キラー・ヴァージンロードのレビュー・感想・評価
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制作がアルタミラ・ピクチャーズとなっていたので、『スウィングガールズ』のようなイノシシのシーンにも納得。
ミュージカル風の序盤はなかなかいい。まるで中島哲也作品のよう。大家さん(寺脇)の盗撮やフェチなんかもひろ子に対する純愛ととらえていいものなら、『トーク・トゥ・ハー』にも通ずるものがある(ないない)。
スーツケースを持っての逃亡劇(本人は逃亡とは思ってない)に偶然出会った自殺志願の女・小林福子(木村)が同行する。パチンコ屋の宣伝マン(小出恵介)、暴走族との遭遇、ペンションの景山(北村一輝)との出会いと、次から次へと人に出会う2人。おまけに追いかける警官(田中圭)や意味不明の凸凹外人犯罪者など・・・とにかく主人公のひろ子が幸せを掴むことによって皆幸せになるということで落ち着く。結婚するという目的よりも、途中からおじいちゃん(北村総一朗)にウェディングドレス姿を見せることが目的となる。
ところが、いざ結婚した賢一(マキダイ)が実はパンティーコレクターだったこと、誤って賢一を死なせてしまうというブラックさ。実は大家さんは生きていたとか、最終的にはドタバタだったという結末。後味はよくない(笑)
木村佳乃がイキイキしている。 練りに練ったお笑いとかではなく、映像...
木村佳乃がイキイキしている。
練りに練ったお笑いとかではなく、映像まかせの笑いなのでなかなか笑えない。舞台劇だったら勢いが伝わっておもしろいのかもしれない…。
これ誰を対象に見せたい映画?
劇と映画を混ぜたような映画。
まさに三谷劇場!といいたいところだが、
全然違う。
これをみると三谷の評価が上がる。
岸谷は今までいろんな映画監督と仕事してたはずなのに
一体何を見て来たのか・・・・。
いい思いしているところだけみて監督になろうと
思っていたら大間違いだよ。ほんと・・・・。
20世紀少年のつつみぃ監督を見て俺でも監督ができると思っていたなら
これも大間違い。つつみぃはコネがあるから
こけても平気!(^^)!
ドタバタコメディ
みなさん評価があまり高くありませんが..
私は家でのんびり鑑賞するものとしては、それなりに面白かったと思います。
内容としては、笑いあり涙ありの普通のコメディ。
途中、意味のわからないドタバタもあったけど、コメディだから仕方ない(笑)
ひろ子がみんなに幸せを振りまくのが素敵。
最後、旦那も殺しちゃうって..また⁉って感じでいらなかったかも。
しかも主人公が今度はどんな出会いがあるんだろう🎵みたいな感じでスキップって..。
怖いな。
上野樹里がよかった。
エンターテインメントとしては体力不足かな。
まず、どうしてこれを映画でやりたいと思ったのかなあ・・・。
製作者サイドに問いたい。
これをお金を払って大きなスクリーンでわざわざ観る価値があるかというと、残念ながらノーだと思う。
よっぽど出演者のファンでもない限りは、この手の映画に財布の口は開けない。
まず、作品全体のエンターテインメントとしては劇場向きではない。
途中で明らかにトーンダウンするというかアイデアの枯渇と言うか。
登場人物の造形もどこかで見たことがあるようなものだし、無理やり笑わせようとしてるのが透けて見える。
これが小さな舞台、演劇、それであればそれなりに面白いと思う。
いかんせん、これは映画だ。
邦画はこの手の作品、多いよなあ。
本当にこれ、映画でやりたいの?っていう作品・・・。
樹海
妹と観に行きました。
ミュージカル調の冒頭シーンが印象に残りましたが、内容はコメディで少し笑える映画です。。
妹に感想を聞いてみたら、「出会い」が印象的だそうです。
個人的には寺脇さんが好きだったので、最後のシーンが複雑でした。。
岸谷五朗監督は、欲張りすぎた
監督は、「嫌われ松子の一生」を気にしていたのかな。
やりたいことが、たくさんありすぎて、詰め込みすぎた作品。
冒頭のヘンタイの登場で引いて。
歌とダンスで「ミュージカルなんかい??」とひいて。
いきなり、この場面で、好みが分かれそう。
前半のストーリー運びのテンポが悪くて、期待はしていなかったものの、失敗だったかな~と思った。
でも、後半は、テンポ良くおもしろ、おかしく、良くなった。
登場人物一人一人のキャラと、それを演じる俳優さんがすごく良いので、もったいない。
上野樹里さんの泣き声、木村佳乃さんのコワレぶりも、良かった。
伝えたいことは、ちゃんと登場人物が言っているので、わかりやすい。
全体的に、中途半端感は、ぬぐえない。
あと、もう一発パンチがあれば、良かったのにな。
ウルトラB級映画
見所は、予告編のシーンだけ?
岸谷さんのいままでのB級からA級までの経験を織り込んでいるのでしょうか。
出だしのえせミュージカルみたいなところから、・・・・・な感じでした。
壺にハマる人はいるんだと思います。劇場でも、笑いが起きてましたから
みんな女性だったな。
でも、おじさんは無理やり笑おうとして笑ったという感じですね。
この程度では心底笑えない。
どたばたがやりたかったのか、おじいちゃんとの感動のお話を作りたかったのか・・・・・どちらにしても中途半端です。
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