劇場公開日 2009年10月31日

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風が強く吹いているのレビュー・感想・評価

全40件中、21~40件目を表示

3.5なんとも爽やか!

2014年2月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

幸せ

箱根駅伝大好き。練習の姿とかそれぞれの持ち味とかがよくでていた。登場人物がみんな個性的なので、もっとストーリーがあるんだろうな。原作を読んでみたくなる、導入にはもってこいの映画の流れだったとおもう。今はもう現役を退いてる五十嵐隼士や中村優一が出ているのもレア(笑)

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こしゆき

4.0爽やかな友情と青春ってやっぱ素晴らしい!強く進む生き方が気持良い

2011年11月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

幸せ

三浦しをんさんの原作を読んでいないのですが、とても観終わった後の爽やかさが嬉しい映画でした。
私は出身も、そして今も神奈川在住なので、丁度今の11月のこの時期は、箱根駅伝の応援に行きませんか?と言う広告がポストに配られる。
しかしスポーツ音痴の自分は、「わざわざ、正月の寒い中をどうして、あんなに過酷なスポーツに挑むのだろう?」と沿道の応援はおろか、TV中継すら、初めから最後まで、全部を観た試しが無かった。そして学生時代も、運動部にいた事が無いので、この手のスポコン映画は楽しめるのかな?といつも敬遠する傾向にあった。しかしそんな考えは改めるべきだとこの映画が教えてくれたのだ!
日の出のランニングから始まるファーストシーン、そして何やら一癖二癖も有りそうなメンバーが次々と紹介されていく、その人物設定も実に不自然を感じさせ無いのだ。
若い頃は結構みんなハジケテ、個性的なものだもの、そんなみんなをまとめてランナーへと育て上げて行く元エースランナーのハイジ役の小出恵介が素晴らしく光を放っていた。一方天才ランナーでありながらふとしたトラブルから監督を殴ってしまい期待のランナーから外れてしまうなどトラブルメーカーのカケルを演じる林鞬遣都のとんがりキャラを体当たりで熱演してくれていたのがとっても印象的だ!
この映画がどうして、こんなに気持ちが良いのか考えて見ると、誰一人としてランナーを諦めてしまう人がいない事だ。ぎりぎり10人で、駅伝には補欠選手が誰一人存在しない事で、チームみんながそれぞれに自分の責任を果たしていくからだ。自分は他のみんなの為に存在し、仲間のみんなも自分の為に存在していてくれる事を知っている。その想いを深く胸に刻み込んでいるが故に、日夜過酷なトレーニングに耐えていくその姿が、清々しく
映画でありながらも、私はまるでこの寛政大学の陸部の応援団になった様な錯覚を覚えたのだった!
多くのスポコン映画に限らず、サクセスストーリーものは劇中必ず途中下車して、夢を諦めて去って行くキャラクターを登場させるのが普通のパターンで、そしてそんな困難を乗り越え続けていったものだけが、勝利すると言うものが殆んどだ。しかしこの作品は陸部長兼監督、そして寮母でもありリーダーのハイジがみんなをまとめ育て、一つの強い絆をチームの中に創り上げていく。
全員が協力する事で、強力な今日力を産んで行く。それぞれみんなが自分自分の力を伸ばしているのだが、お互いを信じて同じ目標に共に向かう事でみんなで勝利すると言う人間本来の繋がりの大切さを自然と押しつけがましさ無く、爽やかに描いてくれたのが嬉しいのだ!
今、私達は結構廻りの人々への感謝の気持ちを表現する事の大切さを忘れ、自分の栄光のみを願う傾向が私も含め強いものだ。ラストもみんなの為にハイジは決して走る事を放棄しないし、みんなもハイジの気持ちを察してゴールの最後まで走らせる。走る事は孤独な個人競技で自分との戦いで、個の世界であるが、しかし個の繋がりこそが人間の生きる姿である事を教えてくれた、この映画にエールを送りたい。そして箱根駅伝もこれからは楽しく応援してみたい!

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ryuu topiann

4.0地味そうな作品。。。って印象だったのですが、、、

2010年2月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

この映画はヨコハマ映画祭で観ました。
2009年度の映画人が選ぶベスト10に入賞していた作品です。

この作品を観る前は、地味そうな作品。。。って印象だったのですが、
これでもかってくらい、甘酸っぱい青春を前面に出した作品に
地味どころか、逆に爽やかな心地よさを感じました。

この作品は、突っ込みどころもあるし、完成度は高いわけでは
ないと思うのですが、それがイイんです!!!!

