グラン・トリノのレビュー・感想・評価
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ウォルトかっこよすぎ…
ウォルトの生き様が格好よすぎた。
タオとスーを守るために、
奴らを殺しに行くのではなく、自らの命をもって守る姿が勇しかった。
病気で後が長くない事もわかっているけど
タバコと酒はやめずに、最後渋いスーツを新調して、丸腰で死にに行く…
じんわりと余韻の残る映画でした。
主人公の性格
主人公の性格がすごい頑固なかんじでしたが、
奥さんがいたときからあんなかんじなのでしょうか?
冒頭で奥様のお葬式でしたが、生前から家族やご近所に対してあんな憎まれ口たたいてたのかな?
一人暮らし歴が長くてあんなかんじだったらなんかわかったんですけど…
ヒロイン的な女の子が乱暴されたあとのシーンはけっこうショッキングでした…
下手なホラーよりああいうシーンのほうが見ててつらい
あと主人公が撃たれてしまうのもちょっと驚きました
てっきり撃ちまくるかと
血を吐く設定は大事だったのかな?なくてもよかったような
戦争でバリバリ戦ってたとか、実は病気…とかいろいろ設定がたくさんすぎて、
なんか漠然としたストーリーに感じてしまった
タオくんはラストあんないい車に乗って
またチンピラなどに絡まれたり差別されたりが続かないのでしょうか?みんなあのグラントリノを欲しがってたし、狙われない?
とちょっと心配になりました
メイキングに「アメリカ文化と車」みたいな映像が入っていたけど
好きな人にとっては本当に宝物なんだろうな~と
あんまり日本にはない感覚かも?
車を磨くシーンはたしかに多かったような
よくわかんないけどなんかの映像でみた「スコーピオライジング」みたいなかんじですか?
でも映画の中では最後のシーン以外にグラントリノに作中で乗ることもなく、
ものすごく大きなキーのように特典映像では言われてるけど
ほかの設定がもりだくさんすぎて、そこまで存在感を感じなかった…
これは私が車に興味がないからかもしれない
ちょっとセントオブウーマンを思い出しました
"差別は新たな差別を産む"
差別は新たな差別を生む。
暴力は更なる暴力の連鎖を生む。
いずれも、受けた者には一生心に残る傷が残る。
自分の価値観を相手に押し付けるだけでは、相手の理解は受けられない。
イーストウッドは決して声高には訴えたりしない。
あくまでも娯楽映画の範疇に於いて、自分の姿形を通してそれとなく忍ばせる。
まるで現在のアメリカ社会を憂いている様に。
イーストウッドは知っている。
今日、彼が映画スターとして輝いていた時期は西部劇のヒーローでだった事を。
そして、最早西部劇が成立し難い時代である事も…。
出来る事ならば西部劇を製作したい…個人的にはそう思える。いや、そう思いたい。ファン心理としては…。
以後、この感想は“それ”を想定して書いています。なので、とんでもない勘違いを侵している危険性がかなり高いと言えます。
作品中の後半の流れは完璧なる西部劇の流れと見て間違い無いと思える。
この作品の凄いところは、そんな雰囲気をイーストウッド自身が意識して作品の根底に観客の意識下に忍ばせただけでは無く、どこかアメリカとゆう国のこれまでの在り方を、主人公の生き方そのものとして反映させている様にも感じるところです。
しかも、それを娯楽映画として分かり易い様に誘導して行く。
「あ?これはあれか?、そうするとさっきのはあの作品かな?」と、どこか前に観た事のある作品を思い出させる時が時々ある。実際に過去に於いては全く同じ展開・カット割りを使った例もあるのですが、この作品を観た時には、完全なるオリジナル作品になっているのが何とも凄いところ。
