「白黒の貴重な古い時代の映像が多く観られるが、演奏ブツ切れ編集は酷い」ザ・フー:アメイジング・ジャーニー アンディ・ロビンソンさんの映画レビュー(感想・評価)
白黒の貴重な古い時代の映像が多く観られるが、演奏ブツ切れ編集は酷い
『キッズ・ア・オールライト』よりも、初期の時代の貴重な演奏映像が盛り込まれているが、演奏がインタビューと交互に切れ切れに編集されており、どちらかというと演奏を聴くよりもドキュメント色の強い作品と言える。
The Who 自身への興味を持って観る分には良いだろうけど、フルの演奏シーンを期待するとガッカリというか、腹立たしくなってくる。
当時我が国では劇場未公開となってしまい、2枚組のLPレコードだけが発売されて虚しい思いをさせられた『キッズ・ア・オールライト』であったが、後年、DVD化の際には追加映像の長尺編集版での発売を遂げ、嬉しい思いをさせられた。
The Whoの伝説的な演奏シーンを期待するのであれば、断然、こちらの方の鑑賞をされる事をお勧めする。
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