家で観ていたら、絶対に泣いていたなぁ。。。

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堺雅子

4.0現実感がどれだけ出せたか

2009年12月28日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

原作を読んでいて、ストーリーには引き込まれながらも、現実として有り得るだろうかという疑問が残りました。ただ、すべてが現実的である必要はないわけですから、そういう意味ではさわやかな感動を残してくれた作品でした。

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ふみあきさん

5.0素晴らしき青春映画

2009年12月21日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

小出くん/林くんの
ファンなので見ました!!
(原作のファンでもあり)

キャストがすごい適役^^♭

ハイジ役の小出くんも
カケル役の林くん

寛政大メンバーも
ナイスなハマりぶり

鍛えられた肉体は、
かなりかっこいいです!!

走るって単純だけど
だからこそ、こんなにも
美しいだと思いました

熱くなれて、感動する。
頑張る勇気をくれる
素晴らしい映画です!!

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とんめ

4.5感動。

2009年12月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

このメンバーで、箱根を目指す。
というハイジのセリフに痺れました。私も1つの夢に向かってがんばっていた頃を思い出すことができた、さわやかな青春系の映画だと思います。すばらしい。

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さとーさん

4.5スポ根話でないのに感動作、というのがいい

2009年12月11日
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鑑賞方法:映画館

正月の箱根駅伝は、1位はどの大学、よりも、次の年の駅伝のシード権争いや各中継所でタスキがつながるかどうか、というほうがドラマチックで面白い。また、個人的にはシード校以外が箱根駅伝出場をかけて争う予選会は、本選よりも見どころが多く、毎年の楽しみだ。この作品は、その予選会から本選へと挑戦する大学陸上部の成長を描いている。

 この作品のなによりのいいところは、スポ根話になどせず、走ることとはどういうことか、走ることから何が見えてくるのか、というスポーツ選手にしかわからない観念的な部分に焦点を当てていることだ。しかも、それを陸上などに知識のない観客にある程度の回答への方向を見せて、しかも感動的であるところが、とても面白い。

 そういう内容に出来上がったのは、ランナーたちだけにフレームを絞ったことにある。普通なら、恋愛話や大学内の権力争いなども盛り込まれてもいいのだが(その部分は少しはあってもよかったかもしれないけど)、ほとんどカットされているので、シンプルに走るという行為の尊さが観客にも感じられた。だからこそ、登場するランナーたちのひとりひとりの個性がたち、それぞれが駅伝に挑戦する意味というのが、より浮き彫りにされたので感動も倍化したように思う。その意味では、余分なものをそぎ落とすことができた演出と脚本のうまさが光る好作だ。

 そして、役者たちがランナーに成りきった努力もこの作品のクオリティーを高くしている。誰一人、陸上ランナーとして違和感を感じた役者がいなかったことは、昨今の日本映画でも特筆すべき点だろう。できれば、何らかの賞がこの作品の役者たちの手に届いてほしいと思う。

 それにしても、「自分がゴールしただけでは終わらない」というセリフには感銘を受けた。正月、ほろ酔い気分でテレビ観戦する箱根駅伝には、人と人とを繋ぐ努力がタスキ以外にもさまざにある。来年は、少し姿勢を正して、正月の箱根路への道を見つめ直したい。

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こもねこ

5.0清々しい

2009年11月30日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

単純

ストーリーを見れば一目稜線、このハイジ(灰二だそうで当て字にしてももう少しましのなのあるでしょう)が集めた寛政大学陸上部の寮メンバー。
一見烏合の衆だが、実は素質満点の学生たちが、トレーニングを重ね、予選を通過して箱根駅伝に参加してしまうという、いくらなんでも、そりゃ、映画だってストーリーです。

映画なので時間もありませんから、とんとん拍子で進んでしまうのが残念です。味付けには少しくらいの挫折が必要ですよね。

でもとにかく、清々しい。とても素直に良い映画だと思えます。

ハイジが走っているときなんか、隣の席のおじいさん号泣しちゃってましたから

朝焼けのシーンも美しい

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赤いおじさん

4.0寛政大学の雄姿を、しかと見届けよ!!

2009年11月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

箱根駅伝のゴールを見るだけのために、
箱根に旅行してしまうほど大の駅伝好き。

お客様は6名しかいませんでしたが、
ドキドキと心臓を昂らせながら上映を待ちました。

★彡     ★彡

いやぁ、いいレースを見せてもらいました
ラスト、エンドロール中、泣いちゃいました

〈 速いでなく強い 〉
〈 本当の力を引き出す情熱 〉

さすが、順撮り!
さすが、本物の大学駅伝チームと一緒に練習をした!!

