ロシュフォールの恋人たちのレビュー・感想・評価
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なんとナントHONDA
ここの評価も高いし『シカゴ』『ラ・ラ・ランド』となかなかよかったのでけっこう期待したのだが...このミュージカルはだめでした。
なんでだろう。
どうもニヤけた男が歌って踊るさまは生理的に無理だった。どのシーンでも大体男が絡んでしまうのである。
それとこれは仕方ないのだが、古い映画なので音がよくなくていまいちのれない。曲は印象的なのもあるが平凡なのもけっこうある。
そうなるとフランス語での歌唱も耳障りにすら感じられ、歌シーンになるとうんざりしてしまうのであった。歌はいいから話を進めてくれと。しかも歌シーンがいちいち多い。ミュージカルだから仕方がないが。
ストーリー的にも特筆すべきことはないので歌シーンがハマらなければいかんともしがたい。
場違いなバラバラ事件のくだりも要らなかった。
背景の建物、通行人の動きやファッションには工夫がされており、街もシャレているのが少しばかり救いである。
最高です
さすがとしか言いようがない。最高でした。何回でも観たくなる名作。好きすぎます。美しい色合いに滑らかな旋律の音楽。小気味良いセリフと名俳優たちの爽やかで甘やかな演技。夢の溢れる素晴らしい作品でした。エンドも最高の形です。
イイネ!イイネ!イイネ!
2017年にリバイバル公開されましたがタイミングが合わず鑑賞できなかったところ、運良く東京都下のシネコンで上映されていたため映画館で観ることができました。
とにかく、音楽が素晴らしいです。ミシェル・ルグランの曲はどこを切っても気持ち良い。また、曲の途中でガラっと曲のトーンが変化するような遊び心は今日ではヒャダインとかに通じるものがあるな、と感じました。
「アームストロング、カウントベイシー、いや、ミシェル・ルグラン!」とか曲中に言っちゃうもんなー、最高ですよ。
双子の歌と旅芸人2人組が女の子に去られるときの歌がお気に入りです。
あと、劇中では歌っている率がかなり高く、それも満足度をあげております。体感では7:3くらいで歌のシーンが多い印象(実際はそんなに歌の比率は高くないと思われますが)。歌が始まると「キター」となるため、本作は終始アガれました。
ストーリーはありきたりではありますが、過度の偏狭さや傲慢さ、無神経さといった邪悪な要素がないため、ミュージカルの魅力の障害になっていない。何よりそれが良かったです。
恋模様をかなり引っ張るのがなんとも焦らされてイイです。特にデルフィーヌとマクサンス。ここで出会わないの?みたいなすれ違いが楽しいです。結末なんてわかりきっちゃいるんでプロセスが大事なんですが、それが上手い。まさか出会う直前でフィニッシュとは!
あと、適度なデタラメさも魅力だと感じました。名前がヘンで別れたとか、ありえないだろ!とツッコミたくなりますが、このキュートな映画ならばアリだな、と思えてしまうのが本作の魔力なのでしょう。
とはいえこのプロットで127分は長く、中だるみを感じて飽きてしまったのも事実です。バラバラ殺人とか必要だった?
カトリーヌ・ドヌーブ、フランソワーズ・ドルレアック姉妹は流石の魅力でしたが、若干老けてるな、との印象。昔は若くても大人っぽかった、とも言えそうです。
そしてジーン・ケリーがシブくてカッコよかった。なんとなくCKBの横山剣さんっぽかった。これが噂のィヨコワケハンサムボーイか、と実感。というか、剣さんは音楽、世界観、ファッションなど明らかにこの映画に影響受けてるな。
ミュージカル映画の楽しさを思う存分に味わえる作品。出演者も音楽も超...
ミュージカル映画の楽しさを思う存分に味わえる作品。出演者も音楽も超一級品、素晴らしいの一言に尽きる。フランスらしいエスプリも随所に散りばめられていた。
ミシェル・ルグランの最高に素晴らしい音楽に乗せて、美しい姉妹が歌う...
ミシェル・ルグランの最高に素晴らしい音楽に乗せて、美しい姉妹が歌う。これから始まる恋の予感にときめく。白い街に可愛らしい色の衣装。
La La Land がオマージュしているのに納得。
ラ・ラ・ランドのデイミアン・チャゼル監督が最も影響を受けたミュージカル映画ということを知り鑑賞。
50年前の映画だと感じさせいない鮮やかさ、ジャズテイストの歌とダンスがマッチしていて見ていて心地よい。
ストーリーも恋がそれぞれ交錯しながらも、わかりやすく見ていてハッピーになれる内容だった。
シェルブールの雨傘と同じ制作陣ということなので、そちらも鑑賞したい。
美しく、楽しく、嬉しくなる!
古いミュージカル映画が好きなのですが
不覚にもこの映画は知らなかった!
なにより、音楽が良い!!
JAZZベースの曲がみんな洒落てる!
あのCMの曲はこれだったのね!と嬉しくなりました。
映像が綺麗!!カラーコントロールがオサレ!(笑)
ダンスも素敵!
色んな映画で大人数の群舞を観ましたが
屋外のロケならでは開放感のせいか一人一人が活き活きしてる!