自身が所有する愛車《グラン・トリノ》を、「美しい姿だ!」と眼を細め。他人に対しては自我を剥き出しにする“表”の顔。
マナーが悪く、人生の先輩に尊敬の念すら感じ無い若造には「舐めてんじゃねえぞ!」とばかりに。まるで『ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場』の主人公の様だ。
そして、若い神父に対して語る、闇を知る“裏”の顔としては、これまでにも『ファイヤー・フォックス』等で時折覗かせて来た戦場の苦しみとして。
また多くの西部劇や刑事物等の現代劇にて悪人から受けた暴力での責め苦として描いて来たと思う。
主人公の心の奥底に残っている“心の傷痕”
この作品では度々主人公と、その周辺の人達との触れ合いがユーモアに溢れていて、主人公の人間性に深みを出している。
勿論そうなのだが、個人的にはそれ以上に、本当の戦場すら知らない“この若造!”とばかりに、当初は莫迦にしていた若い神父との会話から、この主人公のこれまでの歩みが、こちらの想像を膨らませてくれていて、作品全体を豊潤なモノにしていると思う。
初めて2人が話し合う場面に於ける名前の呼び方から後半での繋がり。ビールを巡るやり取り。
主人公が本当に《懺悔》したかった事実。
それは簡単には喋れる代物では無かった筈だったのだ。
何度も何度も通い詰めて得られた信頼から、引き出した「命令されたからじゃ…」の一言。
遂に吐き出した主人公の心の叫び。
その一言を遂に吐き出した事で、それまで抱えていた重荷が外れ、過去のそれら一つ一つの積み重ねが、こちらの心の奥底を揺さぶって来る。
シンプルにして雄弁。
クリント・イーストウッドとゆう偉大なるエンターティナーの、これは人生賛歌にして世界に対するメッセージに他ならないと思える程です。
(2009年5月15日丸ノ内ピカデリー2)
正直言って
正直言って最後に感動したとか言ってる人は頭が悪いと思った。物語慣れしてないという言い方の方が正しいかな。
展開が読めている状態で見ても感動できたという人もいるかも知れないが私はそうではなかった。
私は男同士の絆を描いた物語は好きなので空気的には良い映画だったと言えるが、北野武が言っていたように(記事で読んだだけなのでニュアンスは知らないが)ウォルトとタオの絆が強くなる過程が不自然であると感じた。
また爽やかなラストであるが、スーがレイプされているのにそれでいいのか?と思った。
タイトルなし(ネタバレ)
グラン・トリノというのはビンテージカーのこと
妻に先立たれ親類に疎まれる頑固な一人の老人のお話
車のことはよくわからないけど、それとは関係なしに楽しむことができた(分かる人はもっと楽しめと思う)
ハン族の少年との交流は心暖まるし、イタリア人の床屋との会話はすごく小気味良い
ほとんど実感なく生きているけど、暴力と地続きの世界に生きている
この話の結末はウォルトその中でどう生きていくかを示したもののように思う
クリント・イーストウッドだなぁ
おもしろい!
とてもいい
頑固オヤジが段々隣の人たちと打ち解けるところなんかほんとに観てて楽しい。
情が移っていろいろ関わっていくところなんか、すっごくリアルで良い。
女の子のボコボコのシーンなんかは、イーストウッドっぽい!とっても胸くそ悪い。
2人の未来のために犠牲になった頑固オヤジの姿には感動した。
義憤、銃、人種主義