それだけの熱いパワーと気合を感じました。

それにしても、駅伝シーンの撮影。
大変だったのではないでしょうか。

まず、ロケ地。
公道を貸してくれる場所、日付、限られていますよね。

そして、エキストラ。
沿道の観客、そしてランナー。

それにも関らず、天気もつながっていましたし、
一箇所だけ「これ箱根駅伝沿道じゃないよね」と
丸判りのシーンがありましたが、それ以外、なんの違和感もおぼえませんでした。

序盤は、正直心配だったんです。
このメンバーで箱根を目指すなんて、
初期設定そのものに無理がないかって。

でも、ハイジの人柄に惹かれたわけではないでしょうが、
途中から、そんなことどうでもよくなってしまったんです。

ストーリー、先は読めるんです。
でもでも、なにが起こるのか、
観たくてしょうがなくなる。
それだけ、観衆を引き込む力を
この映画は、しっかりと内包をしてくれていました。

◇   ◇

箱根駅伝を舞台にするにあたり、
気にしていたことがひとつありました。

実況を入れるのか、どうか。
入れるとするのなら、アナウンサーは誰がやるのか。

実況が入る!
日本テレビ河村アナウンサーだと声でわかった瞬間、
私の中では「この作品はよほど下手を打たないかぎり成功だ」と確信しました。

だから、次の疑問。
アナウンスは台本だったのか、アドリブだったのか。

ラストは、絶対台本でしょう。
ただ、それ以外のシーン。例えば、
オープニングはアドリブだったのではないかと。

ラストのクライマックス。
大森監督、安易な感動でなく、
あくまで主役はランナーを貫いていました。

詳しく書くとネタバレになるので伏せますが、
オトでなく、河村さんの実況をあてたほうが、
絶対に、観衆(視聴者)の涙を誘えるはずなんです。

それを、あえて避け、
ランナーにスポットをあてた。
その心意気に余計に泣けちゃいました(苦笑)

この劇中どおりのレース展開なら、
5区か10区。どちらかで瞬間最高視聴率を叩きだすでしょう。

2010年の箱根駅伝でも似たようなレース展開にならないかなぁ、と
思っている日本テレビ関係者は絶対にいるはずです。だって、今年の場合
日並びの関係で、年間平均視聴率の集計が2010年1月3日までになります。
打倒フジテレビ!!のために、視聴率20%に少しでも上積みが欲しい筈ですから。

あと、今作の実況に
NHK総合ラジオのアナウンサーにも出演してもらい、
翌年のシード争いばかりを撮影し日本テレビが実況漏れを
してしまう場面を入れれば、スポーツ中継にまで、より突っ込んで、
警鐘を鳴らせたのに、と思ってしまったわたしは、駅伝マニア過ぎでしょうか(苦笑)

★彡     ★彡

大感動をさせてもらっただけに、
気になったことを、あとひとつだけ。

どうせなら対戦相手のランナーにも
気を配ってもらいたかったです。抜かれるとき、
普通あそこまでリアクションは、大きくないです。

レース中に恋愛話を持ち込むなど、
遊び心を発揮するのは、主役の寛政大学だけで十分。

ダンテ・カーヴァーさん(ソフトバンクCMのお兄ちゃん)には
大笑いをしちゃいました。あのレース中のナレーション、最高です(笑顔)

体を張った演技を魅せてくれたランナーたち。
特に、林遣都くん、小出恵介くんには圧倒されました。

10名のランナーの雄姿を、是非その眼に焼きつけてください!!

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septaka

5.0速くより強く

2009年11月15日
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泣ける

単純

興奮

箱根駅伝って、もうそれだけでドラマ以上の群像劇。
なので、
それを俳優たちが「演じる」ことにちょっと心配もあったのですが、
それは、カケル(林遣都)の最初のシーン、
見事な軽快なランニングフォームで杞憂に終わりました。

ストーリーもものすごく面白い。
細かい笑いもたくさんあります。
ちょっとありえない展開も嘘っぽくないのは
しっかりした走りにあり、なんでしょうね!

