠滅されたので、本当は何があったのか想像や憶測が絶えない。
真実は闇の中。
アメリカやイギリスは、ドイツを悪にしたがる。

フィクションを楽しむのが映画鑑賞というもの。

今作はアメリカ・イギリス合作。
事実を知らされていない8歳の純粋なドイツの少年の悲しい物語。

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どん・Giovanni

3.5想像をはるかに越えるまさかの結末

2024年9月25日
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鑑賞方法:VOD

ホロコーストものはとてつもなくつらいし、その中でも特に本作は子供絡みでラストがとてもツラいとの話をよく耳にしていたためずっと敬遠してきたが、機会が重なりとうとう鑑賞。
オープニングからラス前に至るまでは思いの外目を背けるほどのシーンはあまりなく、むしろほのぼのするシーンすら織りまぜられていたのだが、まさかのラストのラストで衝撃の結末へ。唖然・愕然・呆然…。まさかそうくるとは…完全にノックアウトされた。
戦争の無益の悲惨さを、こう表現することもできるのか。
とにかくノーモアだ。あまりにつらすぎる。

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いけい

4.5うううくるしい

2024年9月23日
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悲しい

くるしすぎる

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喜怒哀楽

3.5涙すら出ない悲劇とはこの事

2024年6月30日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

マ王の映画仲間から「エグい映画があるぞ」と聞いたタイトルが「縦(たて)模様のパジャマの少年」だったので探すのに一苦労してたのよ、この作品😑
正解は「縞(しま)模様のパジャマの少年」だった🌀
似てるけど違うでしょ💨

さて内容はガチでエグい😫
ゴアとかグロ系ではないけれどバッドエンド好きのマ王も「まさかねぇ」とラストを見縊っていた💦
流石はPG12😆
でもこの手の映画は「ビューティフル・ライフ」で経験済みだったので、どうにかメンタルへのダメージは避けられたが覚悟は必要な映画です😐
進行形で鬱症状な方は少し鑑賞を躊躇って下さいな😅

マ王は幾つか戦争映画を観ており当然、アメリカ万歳戦争は正義👍といった物から真逆の戦争ド反対💢といった物まで幅広く観ています✨
その中でも前述した「ビューティフル・ライフ」と「プライベート・ライアン」「フルメタル・ジャケット」の3作品は抜きん出た反戦映画だった🥸
本作は「ビューティフル・ライフ」のテーマ、ホロコーストにおける悲劇の極みを描いた作品(フィクションなのを願う)なんだけど、どうにも全編英語ってのが違和感でしか無い😬
もうドイツ語バリバリでしょ、ココは😤
まぁイギリス映画ってトコで唯一許せるかなと(コレがハリウッドだったら許せん商業主義)
まぁ逆に言えばイギリスでしか作れんかもしれんけどね←ドイツには恨みしか無いから
だから最後まで英語劇として進行していくので気を抜くと「ん?この人ってドイツ人だったっけ?」となった(ならなかった?)
やっぱり言語は正しく使わんとね😶

物語が進むにつれ全てが狂気へと傾いていくのに、美しいドイツの森と友情だけが宙に浮かんでゆく😟
母親がブランコで遊ぶシーンに戦争という歪んだ正義が見え隠れしてます(本作の印象深かった場面です)

でもこの映画って反ユダヤ人の人間全てが子供のように描かれている🤔
ワガママな父親、おかしくなってゆく母親、年上に興味を抱く姉とその軍人達😶
反面、ユダヤ人全てが大人みたいな振る舞いをしている🫤
何かを悟ったような雰囲気を放ってならない💨
故にこの結末が皆に刺さるのよ🗡️
大人が子供を道連れに······詳しくは本編で確認してほしい👍

余談だが「縞模様のパジャマの少年」はアマプラで観たんだけど、その説明が「言葉に出来ない感動」「感動的で素晴らしいストーリー」と紹介されているのさ😐
あのラストシーンで何をどう感動しろと言うのか解らない🙄
ていうかアマプラの説明は案外下手クソだと思っているのはマ王だけなのか?

