「一番意外だったのはカーライル先生」トワイライト 初恋 The Dudeさんの映画レビュー(感想・評価)
一番意外だったのはカーライル先生
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娯楽映画と無縁そうなスタイルのキャスリン・ハードウィックを監督に、という人選は良かった。ハードウィックらしい、安定しない手持ちカメラの映像が主人公の不安定な心情を良く表している。前半は学園モノとして面白く見られる。後半はCGとアクションのつるべ打ちだが、この辺は流石に得意じゃないようで、映像に意外性もスピード感も無く、テンポの悪さも相まって映画自体が失速している。天敵との駆け引きも原作通りなんだろうけど、サスペンス作りに失敗してる。
ロバート・パティンソンは芝居が下手・・・でも、こういう下手芝居はミステリアスなヴァンパイアに向いてるんだよな・・・と思ってたけど、あまりに下手で映画の足を引っ張ってるような気もする。かれこれ10年以上前に『タイタニック』のディカプリオを見て同性ながら「なんつう美青年か!」と驚いたモンだが、そんな衝撃は無い。相手役のC・ステュワートの芝居が上手いだけにツライものがあった。
カーライル先生のピーター・ファッシネリ、ちょっと前まで学園モノのイケメン役だったのに、もう保護者の役か。初見では絶対に悪役と思ったんだが。顔白すぎだし。
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