「不謹慎かもしれないが80年しか経っていないのに古代遺跡♥」縞模様のパジャマの少年 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
不謹慎かもしれないが80年しか経っていないのに古代遺跡♥
クラクフへ行く前にオシフィエンチムへ一晩だけ泊まって、収容所を見てきた。2024年8/25と8/26である。当初ポーランドへ行くつもりはなかったが、クラクフにダビンチの絵があるので、立ち寄る様な形でオシフィエンチムにも出かけた。
負の世界遺産になるくらいで、凄まじいものであった。言い方が不謹慎だが、古代の遺跡を見ているようだった。
この映画の欠点を一つ。
彼の父親がオシフィエンチム(オシフィエンチムとは言っていないか?)に赴任された後に『親衛隊』でなくなっている。最初のダンスパーティーなる面での肩の紋章はS字?Z字?が二つ重なる親衛隊の印。
また、
青い目を強調するのは良いが、英語はリアルに欠ける。また、
製作者達がイギリス人なのだが、イギリス人はゲルマン系。同じゲルマン系として、青い目の少年に未来を与えなかった。同じゲルマン民族としての贖罪のつもりなのだと感じた。だが
しかし、現在、ゲルマン系としてのイギリス人が別の民族をいとも簡単にホロコースト“みたい“な事をやるのは実に稚拙で、学習をしていないと感じている。
さて、同盟国の大日本帝國は同じ様な事をやっていないのだろうか?エキセントリックな言動は、大日本帝國軍人の方が、一部のナチスドイツを除いて、大変に多いといつもの感じるのだが。
オシフィエンチムとはアウシュビッツのポーランド語読みである。
周りは誰も知らなかったは、ポーランド人も含めて、不確かな事である。しかし、現在もその子孫がオシフィエンチムには住んでいるので、ナイーブな問題だと思う。勿論、犠牲になったのは、ユダヤ人だけではない。ポーランド人、ロシア人、ロマ系の人々。そして、ドイツ人もいるのだ。