劇場公開日 2010年3月12日

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「アクション重視の新解釈ホームズ。」シャーロック・ホームズ アルさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5アクション重視の新解釈ホームズ。

2020年11月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

知的

ジョークを交えて推理をしながら、
ホームズが見る物、触る物、取る物、
台詞回しも全て計算され尽くした展開。

細かく鋭い洞察力を魅せるホームズだが、
既存のイメージを覆して汚く、だらしない。
この新しいホームズ像が受け入れられれば、
ロバート・ダウニー・Jrの好演がより光る。

そして、ホームズのアクションも新しい。
英国紳士っぽい相棒ワトソンも、強い。
さすがジュード・ロウw
冒頭からアクション色を印象付けるシーン、
敵との格闘シーンも多く、飽きさせない。
ホームズの人並外れた洞察力を格闘に活かし、
シーンに緩急を付ける事でのメリハリと、
インパクトはとにかく秀逸。
バトルシーンは【キングスマン】に似た、
興奮とドキドキ感。

アイリーン演じるレイチェル・マクアダムス、
まるでルパンを翻弄する峰不二子の様で、
妖艶の中に見え隠れする可愛らしさが良い。
次作へしっかり繋がる伏線もあり、期待大。

全てが伏線になり、最後に繋がる面白さ。
変にお約束のホームズに拘らず、
新作アクション映画を楽しむ感覚で。

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アル
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