カイジ 人生逆転ゲームのレビュー・感想・評価
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いまいち
予告が面白そうだったので期待して見に行ったのにいまいちでした。
藤原竜也はずっと叫んでるのがちょっと引いたし。
天海さんはよかったけどちょっとしか出ないし。
キャスト豪華でお金もかかってるのになんでストーリー単純?!
深みも何も無い。
ラストのゲームは心理戦にしたって安易すぎる・・・
わざわざ映画化しなくても2時間ドラマでもよかったんじゃないかなぁ
カイジ/人生逆転ゲーム
原作は知りませんが、予告編を観てとても楽しみにして行きました。ウーン、期待はずれ・・・もっと、対決シーンを多く取り入れて欲しかった。藤原竜也物は好きなんですが・・・ちょっと残念!原作を読みたくはなりました。
原作を知らないほうがいいかも
原作が面白いので、見に行きましたが、
やはり限られた時間に詰めこまれているので、
内容が薄く感じてしまいました。
それなりに楽しめますが、知らない人のほうが面白く感じそうだと思いました。
オリジナル作品としてなら…
原作ファンとしては大きく期待はずれ。ギャンブル勝負の心理描写こそがカイジ(原作)の魅力だと思うのだけど、それが映画だとあっさり展開しすぎてしまうので、やはり物足りなさは否めない。
ただし、香川照之から出る言葉の重みとか、人生の勝ち組と負け組みとはなんたるかを考えさせられるストーリー自体は悪くないと思うので、原作とは関係ないひとつの映画として観るのはありかな。
天海祐希やっぱりいい!
それなりに面白かったです。
深く考えなくて良かったし。
香川照之が主役を喰うほどの怪演だったのが、笑えた。クライマックスの藤原竜也品のある顔と、香川の爬虫類(まさに蛇!)顔の対比!
松ケンも友情出演とは思えないほどの熱演で、主役顔負けの演技でした。
山本太郎。昔あった伝説のタケシの番組で、視聴者参加の「ダンス甲子園」というコーナーがあった。それに当時一般の高校生だった山本が「Q山本」として変な踊りを海パンいっちょで踊っていたのが忘れられない・・・。テレビで見かけるたびにあれを思い出す。すっかり、いい役者になって、出世したもんだ。
世の中、人を信じる者は損するの?優しさは不要なのか?
納得いかん!映画は面白かったが。
個人的に松尾スズキ好きなので、出てて嬉しかったです♪
光石研も情けないオッサン役良かったです。
最後も良かったんですが、天海さん最近ちょっと痩せ過ぎでは?
忙しいんでしょうが・・・
原作とは別のドラマとして見る
原作を見ていない人はそのままでも面白いでしょう。原作を知っている人ははまるツボが異なるので不完全燃焼。原作から映画化する場合は大抵そのような感じはありますが、ストーリーを追ってゲーム部分をはしょったな感あります。
藤原竜也と松山ケンジのペアはデス・ノートを思い出して笑えました。
こんな時代だからこそ前向きに
原作がコミックだけに荒唐無稽な展開だが、人生、立ち止まるも前に進むも己次第という、人が生きていく上での基本姿勢を芯に据えている。それは、「エスポワール」に乗り込んだ“負け組”たちに対して発せられた「あまったれるな!」の一言に集約される。
次から次と襲いかかる難題に望みながら、“負け組”のエースとして成長していくカイジは、運さえも切り開き味方にするのは自分しかないということを悟る。
ラストのEカード・ゲームは、単純だが奥が深く、互いの心理を探り合う緊迫感がある演出だ。香川照之の鋭い目力が笑ってしまうほどスゴい。
藤原竜也も上手いが、松山ケンイチが相変わらず上手さを発揮する。役によって表情や声音を使い分けてくる。
最後のどんでん返しが気が利いていて面白い。
p.s. ポスターが共演者を上手く散りばめてすっきりしている。公式HPは導入部がうざい。知りたいことに辿り着くまで手間が掛かりすぎ。何考えて作ってんだか!?