駅伝がマラソンやほかの長距離走、短距離リレーと違うのは、
まさに仲間と心を寄せ合ってゴールまでたすきをつなぐ、
真のチーム戦だということ。
自分が走り終わっても「自分のレース」はまだ終わっていない。
ゴールするまで、まる2日間、心をひとつにする競技なんて、
「箱根駅伝」くらいですよね。

長距離選手への一番のほめことばは、「速い」ではなく、
「強い」だ・・・
それはメンタルの強さ、仲間との絆との強さも
すべて含んでいるんでしょうね。

24時間テレビとかで「絆(きずな)」なんていわれても
とっても胡散臭かったのですが、
この10人の連帯感、信頼感をみていると、
仲間との結びつきがこんなに人間を高揚させてくれるのかと
感動してしまいます。

「走るってどういうこと?」
答えがでないまま、それを考えながら
走り続ける・・・・

青春でそういうこと。

ちょっぴりアナクロな「青春映画」ともいえますが、
熱くなりながらも爽やかな風がふきぬけるような、
そんな作品です。

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kerakuten

5.0来年の箱根駅伝が楽しみ

2009年11月8日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

スポーツ観戦にまったく興味がないのですが、なぜか毎年見ては感動してしまうスポーツがこの箱根駅伝です。ただひたすら走って襷をつないでいくというシンプルな設定と仲間のために走るという精神がここまで人を引き付けるのだと思います。「風が強く吹いている」は弱小陸上部がたったの10人で、それぞれに仲間のことを思ってあきらめずに襷をつないでいく様子がじっくり描かれています。それぞれの人生で抱えてきたものが走っていく中で浄化されていくようで、走る姿から目を離すことができませんでした。
とくに、小出恵介さん演じるリーダーのハイジの仲間を信じる想いの強さは熱く心に訴えてきます。
芯の強い役をやらせたらピカイチの素敵な役者さんだと改めてファンになりました。

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さくら

3.5デキすぎだが、説得力ある走り

2009年11月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

久しぶりにスポコンものを見た。スポコンものが嫌いなわけではないが、アイドル系が多いし、ストーリーもわざとらしいので、つい敬遠してしまう。今回は相方が観たがったのと、もともと陸上長距離が好きなスポーツだったので観ることになった。
話はやっぱりデキすぎだが、箱根駅伝の臨場感がよくでている。実際のレースの模様と、役者やエキストラたちの再現フィルムが、何の違和感もなく融合していた。カメラのセッティング、そしてVFXと編集の賜物だろう。
そして、数々の突っ込みどころをものともせず、この作品を落ち着きあるものにしたのは、林遣都の躍動感ある走りと、小出恵介の少しトーンを落とした語り口だ。津川雅彦演じる野放図な監督や、クセのある部員たちに対して、このふたりのひたむきさが強調され、妙な説得力を生む。双子の慶太、祥太をおどけ役にしたメリハリも効いている。

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マスター@だんだん

4.5爽やかな気分になれました!

2009年11月6日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

久しぶりに見終わった後に爽快感をもらえる映画に出会えました。
私はこの原作を読んだわけではなく駅伝に興味があるということもなかったので、見る前は内容についていけるかな?とも思ったのですが、全くの杞憂で見始めるとその自然な感じのテンポの良さにすっかり引き込まれていました。
音楽や劇的な演出にあおられて気持ちを引きずりだされるような感じではなく、ほんわりと気づけば心が温かくなっているような映画でした。登場人物も皆個性的で面白く。一人ひとりがそれぞれの想いを抱えながら一つのものに打ち込む。打ち込むものから自分のあるべき姿を見出す姿は好ましかったです。
ちょっとワクワクしたい方やほんわか楽しいひと時をすごしたい方にオススメです。

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biri

4.0癒し系のさわやかさ

2009年11月4日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

見終わったあとの爽やかさ、小出ちゃん様様でした。
林くんは本当にすごい!走る姿、すごすぎる!
出てる男の子たちがみんなカッコ良くもあり、かわいくもあり、
キャラがみんなたっていたので
ラストシーンや一人ずつ走る場面など、端折られすぎててちょっと物足りないかんじ?
映画じゃなくてドラマでじっくりやってほしいなあとも思いました。

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nichi-nichi

4.5この風は暖かい

2009年11月4日
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鑑賞方法:試写会

楽しい

単純

幸せ

特にひねりもなく、淡々と進んでいく、箱根駅伝出場を目標とした学生たちのストーリーですが、このひねりの無さがとても良かった。元来青春映画ってこんな感じじゃないのかな?ラストの小出恵介君の演技がわざとらしく感じる位、みんな自然体で、努力の軌跡は、走りのフォームと引き締まった顔付きで見てくれ、と言わんばかりで。山道を走る神童の演技は、後の布団の上でのエピローグも含めてすっごく良かったです。そこはホントに泣けました。