ストーリーは昔のMGM全盛の頃のミュージカル映画と同じで
男女が出合って恋に落ちて、
一波乱あって最後はみんなハッピーと言う単純明快な話ですが、
そこはそれで良いのです。
MGM全盛の頃のミュージカル映画はそれが1つでジャンルであって
とにかく、音楽とダンスと映像を楽しむものだと思うから。
ただ1つ仕方ないとは言え、残念なのは
ジーン・ケリーやジョージ・チャキリスの唄が
フランス語の映画なので吹き替えであること。
まあ、でも「踊る大紐育」「雨に唄えば」
「ウエスト・サイド物語」とマンマな振り付けのシーンもあって
ああ、そうそう!!と楽しくなる事、請け合い。
「シェルブールの雨傘」と同じスタッフの制作ですが
あちらは動きが普通なのにセリフが全部、唄って
私的には違和感があったなあ〜〜
その点、こちらはミュージカルと解っているので
何の違和感も無く、入って行けました。
音楽が素晴らしい
兎にも角にも、音楽が素晴らしい。
そしてそれにともなうカラフルな映像美。
ダンスのシーンも色使いが鮮やかで、楽しく見ることができました!
まぁ、ストーリーは普通だけど、こういうミュージカル映画は、映像・音楽の良さで評価してもいいのかと。満点です!
キャラバンの到着は、昔に三菱のランエボツーリングワゴンのCMで大好きになりました。その思い出が蘇る…
とにかくヨーロッパならではの音楽と映像の美しさが溢れる良い映画でした!
鮮やかで楽しい
何度かレンタルで見ているけどスクリーンでも堪能してみたい。
ということで行ってきました午前10時の映画祭。
音楽が洒落てて素敵です。
カラフルな衣装、セット、陽の光、ダンス、ウットリすること至極です。
恋と人生を謳歌するあっかるーいミュージカル。好きですねー。
お話はぬるいってゆうか、そうたいしたことないです。
ジーンケリーがでてくると、やはりキターーってなりますし、三組の運命の恋人たちがすれ違う様にお約束のじれじれを感じ、出会うと満足感があります。
シェルブールも好きですが、明るさをより好むので、どっちかってゆうとロシュフォールのが好きです。
ドヌーヴよりも、、、
印象的なリフトの橋でのオープニング。懸命にカトリーヌ・ドヌーヴの姿を探す。街に着いて、広場で始まるダンス。やはりドヌーヴを探してみるが見当たらない。
そんなフラストレーションを抱えていると、カラフルな群舞をとらえていたカメラがノーカットで小さな窓に迫る。その中には子供たちにバレエのレッスンをするドヌーヴの姿が!
「シェルブールの雨傘」の、色とりどりの傘を真上からとらえたオープニングショットも素晴らしかったが、ブルーとホワイトで色彩統制された本作の出だしもいい。
しかし、ドヌーヴはすでに貫禄がつき始めていて、「シェルブール」のときの可憐さがない。むしろ、カフェで働いている女の子が可愛らしい。映画の最後はそんな観客の胸の内を体現するものだった。
街ごと、恋せよ
なんか皆が恋に踊っているのが、見ていて楽しかったですね。すれ違いにつぐ、すれ違いの後に、最後に一気に恋人たちが交錯し始めるところあたりが一番、好きでしたね。さてさて、カトリーヌ・ドヌーブのパリはどんな場所になるかな。
あと、何だか有名人ばっかりが出てて嬉しかったなぁ。何よりジーン・ケリーが出ているのにびっくりしましたよ。やっぱりジーン・ケリーは妙に踊りに切れがありましたね。
カトリーヌ・ドヌーブの可愛らしさで言えば、私としては『シェルブール』の方が好きでしたね。あと、悲しさを感じさせてくれるところも『シェルブール』のよかったところかな。
とにかくおしゃれ!
初めてミュージカル映画を見たのですが、この映画はとてもテンポが良くて見ていて疲れませんでした!衣装やセットがいちいちお洒落!ストーリーも乙女チックで素敵!見終わったあとには、踊りたくなる!恋がしたくなる!!後味がとってもいい映画です!
WOWOWに投稿した内容!!
双子の姉妹で本物の恋人を探す旅に出るというコンセプトと、劇中の音楽、この2点が最高に素敵だからです。この映画はジャンルで言えばアート系ミュージカル映画に当てはまるのではないかと思います。ミュージカル映画はその名の通り歌が台詞となるわけですが、ロシュフォールの恋人たちはミュージカル映画の中でも特別、いつまでも劇中音楽が耳に残る気がします。双子が唱えるフレーズがとても心地よく、何度も繰り返されるからです。
また、双子姉妹が運命に翻弄されながら、彼女たちが会うべき本物の恋人に会えないもどかしさがあります。だけれども陽気で愉快な姉妹をみていると、あと一歩で本物の恋人に会えるのに!!という惜しいシーンでさえも楽しめます。
おしゃれを楽しむ可愛い双子姉妹の明るい性格は、街の中心で飲食店を営む母親譲りなのだと微笑ましく感じました。確か旦那さんはいないのですが、そんな母親も娘たちのようになかなか運命の人の存在に気づけないことがもどかしいです。
ミュージカル映画のスピード感という特徴を利用して色んな恋人たちの出会いを上手く表現していることが、この映画の素晴らしさの理由だろうなと思います。
見てて楽しいし、たまに胸が苦しくなる感じも堪りません。
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