義憤。自分の家族とは断絶状態の白人男性。妻の葬儀では、参列者を前に居心地の悪さを隠さない、気難しいその老人が、隣家の黄色人種の少年とその家族のために命を捨てる。その少年との短くも濃厚な交流の中で、彼は銃を使って冗談を言ったりする。銃が日常に存在する光景は、われわれ日本人には奇異にすら見える。同じ民族のギャングから銃による脅しを受けている少年に対して、たとえ冗談でも銃口を向けることにたいする批判の視点は、この映画からは見えてこない。まずは、社会に銃ありきなのである。
そして、隣家を襲ったギャングに対する憎悪と復讐心が、ただただ正当化される。そして彼は、自分が犯罪者となることなく、彼らを半永久的に社会から抹殺する方法を選択する。そこには銃社会への反省や批判の精神がどうしても読み取れない。何故なのだろう。
そうだ、イーストウッドは、全米ライフル協会の重鎮なのだ。
魂の継承
2回目を見た感想を。
人種も年も違う2人の人生に迷える男同士が心を通わせ、若人の方が成長し、老人がそれを見守る過程を、丁寧な見せ方と味のある演技で描き切った傑作です。
単純に頑固オヤジが隣人一家(一族)と触れ合って丸くなっていく様と、それに伴って少年が成長して行く様が連なってくのを見ているのは楽しいです。特にウォルトが向かいのボロ屋を発見し、タオに修理をやらせて以降は1シーン1シーン2人の絆が深まっていく様がビンビンに伝わってきて、本当に幸せなんですよ。。この息子とかじゃなくてお隣さんっていうのがまた。その橋渡し役となるのがウォルトの愛車のグラン・トリノなわけですが、ウォルトがグラン・トリノを洗車し、それをデッキから眺めるシーンが、さり気ないBGMも相俟ってお気に入りです。
逆に言うと少年と老人が仲良くなるだけの作品なんですが、やっぱりラストのウォルトの決断がこの作品を一層印象深いものにしているんだろうなあと。そしてその後イーストウッドの歌声をバックに走り去っていくタオとデイジーの乗ったグラン・トリノ…。愛すべき頑固爺が死んでしまったのにこの爽やかな鑑賞後感は、やはりタオが彼の魂を受け継いでいるからこそではないでしょうか。それをラストシーンから汲み取れる出来になっていて素晴らしい。
なんていうか、小学生みたいな事を言いますが、(イーストウッドファンは違うかもしれませんが)見る前のゼロの状態から2時間でここまでキャラや人間関係を作り上げ、圧倒的な何かを鑑賞者の心に残せるのはすごいことだと思います。映画ってすごいなと思います。
人生の締めくくり方
映画評価:80点
この作品を見たのは今年の5月9日飛行機の中でした、飛行機内では上映されていたので暇つぶしに選んだ作品です
そもそも、この映画を見るまではグラントリノが車の種類名とも知らなかったので全然ノー知識からのスタートです
そしたら性格の悪いジジイの妻が亡くなって、その後どう生きてるか~みたいな面白みのない話しが続いていくのですが
途中発展した事といえば冴えない少年との接触です
その頃には暇潰しで完全に作品をバカにしていた時で、そんな僕の目を覚めさせてくれたのは少年とジジイが段々と変わっていく姿だったんです
ジジイは生き甲斐というか、心許す仲間が出来た少年は強く生きる理由と光を見つけました
この二人の間に色々な悩みや問題が降りかかります
それに対して、一生懸命戦う男たちの想いを感じることが出来ました!
最期が、凄く格好良い!少し残念だったけど、めっちゃ良かった♪
遺書もウケました
以外に地味でもキャラが立ってたので良い演出が出来ていたのではないだろうか
最初の1時間を我慢すれば後は神がかりな映画です。私はクリント・イーストウッドを尊敬しました!!
