劇場公開日 2020年2月22日

「美しく、楽しく、嬉しくなる!」ロシュフォールの恋人たち 星のナターシャさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0美しく、楽しく、嬉しくなる!

2016年6月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

萌える

古いミュージカル映画が好きなのですが
不覚にもこの映画は知らなかった!

なにより、音楽が良い!!
JAZZベースの曲がみんな洒落てる!
あのCMの曲はこれだったのね!と嬉しくなりました。
映像が綺麗!!カラーコントロールがオサレ!(笑)
ダンスも素敵!
色んな映画で大人数の群舞を観ましたが
屋外のロケならでは開放感のせいか一人一人が活き活きしてる!

ストーリーは昔のMGM全盛の頃のミュージカル映画と同じで
男女が出合って恋に落ちて、
一波乱あって最後はみんなハッピーと言う単純明快な話ですが、
そこはそれで良いのです。
MGM全盛の頃のミュージカル映画はそれが1つでジャンルであって
とにかく、音楽とダンスと映像を楽しむものだと思うから。

ただ1つ仕方ないとは言え、残念なのは
ジーン・ケリーやジョージ・チャキリスの唄が
フランス語の映画なので吹き替えであること。

まあ、でも「踊る大紐育」「雨に唄えば」
「ウエスト・サイド物語」とマンマな振り付けのシーンもあって
ああ、そうそう!!と楽しくなる事、請け合い。

「シェルブールの雨傘」と同じスタッフの制作ですが
あちらは動きが普通なのにセリフが全部、唄って
私的には違和感があったなあ〜〜
その点、こちらはミュージカルと解っているので
何の違和感も無く、入って行けました。

星のナターシャ