「シリアかぁ・・・」シリアの花嫁 チャーリーさんの映画レビュー(感想・評価)
シリアかぁ・・・
今のシリアの現状を知る者としては、この映画はおいそれと語ることは難しく感じますね・・・
花嫁がずっと不安気なのが印象的です。
自然にそこにあるはずの家族に、外的な要因で無理やりにも楔を打ち込まれ、そしてまた今度も引き裂かれる。それをなんとかまたつなぎ合わさろうと皆がもがくけど、簡単ではなくて・・・ 確かにこういったことってどこの家族にも大なり小なりあるのでしょうけども、花嫁になることに、ここまでの決意と忍耐を強いられることは、そうないのだろうと思います。
国自体が抱える悲劇を扱う作品は、これまでにも多く見てきましたけど、それらの中では、かなり無理をせず、そして誇張もせずに、普通の日常の苦悩を描いていることが好感を持てましたね。
花嫁さん、今、どうしてるかなぁ・・・
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