「美しく、楽しく、嬉しくなる!」ロシュフォールの恋人たち 星のナターシャさんの映画レビュー(感想・評価)
美しく、楽しく、嬉しくなる!
古いミュージカル映画が好きなのですが
不覚にもこの映画は知らなかった!
なにより、音楽が良い!!
JAZZベースの曲がみんな洒落てる!
あのCMの曲はこれだったのね!と嬉しくなりました。
映像が綺麗!!カラーコントロールがオサレ!(笑)
ダンスも素敵!
色んな映画で大人数の群舞を観ましたが
屋外のロケならでは開放感のせいか一人一人が活き活きしてる!
ストーリーは昔のMGM全盛の頃のミュージカル映画と同じで
男女が出合って恋に落ちて、
一波乱あって最後はみんなハッピーと言う単純明快な話ですが、
そこはそれで良いのです。
MGM全盛の頃のミュージカル映画はそれが1つでジャンルであって
とにかく、音楽とダンスと映像を楽しむものだと思うから。
ただ1つ仕方ないとは言え、残念なのは
ジーン・ケリーやジョージ・チャキリスの唄が
フランス語の映画なので吹き替えであること。
まあ、でも「踊る大紐育」「雨に唄えば」
「ウエスト・サイド物語」とマンマな振り付けのシーンもあって
ああ、そうそう!!と楽しくなる事、請け合い。
「シェルブールの雨傘」と同じスタッフの制作ですが
あちらは動きが普通なのにセリフが全部、唄って
私的には違和感があったなあ〜〜
その点、こちらはミュージカルと解っているので
何の違和感も無く、入って行けました。
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