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ここなつ

4.5楽しく次の箱根駅伝が見れそうです。

2009年11月3日
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鑑賞方法:映画館

2006年の三浦しをんの小説「風が強く吹いている」の映画化。素人集団が、箱根駅伝に出場する物語を描いている。2007年には漫画化・ラジオドラマ化され、2009年1月には舞台化されており、満を持しての映画化です。

カケルがハイジからアオタケのメンバーに紹介されるところなど、セリフまで殆ど原作どおりのシーンもありますが、自覚の程度の議論はありますが、アオタケへの入居条件として毎日5kmのランニングが義務付けられているなど、映画化に際してストーリー簡略化のためか少しずつ話が原作と異なっている部分があります。私的には、原作の描き方の方が好きですね。完全素人の方が、話的には面白いです。映画の描き方だと、話に深みが少し欠けます。

さて、箱根出場の仕掛け人ハイジは、小出恵介が演じています。原作のイメージでは、玉木宏と言う感じでしたが、映像で見てみると小出恵介のハイジも有かもしれませんね。優しく、時に厳しくカケル達を箱根に導いていくハイジを上手く演じています。

そしてこの物語のカケルを演じるのが林遣都。彼は、カケルの持つ刃物のような雰囲気を上手く演じています。走る姿も一流走者の姿です。実際彼は、この映画に際して駅伝指導をしてくれた大学から、スカウトされたとか。それほど美しい走りです。

そしてこの映画を物語るためには、沿道の映像は避けられません。本当の駅伝の映像を使っているのでは?と思われるところも多々ありましたが、中継所のシーンや一部沿道のシーンなどは、総勢3万人にも及ぶエキストラを使っているそうです。また、関東学連ほか読売新聞や日本テレビも製作に協力しているので、小旗や垂幕、ゴールテープなどの小物もホンモノと同じ(に見えます)。正月の高視聴率番組として全国的に見られているものなので、流石に手を抜くわけには行かなかったと言うことでしょうね。ところで、冒頭のタイトルバックの桜ですが、あれはCGですよね?

原作を知ってから見ると、所々不満の無い訳ではありませんが、全般的には良い映画だと思います。日本人は、こう言うみんなでがんばろう的な話は好きですしね。あ、5区を走り終わった後、神童が母親と話しをするシーンには泣かされそうになってしまいました。劇場中“シーン”としていたので、みんな同じだったかな? 来年の箱根も、楽しく見れそうです。

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勝手な評論家

5.0私も走りたくなったっ!!!

2009年10月16日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

楽しい

箱根駅伝ファンの私ですが、映画としても非常に楽しかったです。
会話のやり取りが、楽しくって聞いていて笑えました。
それに、リーダーの方の統率力やみんなを巻き込む情熱は、コーチングとしての参考になると思っています。

映画が終わった後、自然に拍手が起こりました。
試写会に良く行くほうですが、拍手は、私 久しぶりに体験しましたよ。

映画の俳優さんたちが、とても気持ちよいリズムで走っているので、久しぶりに走りたくなって、映画を見ていて足がムズムズしてきましたっ(笑)

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ごまちん

5.0徹夜明けでも感動しっぱなしでした。

2009年10月11日
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鑑賞方法:映画館

 邦画で今年最高に感動しました。素晴らしい作品です。
 弱小陸上チームが箱根駅伝を目指す物語。でも単なるスポ根ではなくて、駅伝1区間ごとに小ネタの笑いと涙がある飽きさせない作りなんです。ラブコメならぬスポコメとでもいいましょうか。とにかく笑えます。

 もう一つは、この手のストーリーはダメチームがいろいろなエピソードを得て、優勝という奇跡を起こすというものが定番だろうと思います。けれども本作は、端から優勝など望んでいません。箱根駅伝に出て、せめて10位以内のシード権が得られれば、本望だと割りきっているのです。ただ大学陸上界で箱根駅伝に出場することだけでも、凄いことではあります。

 このチームにとって、順位よりも大切なことは、どれだけ自分が自らの走りに納得して、生きる実感を得たか。そして、10人のメンバーがいかに一体となって走れたか、その絆の強さを実感したくて走ったのであって、順位など関係なかったのです。
 だから主将のハイジは、膝の故障がありつつも、二度と走れなくなる選手生命をかけて出場したのも、その為でした。