テレビで観るなら……
テレビドラマの「LiarGame(ライアーゲーム)」を映画館で見せられた感じです。基本的に、騙されてから騙し返すといった俳優同士の駆け引き、段階的にステージが用意されているストーリー、漫画を原作にしているために激しいリアクションとか似通っているように感じました。ライアーゲーム好きなら楽しめる作品かと思いますが、映画館で観ろとは口が裂けても私は言えない。
脚本は大森美香氏。デトロイトメタルシティの脚本も書かれているようで、原作ありきの作品が多いようにみえます。原作のデトロイトメタルシティ好きからいうと全然原作の良さがないとのことでしたが、特段嫌いな脚本家ではありません。しかし、今回のカイジは台詞などは忠実に再現している点があるにもかかわらず、ゲームの中身のなさ、トリックのしょうもなさ、はしおり過ぎだろうと。原作は少ししか読んだことありませんが、原作好きの人には勧めたくないし、原作好きと自称する人に「良かった」等と言って欲しくないなぁと個人的には思うわけです。
藤原竜也氏は舞台的な演技が目立つものの難しいカイジを演じきっている部分は、確実にこの映画の魅力だと思いました。松山ケンイチとの共演も見所かと。
ただ、実力派の俳優陣といわれても納得いかない感じはありました。藤原竜也と松山ケンイチ以外はテレビクォリティって感じでした。
藤原竜也好きならどうぞ、できればテレビかレンタル。
ゲームに勝つということ
自ブログより抜粋で。
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シンプルなお話にしては“地下帝国”が少々回りくどく感じられたり、高層ビルでの“鉄骨渡り”にあまり高さを表現できていない演出の弱さを感じたりと、気になる点もありはしたが、実力派揃いの俳優陣の演技合戦に最後まで緊張感が途切れずに観られた。
テンポ良く始まる導入部から後味のいいラストまで手際よく消化されていくエピソードにそつはなく、独創的な世界観も映画的な愉しさに満ちたものだ。
ただ、ふと気になったのはその妙に爽やかな後味の良さ。
最後にカイジが果たした約束は、自分のことを顧みないこんないい奴だから負け組人生を送ることになっちゃうんだという“おかしみ”をはらんだ行為。
それは負け組からの人生逆転というより、こんな人生でも自分らしくあることを肯定したような幕切れに思えた。
戦いのさなかで散っていった仲間たちにも同じような好感を持つ。
彼らは負け組同士の戦いに敗れてしまった、言うなれば負け組の中の負け組。光石研が演じたおっちゃんこと石田にしても、友情出演の松山ケンイチ演じる佐原にしても、結局は這い上がれないまま舞台から消えていったわけだが、そこには彼らなりの生き様があった。
そういった良識ある娯楽作品としてのスタンスは、こういう時代にあって心のどこかで勝ち組になれなかったと自認している、あるいは勝ち組・負け組といった階級制度的な物言いを嫌う多くの者にとって、それなりに耳障りのいいものだろう。
ただ一言余計なことを言わせてもらうと、実は死人も多く出ているはずなのに、利根川が負け組たちに向かって吐く過激な言葉ほどには作品に“毒”は感じられず、それが娯楽映画としての心地よさにつながるのだが、と同時に、時代にマッチした「あきらめない」というテーマまでもが生ぬるく感じられたというのが正直な感想だ。
「勝たなきゃゴミだ!」と言い放つ利根川の乱暴極まりない言葉もあながち間違いではないからこそ、この荒唐無稽な人生逆転ゲームが観る者の共感を呼ぶのではないか。その暴言こそがこの映画の絵空事な世界観を支える唯一のリアリティであることに皆気付いているはずだ。
ある面での時代の真理を浮かび上がらせておきながら、“本当のこと”を口にしてしまう暴君を打ち破るだけでは、耳の痛いことに蓋をしただけのように思えてならない。
映画が終わった後も、おそらくあの地下帝国では以前と変わらぬ強制労働が続けられているであろうにも関わらず、そこから目を背けた結末からも、それは連想される。
虐げられる弱者を描いたエンターテイメント志向の映画として、この映画のラストに、やはりマンガが原作の『イキガミ』(2008年、瀧本智行監督)を思い出した。
『イキガミ』もこの映画と同じように、最後に体制が変わるわけではない、言ってみれば何も解決しない終わり方だったが、そこにはそんな社会を憎む、強い意志が感じられた。
元の生活に戻ったカイジはこの希有な体験を通して、なにか変わったのだろうか。
結局カイジは、ゲームのルールに則って、そのゲームに勝っただけなのだ。
しかしそのルールこそが、勝ち組・負け組を作り出しているという事実、しょせんはルールを決めた者の手の上で踊らされているだけということを、この映画は描き切れていなかった。
爽快なラストから感じた違和感の正体は、そんなところにある気がする。
ギャンブルは毒。
