運命のボタンのレビュー・感想・評価
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やっぱりキャメロンはコメディー女優なのか
ボタンを押すと、成功を手にすることができる代わりに、誰かが死ぬ。
こんな極端なシチュエーションで葛藤する夫婦を描いた作品で、「面白そう」という、知的好奇心をくすぐる内容でした。
でも見終わったあとの、なんとも言えない後味の悪さは、この手のおとぎ話に付き物の、しっぺ返しの描き方にあります。
運命に立ち向かって欲しかった。
あ、でもその気概がある人間だったら、そもそもボタンを押さないか…
期待外れ。SFだとしても、理屈が通らない。
辛口の評価が多いみたいですね
私も、他の方たちのレビューと似た意見です
「ボタンを押すと100万ドルが手に入る。しかし、自分たちの知らない誰かが死ぬ」
ちょっと気になったので、録画して保存していた番組を鑑賞
普通に考えれば
「こんな危ないことに係わらないほうが良い」
のだが、主人公たちはいろいろ悩みを持っている・・・
お金のことも・・・・
自分なら、どうする・・・・
100万ドルだぞ
日本円で1億以上だ
金で幸せが買えるとは言わないが、金で解決できる問題があるのも事実だ
「誰かが死ぬ」という条件だと、自分の家族かもしれないが
「自分の知らない人」という条件だ。
その人には悪いけど、自分の生活が大事だ・・・
前半は、すごくのめりこんで見た
しかし、後半は期待外れ
水のドア?
自宅へワープ?
宇宙人?
奥さんを殺せば、息子の視力と聴力がもどる?
どんな仕組みになってるの?
頭に何か埋め込んだの?
もっと違う展開を期待していたので残念だ
押すか?押すまいか?
サンテレビ「シネマスペシャル」で鑑賞。
そのボタンを押せば100万ドルが手に入る。だがその代わりに、どこかで見知らぬ誰かが死ぬことになる…。
極限の決断を巡る心理サスペンスかと思いきや途中から趣きが変化し、超常現象スリラーへと変貌しました。
シーンが突然飛んだりして、ストーリーが分からなくなることがありました。ノーカットでは無かったので、地上波放送用の編集が下手くそだったのか、僕の理解力が低かったのか…?
人間の心理を利用した人体実験、、、? FBIだのNASAだのそこら...
人間の心理を利用した人体実験、、、?
FBIだのNASAだのそこらへんのアメリカの組織がだいたいからんできているんだけども、
唯一残念というか、質が落ちたのが水でできるドア3つ。
恐怖感を煽っているんならもう少し違う描き方を見たかった。
監督の作り方にもよるんだろうけど、、
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自宅で鑑賞。原題"The Box"。贔屓のR.マシスン原作。「インターナショナル版トレーラー」には『ソウ』シリーズ('04~)の音楽が使われていた。袋小路への一方通行を描くがやや説明的過ぎる感がありネタが明かされる程に興味が薄れた。袋小路を突き破る展開が欲しかった。何と云っても“アーリントン・スチュワード”のF.ランジェラが佳いが、“チャールス”役のJ.マガロも作品の雰囲気に合っており好印象。『ドニー・ダーコ('01)』同様、監督のR.ケリーは液体の描写がお好みの様だがコチラとは相性が悪い。50/100点。
・C.ディアス演じる“ノーマ”とJ.マースデン演じる“アーサー”の“ルイス”夫妻は、監督のR.ケリーの実際の両親をモデルにしているらしい。監督の母はX線の事故で足が不自由になり、父はNASAに勤務し、火星探索機に搭載されたカメラを共同設計したとされている。
・鑑賞日:2011年11月2日(水)
辛口のレビューが多いので甘口に。
カテゴリ分けをしてしまうと、「スリラー・サスペンス」に入れられてしまうストーリーなのだろうけれど、主役二人の夫婦愛、リレーションシップがとても素敵で、「恋愛・ヒューマンドラマ」としての観方も出来るのでは、と思う。
記念日に夫が妻にプレゼントを送るシーンがあるのですが、とても画が美しく詩的でロマ
ンチック!
妻の母親が「あの子はあなたがいないとダメなのよ。」という言葉に夫が「それは僕のほうです。」と返すようなやりとりも...。
こんな夫婦、良いなぁ。
ん~・・・・・。
レンタル開始当時に鑑賞して、つまんなかった記憶しかなかったので
もう一度、気分を変えて鑑賞したけど、やっぱりつまらなかった。
一昔前の作品のようなテイストです。
ボタンを押すまでの展開は、興味深かったが
その後は なんだかパッとしない。
詰まるところ、私利私欲のために他人を犠牲にする人間は
死んでしまうってことですかね。
なんだか宗教的な作品ですねー。
来世に関するセリフもあり、輪廻転生を示唆する
死ぬことも恐怖ではない的な表現で げんなりした。
っていうか、火星人の実験でしょ?
