「トワイライト/野球。」トワイライト 初恋 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
トワイライト/野球。
全米のティーンをスクリーンに釘付けにした?といわれる本作。
当時どのランキングを見てもしばらく一位でしたねぇ^^;
主婦がティーン向けに書いた小説が大ヒット、その映画版となれば
血が騒ぐどころか、血を差し出す女の子がたくさんいそうですが。
まぁしかし…彼はヴァンパイアだから仕方ないとして、主人公まで
色白で(というか真っ白!)思わず能か?歌舞伎か?と思うほど^^;
あれだけ真っ白な首筋なら、男は誰でも吸いつきたくなるかもよ…
なんて、おかしな方向に発想が進む自分を修正、修正。
物語の方は、面白い…というか、具体的にとてもティーン向け。
命を差し出す、とか。一生離れない、とか。もうアツいアツい♪
高校生同士の恋愛(一人は年寄りだけどね)なので、その辺は
微妙にプラトニック且つ繊細、時に大胆、今自分がその歳ならば
おそらく盛り上がった…!だろうなぁ(と思うとやや残念)
オバサンになってこういうのを観た時に、一番悲しいと思う瞬間、
どうしても親の立場で観てしまうことなのだ。
自分の子供がヴァンパイアと恋愛ですよ!?仰天、です!普通。
親にはまだ明かしてませんけど、知ったらもちろん反対されます。
「あらまぁ。お前も吸血鬼におなり。」とは言いませんよ、普通。
もう~!ファンタジーとして観なければっ!と、ここで自分を叱咤。
あり得ない世界を現代に置き換えて、お洒落にカッコ良く見せつつ、
彼らの習性や生い立ち、親子間の繋がりなども説明を交えて見せる
ので分かりやすい。いわゆる「お食事」シーン!?はあからさまには
見せないので、そんなに怖さも感じない。昔の吸血鬼ものにあった
森で追いかけられる美女!のシチュエーションはあれど、別物だな。
主人公の二人が好みかどうかで、感想は分かれるところ…かな?
男の子はハリポタに出ていた子、女の子はパニックルームの子。
子供の成長ってホント早いな~♪などとやはりババ目線で見つつ、
個人的にはP・ファシネリの色白顔に歓喜し、そういえばこの人の
奥さんって、ビバヒルでケリーやってたJ・ガースだったのねぇ…と
ぜんぜん違う方向で懐かしみを感じてしまった…ん~トワイライト。
(確実に続編がありますね。ミュージカルのお次は吸血鬼が流行?)