 だから単なる優勝を目的としたスポ根映画ではなくて、何のために走るのか?を追求している奥の深い作品なのです。それは、何のために生きるのか?という人生の問題集の探求とほぼ同じ意味を持たせています。きっと純真なカケルは走ることで、この答えを見つけようとしたのでしょう。精進に励む僧侶のように。
 いま公開中の映画『仏陀再誕』の主題歌が「悟りにチャレンジ」なら、こちらは「走りにチャレンジ」といったところでしょうか。
 ハイジとカケルの会話を聞いていると、求道心に溢れたお坊さん同士の会話のようにも聞こえます。
 もう一つ見え隠れするテーマに、才能はいらない、努力すれば誰だって必ず報われるという「凡人からの出発」という意外性が潜んでいます。
 ハイジは語ります。どんなに走る才能がなくても、好きならば、走れるようになれるのだと。

 その代弁者として、漫画オタクの王子が次第に変わっていく姿が描かれます。登場時点で王子は、誰がどう見ても運動能力のない、単なるオタクに過ぎませんでした。そんな王子に、絶対に箱根なんか無理じゃないかと、入部したてのカケルがぶちぎれるくらい、あり得なかったのです。
 けれどもハイジは、王子の集中力に全幅の信頼を置いていました。どんなことがあっても仲間を信じる強さが、ハイジの人を引き付ける魅力です。
 そんなむハイジに報いたいのと、自らがもっと強く変わろうと、王子は部員に気付かれないよう、こっそりトレーニングに励むのでした。
 王子の顔つきが次第に変わっていき、彼の努力に思わず感情移入してしまいました。そして、ついに箱根で完走したとき、開口一番に出た言葉は、ハイジへの感謝の言葉でした。王子が努力の果てに得られたもの。それは、誰かのためではない、自分のための自信だったのです。

 王子と同様、レース当日風邪をひいて、チームのブレーキ役となるのが、神童。毎日10キロの山道を通学していたことから、一番きつい箱根の登り区間を担当するも。失速して順位を7つも落としてしまいます。
 往路1日目のラスト飾る区間の神童の苦難のゴールは、ラストのハイジに降りかかる悲劇を暗示しているかのようでした。
 肝心なときに失敗すると落ち込む神童に、ハイジは彼の家族へ電話を繋ぎます。母親の口から、完走したことがどれだけ周囲を勇気づけたか気付いてもらうためでした。
 たとえアクシデントに遭っても、走る気持ちさえあれば完走できることを暗に語りかけている感動シーンでしたね。

 まあ、このように書くと生真面目な映画に見えるでしょうけれど、冒頭なんて、ハイジがカケルに教えるタダで飯が食える方法とは、食い逃げ+マラソンでトンズラするシーンだったのですよ。

 そして、陸上部の寮でカケルが目撃したのは、ド素人の部員とタダの町工場のオヤジにしか見えない監督。そして監督代理なんてニラというアオタケ寮で飼ってる犬だったのです。スポ根にしては、ふざけすぎています。でも部員達は、意外にもにも走ったら凄いんです!カケルもびっくりしてました。

 そんなカケルを演じる林遣都の完璧なフォームに、こいつこの役のためにどれだけ走り込んだのか!と驚きましたね。走る姿を見ているだけで感動ものです。
 そして、膝の爆弾が爆発して、動けなくなってしまうハイジ役小出恵介のラストスパートのシーンは、きっと日本映画で語り継がれていくシーンとなることでしょう。胸が熱くなる名演です!

 徹夜明けで見たのですが、全然眠くならず、冒頭から感動しっぱなしでした。

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流山の小地蔵

4.5林遣都君は、スポーツものが似合うね

2009年10月10日
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鑑賞方法:試写会

興奮

幸せ

林君をはじめ、小出君も、みんながハマリ役。本当の箱根駅伝をちゃんと見たことがない私には、全てが新鮮だった。
素人目には、林君は、まさにランナーって感じでした。確かに、箱根駅伝出場は、並大抵なことじゃないだろうけど、こう言うご都合主義な青春映画が大好きです。フィクションだもん、ご都合主義でいいんです。笑いもあるし、心が暖かくなりました。

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ぷらねっと

4.5風が爽やかに吹いている

2009年9月28日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

幸せ

原作未読のまま試写会で観ました。
2時間10分を超える作品ですが、全く長さを感じさせません。
見所はたくさんありますが、天才ランナー・カケルを演じた
林遷都の美しいランニングフォームは“本物”を感じさせます。
青春映画の新しい傑作の誕生です。

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yougasu