ロシュフォールの恋人たちのレビュー・感想・評価
全37件中、21~37件目を表示
La La Land がオマージュしているのに納得。
ラ・ラ・ランドのデイミアン・チャゼル監督が最も影響を受けたミュージカル映画ということを知り鑑賞。
50年前の映画だと感じさせいない鮮やかさ、ジャズテイストの歌とダンスがマッチしていて見ていて心地よい。
ストーリーも恋がそれぞれ交錯しながらも、わかりやすく見ていてハッピーになれる内容だった。
シェルブールの雨傘と同じ制作陣ということなので、そちらも鑑賞したい。
美しく、楽しく、嬉しくなる!
古いミュージカル映画が好きなのですが
不覚にもこの映画は知らなかった!
なにより、音楽が良い!!
JAZZベースの曲がみんな洒落てる!
あのCMの曲はこれだったのね!と嬉しくなりました。
映像が綺麗!!カラーコントロールがオサレ!(笑)
ダンスも素敵!
色んな映画で大人数の群舞を観ましたが
屋外のロケならでは開放感のせいか一人一人が活き活きしてる!
ストーリーは昔のMGM全盛の頃のミュージカル映画と同じで
男女が出合って恋に落ちて、
一波乱あって最後はみんなハッピーと言う単純明快な話ですが、
そこはそれで良いのです。
MGM全盛の頃のミュージカル映画はそれが1つでジャンルであって
とにかく、音楽とダンスと映像を楽しむものだと思うから。
ただ1つ仕方ないとは言え、残念なのは
ジーン・ケリーやジョージ・チャキリスの唄が
フランス語の映画なので吹き替えであること。
まあ、でも「踊る大紐育」「雨に唄えば」
「ウエスト・サイド物語」とマンマな振り付けのシーンもあって
ああ、そうそう!!と楽しくなる事、請け合い。
「シェルブールの雨傘」と同じスタッフの制作ですが
あちらは動きが普通なのにセリフが全部、唄って
私的には違和感があったなあ〜〜
その点、こちらはミュージカルと解っているので
何の違和感も無く、入って行けました。
音楽が素晴らしい
ドヌーヴよりも、、、
印象的なリフトの橋でのオープニング。懸命にカトリーヌ・ドヌーヴの姿を探す。街に着いて、広場で始まるダンス。やはりドヌーヴを探してみるが見当たらない。
そんなフラストレーションを抱えていると、カラフルな群舞をとらえていたカメラがノーカットで小さな窓に迫る。その中には子供たちにバレエのレッスンをするドヌーヴの姿が!
「シェルブールの雨傘」の、色とりどりの傘を真上からとらえたオープニングショットも素晴らしかったが、ブルーとホワイトで色彩統制された本作の出だしもいい。
しかし、ドヌーヴはすでに貫禄がつき始めていて、「シェルブール」のときの可憐さがない。むしろ、カフェで働いている女の子が可愛らしい。映画の最後はそんな観客の胸の内を体現するものだった。
街ごと、恋せよ
とにかくおしゃれ!
WOWOWに投稿した内容!!
双子の姉妹で本物の恋人を探す旅に出るというコンセプトと、劇中の音楽、この2点が最高に素敵だからです。この映画はジャンルで言えばアート系ミュージカル映画に当てはまるのではないかと思います。ミュージカル映画はその名の通り歌が台詞となるわけですが、ロシュフォールの恋人たちはミュージカル映画の中でも特別、いつまでも劇中音楽が耳に残る気がします。双子が唱えるフレーズがとても心地よく、何度も繰り返されるからです。
また、双子姉妹が運命に翻弄されながら、彼女たちが会うべき本物の恋人に会えないもどかしさがあります。だけれども陽気で愉快な姉妹をみていると、あと一歩で本物の恋人に会えるのに!!という惜しいシーンでさえも楽しめます。
おしゃれを楽しむ可愛い双子姉妹の明るい性格は、街の中心で飲食店を営む母親譲りなのだと微笑ましく感じました。確か旦那さんはいないのですが、そんな母親も娘たちのようになかなか運命の人の存在に気づけないことがもどかしいです。
ミュージカル映画のスピード感という特徴を利用して色んな恋人たちの出会いを上手く表現していることが、この映画の素晴らしさの理由だろうなと思います。
見てて楽しいし、たまに胸が苦しくなる感じも堪りません。
期待しすぎたね
全37件中、21~37件目を表示