人生をかけたギャンブルに舞い上がる主人公・カイジに藤原竜也。舞台畑の表現がマッチしていた。
原作はなんとなく雰囲気を知っている程度。思い入れも少ないし、拒絶感もない。ベストな立ち位置で素直に楽しめた。原作をマイルドに、エンタテイメント作品に仕上げているのだろうと思う。
現実離れしていて、不謹慎な内容だが、混迷した現在、そのもののような気もする。
松尾スズキさんのクズ人間っぷりはステキ過ぎです。
繊細さは無いが、ゲームシーンの盛り上げ方は巧い。
原作について知ってる事と言えば、そのとんがった絵柄と“ざわざわ”という効果音くらい。
原作ファンの方々の受けはイマイチのようだが、原作未読の僕はなかなかどうして楽しめた。
大都市に秘密の地下坑道があったり金持ちの道楽として殺人ゲームが行われてたり、かなり荒唐無稽な世界観。
キャスト全員がオーバーアクトで、繊細な演技にゃ全くお目にかかれないが、現実を誇張したこの世界観の中では演技もこれぐらい誇張した方がいいのかも
(特に香川照之のヌメヌメした悪役ぶりは大好き)。
けどそれを考慮しても、藤原竜也の演技は大袈裟だなあ。序盤のせわしなさも手伝い、人生を変えてやる!という切迫感や金への執着が伝わらない。お陰で、物語を通しての主人公の成長すら見え辛くなってしまった。これはかなり痛い。
だが劇中に登場するゲームはどれもひとヒネリあって面白い。
特にクライマックスを飾る『Eカード』の盛り上げ方は巧い。多彩なカット割りと映像に寄り添った音楽が緊張感を煽り、結末は分かっているのに手に汗握ってしまう。
カードゲームのシーンをこれだけ盛り上げることの出来た映画ってあんまり無いんじゃないかしら。自分が知らないだけかもしらないが。
典型的駄作!
ストーリーは、とにかく全体的にツッコミどころが多すぎる…。まず納得いかないです。カイジ特有の細かい心理描写や言葉の説得力もゼロです。
映像や音にさほど迫力もないし、演技もイマイチだと思います。特に悪役の二人。映画の世界観を作り上げる上ではカイジ以上に重要な役割だと思うのですが、迫力がなくて、拍子抜けです。劇場から出るときに皆がどう思っているか気になり耳を傾けていたのですが、「ヒドイナ〜(笑)」とか「マンガは面白かったのにー」という厳しい意見が多かったです。
ナイスザワザワ!
う~ん…
正直、原作ファンには少々物足りない内容だったかもしれません。
まずですね、ゲーム内容を端折りすぎな感じがします。
福本漫画特有の毒気に満ちたセリフも結構テコ入れされてます。
そして、原作と最大の違いは…キャストの額、鼻、顎が尖ってない(これは当り前かw)
ただ、映画としての〝落としどころ〟〝カタルシス〟を考えれば、仕方ないかな、とも理解できます。
感心した点もありますよ。
原作の第1部「限定ジャンケン」「鉄骨渡り」「Eカード」を見事にまとめたのは流石だと思いました。
「限定ジャンケン」を30分ルールに変更したのは少々ガッカリしました(これだけ映画にしても良い内容なので)が、メリハリの利いたイイ緊迫感があったし、「鉄骨渡り」は自分も足が竦む思いで、手に汗握りましたw
そして、そして…「Eカード」!!
原作よりも、かなり若い利根川(香川さんw)とカイジの直接対決!!
原作ファンには嬉しい、あの「ザワザワ」が満を持して登場します!!
自分、ニヤリとしてしまいましたw
…なんだ、結局楽しんでたんじゃん、俺w
原作好きの視点で語ってしまいましたが、映画としての完成度は高いと思います。
是非、劇場へ!!!!!
カイジ
藤原達也が主役ってのは上品すぎてどうかと思ったけど、泣きの演技以外は良かったですww。キャストの演技力の高さには脱帽!短時間にあれだけ内容を詰め込んで自然な出来になっているのが奇跡ですww。佐藤東弥さんは、とても初めて監督をやったとは思えないぐらいいい作品に仕上がっていました!漫画やアニメを見ていない人でも納得のいく映画だったと思います。
主役のセリフが「ざわざわ」・・・
どことなく「ライアーゲーム」を連想してしまったのは、
セットのせいか、原作を読んでいないせいでしょうか?
藤原竜也さんて、蜷川さんや野田さん演出の舞台経験が
豊富な俳優さんだけに、発音というか滑舌というか、
あんなだったかなぁ?と思うシーンがチラホラあって、
特に叫び気味になると、前歯にセリフがまとわりつく
感じがして、聞き取り難くて…。
いくら「ざわざわ」が原作のキーワード(?)とはいえ、
心情を吐露するような場面だけに、イマイチ集中できなくて
閉口しました。
完成披露試写会
原作は読んでないので、違和感もなく、それなりに面白かった。
藤原君の目力はすごくて、天海さんも香川さんもはまり役に感じました。
負け組みの人が見ると、若干耳が痛い台詞もあり、いいと思います。
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