余すことなくクリント・イーストウッドの良さが出ていますよ
俳優・監督にイーストウッドがしっかりと活躍
総合75点 ( ストーリー:70点|キャスト:75点|演出:80点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
かつては自動車産業の発展とともにモータウンと呼ばれ強いアメリカの象徴となって大繁栄しながら、日本勢をはじめとする外国からの猛攻を受けて衰退して荒廃し、今では全米でも最悪の貧困と犯罪の都市となったデトロイト。中流層以上の一般的な白人は町を離れ、代わって貧乏な移民と有色人種に町が占領され、多少なりとも安全確保のために家の周りを鉄条網付きの塀で囲む。
イーストウッド演じるコワルスキーは朝鮮戦争で黄色人種と戦い、その後はデトロイトのフォードの工場で自動車を作っていれば、それはこんな有色人種嫌いな爺さんになろうというものだろう。息子すらトヨタの車を売っている時代に、彼は古い世代のアメリカ人の一つの典型ともいえる。しかし家族も寄り付かない頑固でどうしようもない年寄だが、文句を互いに言いながらも床屋に建設屋にと、思ったよりも人望があったり仲間意識があったりするのがわかる。まずこの爺さんを形成した要素をしっかりと揃えているのがいい。それをイーストウッド本人が味のある演技で見せてくれる。
それだけにとどまらず、イーストウッドは監督としての高い能力を見せてくれる。彼の監督作品はいずれもはずれがない(訂正、『アイガー・サンクション』ははずれでした)。今作もそうだった。過去をひきずる頑固爺さんが人生の終わりを迎えようとするころに出会った、血の繋がる家族よりも心を通じ合わせられる有色人種のお隣家族。彼の生き様の変化と決断、そして結末をしっかりと描いている。
前半は「ベスト・キッド」を観ているようだった。引っ越ししてきた少年がいじめにあって隣に住む爺さんに助けられる。そして爺さんの影響を受けて成長していく。だが今回の相手はただの不良少年ではなく、本物の暴力組織の下っ端で、やることは遥かに深刻だ。後半では健全で爽やかな解決にはならないことがわかる。
しかしいくら朝鮮戦争の英雄といえども、これだけ歳をとっていれば、機関銃すら持ちあるく若者数人を相手に戦って勝てるものではないだろう。今回はハリー・キャラハン役ではないので、普通に戦うのではないというのは最初から想像がついた。だから最後に一人正面から乗り込んだところを観て、ある程度その後の展開に予想がついてしまった。
それに最後はコワルスキー爺さんの思惑通りといったところだろうが、もし彼ら全員が射撃しなければどうなっただろうか。例えば彼らのうちの一人だけが撃てば、当然逮捕されるのは一人だけで、残りの者は相変わらず町を我が物顔でうろつくことが出来る。撃った者たちみんなが裁判で有罪にされ長い懲役刑に服されるという保証もない。ここには物語の都合の良さと弱さがある。
でも最後の五大湖の護岸をグラン・トリノが走り去っていくのは寂しさと余韻が残って美しく締めくくっていた。イーストウッド自身の制作の歌がコワルスキー爺さんの魂を静かに見送っていた。
悲しくも心温まる最後の決断に涙
正直に言ってクリント・イーストウッドの作品はこれが初鑑賞。『ダーティハリー』はおろか『許されざる者』や『ミリオンダラー・ベイビー』、『硫黄島からの手紙』も観ていなかった。なのでよく評判に聞く「クリント・イーストウッドの集大成」的な良さを感じる事は、永遠に出来ないだろう。でもこの映画が奥の深い、素晴らしい作品だという事は理解できた。
まず明暗の具合が素晴らしい。作品の質に深みと味わいを与えている。そして全体の構成は本当に無駄が無い。例えば神父に懺悔に来るよう言われるが、懺悔を断固として拒否し続ける。これは、主人公ウォルトが朝鮮戦争で犯した罪は懺悔なんかで拭えないくらい大きなものであるという事の裏付けととれる。また、モン族と関わるのは、彼らがウォルトの殺したアジア人に似た種族だから。つまり彼らと関わり経験や知識を伝えることが、救いと償いを意味するのだろう。この辺りがとても巧みである。そして、本作は「罪」や「生と死」を強く意識しており、最後の決断はその象徴である。ウォルトは、自身の残り少ない命をチンピラ共への報復に使う。彼は、死ぬことよりも生きて自分が犯した罪を悔いる方がよっぽど苦しいことを知っている。タオに自身の苦しい経験をさせずに、且つチンピラ共に最大限の苦しみを与える為の唯一の手段が自分を殺させる事なのだ。命懸けのけじめによって人生において非常に大切な事を教えてくれたラストに感動せずにはいられない。同時に朝鮮戦争で自身が犯した罪へのけじめも意味していたと思う。この残り約25分の展開はとても奥が深く、悲しくも美しい展開である。ちなみに地味ではあるが、この25分の中で神父がチンピラ共に対して正直に憎みビールを飲む姿は結構お気に入りのシーン。最後でタオに「グラン・トリノ」を譲るのは恐らくタオへの感謝の気持ちなのだろう。