後半はSF色が強くて、結局~異星人の仕業だろ?って感じです。
キャメロン・ディアスだから面白い作品だろうと思ったら
大間違いだといういい例です。
解釈し辛い
一言で言うと、期待してたのと違った。
もっと人間の良心が~とかを突き詰めた、心理的なサスペンスかと思ったのに。
SFか…
見た直後は???てなったけど、後で解釈すると
・スチュワートは火星人に乗っ取られてた
・火星人はNASAがすすめる火星移住計画を潰すために「自分の欲望の為には他者の利益を省みないような地球人を排除する」目的で、あんなボタンで人を試してた。
てことかな??
でも印象的なのは認める。凄い後味悪くてだけど。
わかりずらい
前半はなかなか楽しめたが、途中から宇宙人の話がでてきて、無理やりすぎるしとてもわかりづらいかった。
もう少しボタンを押すまでにいろいろあったほうがおもしろかったと思う。
なんかね………………
DVDの裏の簡単な説明を読んで、もっと人間の心情が描かれたサスペンスかと思いきや、中途半端なSF映画でした…。
かといってSF映画特有の大がかりな映像もなく、サスペンスのハラハラ感もなく、最後も『なんぢゃこれ』ていう感じ。
何も知らない、何もしてない、子供が1番の被害者で終わるという、なんとも気分の悪いオチでした。
この異常な状態を納得出来る設定ができていない
総合:50点
ストーリー:40点
キャスト:75点
演出:75点
ビジュアル:75点
音楽:70点
いきなりわけのわからない箱が送られてきて、それについているボタンを押せば100万ドル得られる代わりに誰かが死ぬと言われる。普通は馬鹿じゃないかとしか思わず、そんなものを誰も信じはしない。そんなもの何も考えずにいくらでも押してしまうかもしれないだろう。
この映画で気に入らないのは、登場人物にどうやってこの奇想天外な箱のボタンに真実性があるということを信じさせるかということが、しっかりと描かれていないということ。それなのに押したからといってわけのわからない罰が続いてやってきたところで、詐欺にあったとしか思えない。この異常な条件を突然突きつけられて、どれだけ真剣にその意味を考える人がいるだろう。そもそも超自然的な存在が出てきて、いったいそれが何をしたいのかわからない。物語は不満だらけだった。
登場人物の演技は良かった。映像もいいし、演出もいい。でも物語が理解できないし、興味を持とうと思えるものでもなかった。
まさかのSF
押すと大金が手に入るが、どこかで知らない人が死ぬ
そんなボタンを手に入れた主人公のお話。
O・ヘンリー的なお話を想像してレンタルしてみたけど
まさかのSF的な展開。
宇宙人が出てきて人間を試す、
そんなことをあんなに面倒なボタンでやるかね。
ひとりひとりをゆっくり試すかね。
しっくりこないお話です。
キャメロン・ディアスも主演映画に困って小遣い稼ぎに
出たんじゃないでしょうか。
設定が昔のアメリカで、全般的によくできていたとは
思いますけど、お勧めはしないですね。
本当はもっと深い意味がそこら中に散りばめられているのかも
しれないけど、それも別に知りたくもないな。
奇作っていうの?こういうのは。
このボタンの本当の意味
近頃不幸に見舞われている家族のもとに突然見知らぬ者から赤いボタンが届く。そのボタンを二十四時間以内に押せば多額のお金が貰い代わりに見知らぬ誰かが死ぬというどっからどう見ても怪しげなボタン。さてこの説明を信じてボタンを押すか押さないか、あるいはシカとするかばかばかしいとボタンを押すか・・・。
内容だけ聞くと上映時間的にもあまり長くなく一時間程度で終わってしまうようなものだと思いました。内容も薄くなるだろうし途中から話を盛り上げ様と何か無理やり入れてくるのではないだろうかと思っていました。
しかしいざ見てみるととても深い内容で驚かされました。特に最後の展開。あの赤いボタンの本当の意味を知った時です。
あの夫婦は後先考えずつい無責任な行動をとってしまった、それがあの結末に繋がってしまったのだと思います。あれを無理やりな展開だと思うかもしれませんが、あのボタンを押せばああなるとわかっていたらボタンを押したでしょうか?妻の義足の資金のためだけにあのボタンを押したでしょうか?
足を引きずり他人にそのことを馬鹿にされたからと言って無理に手術をして足を直そうとしなければあんな結末にならなくて済んだのではないでしょうか。あの結末にさまざまな人間性がとても見て取れた気がします。
なんせこの映画のシチュエーションがとてもうまく、先の見えない展開をしてくれたためラストにはそういったことをより考えさせられます。
単純な話に見えて実は奥深い、そんな映画です。他人を犠牲にして自分が幸せになるなんてそんな物騒な話・・・ないことを祈ります。
あなたの心が試される
映画「運命のボタン」(リチャード・ケリー監督)から。
キャメロン・ディアス主演とあって、ラブコメかな、と
単純な発想で観始めたら、大きな間違いだった。(汗)
壮大なストーリーなのに、なぜか中途半端で、
最後まで、理解に苦しむ展開だった。
仕事中に稲妻に打たれ、一度死んだが、
それから脅威の回復で蘇った設定の宇宙人?が、
「欲との戦い」や「究極の選択」で人間を試している。
そして最後に、こんな言葉を発する。
「他者の利益のため、己の欲望を犠牲に出来ないなら、
君たちに生きる資格はない」と。
今回の一言は、観終わった後に確認した「予告編」の一部。
「あなたの心が試される」
そうか、これが全編の根底に流れている考え方か、と
納得しながら、メモをした。
冒頭、合格間違いなしの評価だった主人公(男性)が
NASAの宇宙飛行士の試験に落ちるのだが、
その落ちた理由は「心理テストに失敗した(らしい)」。
物事を冷静に、そして理性をもって判断すれば、
きっと「運命のボタン」を押すことはしなかったはずだ、
君には、まだまだ心理的に弱い、ということだろうか。
どんな時も「あなたの心が試される」。なるほどなぁ。
おや???
