「スピード感はすごい」トランスポーター3 アンリミテッド プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
スピード感はすごい
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運び屋を引退したジェイソンステイサムのもとに依頼が来る。
断るが何度も殺されそうになり、結局依頼を受ける。
今回の依頼では荷物と共に謎の女性も同乗させられた。
実は実は荷物はブラフで、実はこの女性を運ぶのが目的だった。
この女性は大臣の娘で、これを人質に取ることによって、
大臣に無理やり調印させるのが犯人達の陰謀。
結局ギリギリでジェイソンが助け出し、調印せんで済んでラッキー。
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何かジェイソンが2までと違って軟派な感じになってた。
自分で作った幾つかのルールに徹底的にこだわる姿勢は薄れ、
ルールには例外がある的な事ばっかり言って妥協しまくり。
同乗していた女(首に「安」の刺青があるww)が訳のわからんバカで、
酒飲んで急にクレイジーな感じになり、ジェイソンにキスを迫る。
このシーンはホンマに見てて面毒くさかったし、無理矢理杉。
しかもそれに応えるジェイソン。お前、こんな馬鹿女が好きなの?
そもそもお前ら、そんなんやっと場合ちゃうやろが。
アクションは相変わらずスピーディで迫力があったが、
シーンが細切れ過ぎて何が何かよくわからないことも多かった。
昔はジャッキーチェンばりの肉体を使ったアクションが多かったが、
編集の技術で魅せてる感じなのは少し残念。
で、全てが解決した最後のシーン。
ジェイソンはこの女と一緒に釣りしてた。
繰り返しになるが、えーっ、お前、こんな馬鹿女が好きなの?
たったそれだけの事で、ダンディさもクールさも全て安っぽく見える。
この映画はジェイソンのキャラが売りなのに、何故こんなことに?
そういやセーム・シュルトがチョイ役で出てた。
おれは大物だとか言って出てきて、すぐ負けとったww