ある頑固ジジイの生き様
私としては「ミリオン ダラー ベイビー」の方が好きですが、これはこれでよかったと思います。クリント イーストウッド出演最後の作品に相応しい内容でした。どちらかと言うと年配向けだと思いますが、何を言わんとしているのかは、わかったと思います。 主人公は妻に先立たれたばかりの孤独な老人ウォルトある日彼の住む隣の家にミャンマー人一家が越してきます。初めはあまり良く思っていなかったウォルトでしたが、彼らと節しているうちに心を開いていき、やがて彼らと不思議な友情が芽生え始めます。 注目はクリント イーストウッドの熱演、作品全体の雰囲気そして、予想を裏切るストーリー展開です。特に中盤から後半のストーリーが非常によく出来ていて、予想を裏切る展開に呆然としてしまいました。私の中盤までの予測では“主人公のガン闘病記”みたいな展開になり、最終的にイーストウッドが病室のベッドの上でウルウルした目で“ボク、生きる資格あんの?”とか言い出すのかと思っていました。しかし、まったく違う方向へ行ったので安心しました。 それから、クリント イーストウッドの演技についてですが、まあ、昔と変わらずキャラはずっと同じなのですが、独特の味とユーモアがあり、つい演じているキャラを好きになってしまいます。他の出演陣も良い味を出していたと私は思います。 それから、雰囲気はイーストウッド作品の「ミスティック リバー」に非常に近いものがあり、安心感とサスペンス感を上手くミックスさせたようなものでした。「ミスティック リバー」の雰囲気が苦手だった方にはオススメできません。それから、リアル感を出す為なのか音楽がほとんど使用されていないのも特徴で、人によっては眠ってしまうかもしれません。 さて、この作品の弱点は一目瞭然です。オープニングからウォルトとミャンマー人少年との交流に辿り着くまでの展開がはっきり言って遅すぎます。私としてはあの当たりをもう少しどうにかしてほしかったです。それから、疑問に思ったのはなぜ、グラントリノが車庫から出たり入ったりしていたのかがよくわかりません。別にウォルトが車を洗っていたわけでもなさそうでしたし・・・何となく不自然でした。 しかし、非常によく出来た作品で若者層にはオススメできませんが、年配層には思い出に残る作品になると思います。
イーストウッドの最高傑作
この映画は間違いなくヒューマン映画の最高傑作です!!
妻を亡くしてしまった主人公に残されたものは....
息子や孫との深い溝と
愛犬と
愛車のグラン・トリノと
戦争での悲しいトラウマ
だけでした。
そんな主人公がモン族という部族との交流をさかいに「生きる事の幸せ」を見つけていく過程がとても丁寧に描かれています。
そんなストーリーを軸に暴力による負の連鎖や人種問題など様々な内容が加えられて物語に深みを与えています。
さすがイーストウッド!!ただのヒューマン映画ではなかった!!
ラストはまさに「男の美学」を感じました。カッコよかったなぁ(;_;)
天下一品頑固じじぃ
10/4/9
さすがクリントイーストウッド。
まさにクリントイーストウッド。
偏屈じじぃ、がんこじじぃを演じさせたら右に出るもの無し。
こんな素晴らしい俳優がどうしてこんな素晴らしい作品を撮れるのか。
生きざま、死にざま。
あの死にざまはかっこ良すぎる。
きっとタオにも分かる。
伝えたかったこと。
ひたすら感動しました
偏屈で身内からも嫌われている爺さんが、まったくの他人に心を許していく過程。え?そんな事位で?それでいいんだ。と言う位簡単だったかも。でも、それ位過去の過ちに縛られて自分の殻に閉じこもり、身内だからこそ許せない事も有るわけで・・・人間愛というべきか。見終わった後、過去の過ちを彼にも味わわせたくない
という思いと自分の命が見えた為の決断だったと思うが、悲しい結末だった
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