サスペンスかホラーなつもりかと思いましたが、SFなんですか???まずボタンを押しちゃうとこから意外だったのですが、キャメロンあんなにいい人の設定なのに何故(?_?)そしてあの夫婦を救う手立てが何もないことに意味不明さを・・君なら助かる的なコメントがちらほらあったけど、結局助からず、ふまんふまーん!!キャメロンが美しかったことだけが見応えでした♪
押すぞ撃つぞ
SFに持っていかれてしまいましたか。
結局、良心とはなにか?ということでしょう。
個人主義のアメリカ人はみんな押すでしょうね。
24ジャックなんていい例。
昔の日本人なら押さないと思うんですけど。
自分だったらどうするでしょうか?
押すし撃つかもしれないね。
キャメロン・ディアス、ちっとも美しくない。
結局。。。?
あまり予備知識もなしにdvdをレンタル。
もう少し、サスペンス的な、ドキドキ感があるのかと思っていたけど、
最初から何やら怪しい雰囲気で、結局のところ、何がどうだったのか、意味不明なまま終了。原作はビジュアルが見えない分面白いのかも?知れないけど、宇宙人ネタなのか、超常現象ネタなのか、結果なんだったのか、さっぱりわからず。なんとなく、いや〜な感じだけが残った。。。
キャメロン・ディアスは、なぜこの映画を選んだのでしょう(笑)
何が言いたいのかよくわからない理不尽な選択
予告がよくできているので、かなり期待したが、いつぞやのドピューンと飛んでいく映画を思い出した。
究極の選択を迫りたいのはわかるが、そのために有無を言わさぬ設定は無理がある。
対抗しようにも、主人公以外の全員が人知を超えた存在を容認してしまっていては、選択の余地がなさすぎ。
結局いいように嵌められた感満載で、不満の残る結末でした。
意味が在るのか、意味が無いのか
『訳の分からない映画を作る』と巷で評判(?)のリチャード・ケリー監督作品を初鑑賞。
リチャード・マシスンが原作を発表したのは1976年。実際にアメリカの火星探査船が火星への軟着陸と地表の写真撮影を成功させた年だ。
映画の時代設定を現代に置き換えなかったのは、1976年という年が、人智を超えた存在に対する人々の期待と不安が高まった時節だったからだろう。
だが設定だけでなく音楽や映像の質までその年代のドラマっぽく作られているのはどうなんだろうか。
何か意味があるのかと思ったが、作り手が当時のドラマの雰囲気を再現してみたかったという以上の意味は無いように思える。
『作りたいから作った』というのは映画を作る上で大事な理由だと思うが、観客としては少し置いてきぼりを喰らった感じがしなくもない。
それはさておき、ストーリーだ。
主人公の一家に届けられた謎の箱。箱に付いたボタンを押せば100万ドルが手に入り、同時に見ず知らずの誰かが死ぬ……。
このシンプルな設定が、やがて宇宙レベルの壮大なスケールの物語にまで拡大してゆく。
つまる話、『ボタンを押す/押さない』の選択は世界を統べる何やら巨大な人格によって行われる人類選別テストであった訳だが、そこから炙り出されるものは何なのか?
他者をないがしろにして利益を得る人間の愚かさ?
誰かを犠牲にしてでも自分の家族を幸せにしたいという意識?
それとも単に「“他人”は煩わしい」という意識だろうか。
主人公が唐突にボタンを押すあの瞬間、歪んだ足を持つ自分を奇異の目で見つめる“赤の他人”など消えてしまえばいいという意識があったとは考えられないか。
これがサルトルの“他者は地獄”の意味に沿うかどうかは調べてもサッパリ分からなかったが(笑)、周囲の人間全てが煩わしく思える瞬間は誰にでもあるはず。
まぁいずれにせよ気持ちの良い解釈じゃないですね。
様々な要素が散りばめられているようだが、それらに意味があるのか意味がないのか、僕にはイマイチ分からなかった。
あとの解釈は観客に任せるということかしら。
あるいは監督の思い描いた場面を繋ぎ合わせただけで、意味などは無いのかも。
傑作なのか駄作なのか、何とも判断に困る映画なので、スコアもド真ん中の2.5を付けさせてもらった。
だが映画全体を覆うこの緩やかな悪夢のような雰囲気。やみつきになる人もいるに違いない。
<2010/5/15鑑賞>
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