映画館での鑑賞オススメ度★★★☆☆
アマプラ字幕読みにくい度★★☆☆☆
意外と子役の演技が上手い度★★★★☆

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マ王

5.0純粋さと戦争と虐殺

2024年6月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

純粋過ぎる主人公と戦争と差別でおかしくなった世の中で起きる悲惨な結末
現実はもっと酷い時代だったと思う。
救いはこんな時代と世界でもまともな人も居たという描写。

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boondock

4.0人が人を大量虐殺することの愚かしさ

2024年1月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ドイツ人将校の息子として裕福な暮らしを送る主人公の少年と、強制収容所で極限状態に追い込まれている少年。2人の少年が置かれる対照的な境遇を見せながらも、人間として根本的に大した違いは無いのが表現されている。その表現を通じて、人が人を大量虐殺することの愚かしさを、メッセージとして伝えている映画。

人間の大量虐殺という子供にも分かる愚かしい行為が、大人になるにつれて様々な知識を付けていくことでかえって分からなくなる。反ユダヤ主義思想の元に愚かしい行為を正当化していく。主人公の姉は、家庭教師の教育の影響により反ユダヤ主義思想に染まってしまった。まだ判断力の未熟な子供は何物にも染まりやすく、このような歪んだ思想にも簡単に馴染んでしまう。子供に対する教育の重要性も、この映画は伝えている。

ラストは衝撃的だが、主人公の家族は何を感じたのだろうか。

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根岸 圭一

5.0衝撃

2024年1月5日
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鑑賞方法:VOD

反戦映画は数多あるけれど、これはみんなに見て欲しい。
暴力的残虐的な描写はなく、静かに強く反戦を訴える。
禁じられた遊びのような雰囲気もあるが、それを超えた。

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jyojyo4649

5.0目を逸らしたくなるような壮絶なラスト15分

2023年5月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ナチス将校を父親にもつブルーノ少年はある日、父親の仕事の都合でベルリンから僻地に引っ越す。

周囲には何もなく、退屈な日々を送るブルーノ少年だったが、ある日、通行を禁じられていた裏庭の抜け道から、ある建物にたどり着き、有刺鉄線の向こう側に縞模様のパジャマを着た同い年の少年シュムールを発見する。しかしそこは、父親が所長を務めるユダヤ人の強制収容所だった。

筆舌に尽くしがたい物語。

父親に皮肉めいたことを言う祖母、引っ越してから塞ぎこむ母親、高圧的で無表情な父の部下たちなど、ブルーノは身近な環境から茫漠とした悪性を感じ取ってはいるものの、8歳ゆえの無垢さがそれを包み込み、有刺鉄線越しの友人との交歓へ突き進む。

母親役のヴェラ・ファーミガが好演。強制収容所で行われている凶行を知ってからというもの、一人の人間として精神的な崩壊が随所に見られるが、歯を食いしばって最後の一線で踏み止まる母としてのの使命感を見事に演じきっている。

目を逸らしたくなるような壮絶なラスト15分こそ、目を凝らして観るべき。

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えすけん

3.5ナチスの歴史を加味すると…

2022年12月29日
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鑑賞方法:VOD

目線を子供に向けるか歴史に向けるかで大きく感想が変わる作品かもしれない。
エンディングに掛けては、子供に目線を向ければ悲痛でいたたまれないが、歴史的に観るとナチスのホロコーストは、本作のひとつの家族の悲哀などで流れるはずもない歴史に残る大虐殺であって、全くもって感情移入など出来ない。
作品的には重厚感があり、各子役にヴェラ・ファーミガの演技も素晴らしかった。しかし個人的には、ナチス将校の父親にもある程度フォーカスしてしまった分、歴史的背景を加味せざるを得ない感覚になってしまい残念だ。

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Iwarenkon