劇場公開日 2009年11月14日

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笑う警官のレビュー・感想・評価

全29件中、21~29件目を表示

2.5良い原作が、ズタボロ・・・。悲しい。

2009年11月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

佐々木譲原作の北海道警シリーズ第一弾。実際の北海道警裏金事件にインスピレーションを得て原作は描かれており、警察の奥底に巣食う暗部を描いている。元々は「うたう警官」と言うタイトルで原作は出版されていたが、映画化に際して原作の方も「笑う警官」に改題し、文庫化されている。ちなみに元々のタイトルの“うたう”とは、singのうたうではなく、話してしまう(この場合、裏金疑惑を暴露する意)と言う意味。

物凄く辛口です。

原作が面白かったので期待して行ったんですが・・・、完全に外されました。ガッカリです。

原作では、物語に起伏と緊迫感があり、次の展開が物凄く気になって次へ次へと読み進む勢いでしたが、映画化に際しての脚本化が良くなかったのか、話に起伏が無く、凡庸なストーリーになってしまっています。角川春樹氏が自ら脚本を手掛けたようですが、氏の無駄な(独りよがりの)ダンディズムが脚本に入り込んでしまっていて、折角の物語が残念な結果になってしまっています。ダンディズムを語るのは良いですが、他人(この場合は、映画の観客)を巻き込むのは止めて欲しい。

また、ラストの「BLACK BIRD」のシーンの意味が全くわかりません。あれは、何なんですかね? どういう意味? あと、日本映画なのに、エンドロールの文字が何故にローマ字表記? 角川氏の趣味ですか? 悪趣味です。

出演している俳優陣はそれなりにいい演技をしていますが、何か原作とは違う感じなんだよなぁ。佐伯も大森南朋と言う感じでは無いし、小島も松雪泰子のイメージでは全然無いんですが・・・。もっとも、そこはそれぞれに実力のある俳優達なので、演技そのものに問題は全くありません。問題があるとしたら、脚本です。

良い小説が、脚本次第で、良い映画にも、逆に、つまらない映画にもどちらにでも変わると言う事を示した作品だと思います。あんなに良かった原作が、ここまでズタボロになってしまって悲しいです。

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勝手な評論家

4.5みんなが言う程…

2009年11月22日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

他の皆さんの評価ほど悪く無かったです。俳優さんに感情移入されていたり、リアルやスタイリッシュで議論されていたり…。私は最近から映画を見始めましたがなかなか良かったと思う。あくまで「北海道警の裏金」という観点の作品として…ですが。勿論なぜ宮迫?とかはありますが…。良い演技だったと思いますよ。ここを見て映画を観るかどうかを判断されている方々へ。俳優さんなどの役構成などが気になるならお勧めしません。作品として鑑賞するならぜひ一度観ては如何ですか?

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かずん

2.5女性でも楽しめる

2009年11月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

ベストセラー小説の映画化で角川春樹が久しぶりにメガホンをとられたとう言う作品。
原作のファンだったので、東京国際映画祭で鑑賞しました。
俳優陣では、主人公の警部補・佐伯に大森南朋。全体的なクールな演技がかっこいい。
そして一番良かったのが、佐伯の仲間のら警官、小島を演じた松雪泰子。彼女もクールで頭がいい感じの警官を好演。
宮迫博之も良かった。
テンポも良く ストーリーも面白く大人の社会派映画で、本格的サスペンスです!
個人的な印象としては『消されたヘッドライン』 の邦画版と言った感じでした。
原作は警察の内部を鋭く描く作品で、かなり泥臭い部分も多いのですが、映画ではスタイリッシュなイメージが強かったです。
おそらく監督の意向もあったのかもしれませんが泥臭い演出の方が合っているように思えました。
劇中の曲はジャズが使われていて 音楽面でも 大人の世界を感じましたし、やはりお洒落な感じもあるので
女性でも楽しめる作品なのではないでしょうか?

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kokko

4.0結構楽しめてしまって、皆さんのコメントを見たらレビューが書けなくなりました。

2009年11月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 元来角川春樹作品には、生理的に受け付けない小地蔵であります。『青い狼』では、日本語のセリフにヘキヘキとさせられました。
 ところが本作では、冒頭のJAZZのテナーサックスの渋い響きに、すっかり酔いしれてしまって、魅入ってしまいました。
 またラストでは事件の黒幕には、さらに黒幕がいたという意外性もあってなかなかいいかもと感じたのです。
 比べているのが、テレビ朝日の土曜サスペンス劇場なんでレベルが低いのかも知れません。ともかく、レビューを書こうと思ってサイトの評価を調べてみるとどれもすこぶる辛辣で、評判が悪すぎます。
 それで自分の映画を見る目に急に自身がなくなって、レビューが書けなくなりました。ぜひ皆さんもご覧になって、面白かったと感じた人からのご意見をお待ちしています。

 きっと『ハゲタカ』を見て以来、大森南朋の渋さが気に入っているから、本作で余り違和感を感じなかったものと思います。確かに突っ込みどころ満載で、ト書きで説明してしまう作品ではありますが、大森が演じる佐伯の過去を引きずって、遠くを眺める姿。そして同じく過去を佐伯と共有していた津久井を演じた宮迫のシリアスな演技など、見せ場はあるのです。
 女性刑事の小島のクレバーなところを松雪泰子がよく表現していました。小島が事件解決が安直すぎると直感する展開も、松雪の演技で説得力が出てきたと思います。
 そして、小島と佐伯の関係も、クールな二人に相応しく、さりげなく小島が展望の利くオシャレなレストランに連れて行ってくれとお願いする形。それを受けて、普段笑わない佐伯が、小島の意図を読んで、思わず苦笑いするという描き方でした。
 少なくとも、これまでの独善的な角川作品とは、少々変わってきて、エンタ志向で作られているという意図は読み取れました。

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流山の小地蔵

2.5「スタイリッシュ」か「リアル」か

2009年11月16日
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りりー

3.0ジャズィーな笑い

2009年11月15日
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yoshinodebo

2.0うーん…。

2009年11月15日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

南朋さん!私泣きます!あなたの良さが全く生かされてませんでした。単純で説明不足の内容は、果たして刑事物のテレビドラマの方が見応えあります。楽しみにしていた分悲しくなりました。

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えるやま

2.0……あ、あれ?

2009年11月14日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

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浮遊きびなご

2.5不完全燃焼

2009年11月14日
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鑑賞方法:映画館

う~ん、なんか残念な作品。
春樹の春樹による春樹のための映画って感じ・・・{。
スタイリッシュより、リアルを追及してほしかった。
原作読もう!

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ぷらねっと