「【皆な歳とったなぁ】」ザ・フー:アメイジング・ジャーニー 雪国の離島の生まれ、山裾育ちさんの映画レビュー(感想・評価)
【皆な歳とったなぁ】
私はザ・フーのファンです、ピートタウンゼントの分厚い自伝も読んだりしてます。だけど公開時には忙しくて観れずまた内容的にはなんとなく目新しいのは復活後のものが多くてコメンテーター加えたりして作り込んだ感じがして後回ししていました。いざ観たら画面に釘付けになりました、デビュー時に映画をとろうとして残っていた音はちょっとしょぼいけどえらくクリヤーな映像で観れるまだ本当に若々しいメンバにまず驚きました。観るにつれ時間がたったからか死んだキースやジョンの生き様の暗黒面を淡々と率直に語られます、悲しいですが人間というもののおろかさに改めて感じ入ります。二人だけ生き残り歳も取ってジジイになって流石に仲直りしたから過去の激しい確執を振り返ってます、老いて戦友に先立たれ才能に限界を感じ過去の栄光を渋々受け入れていく様子にも人生の先輩として学ぶものがありました(話が大袈裟ですいません)。「キッズアーオーライト」を観てオリジナルアルバムをフーアーユーまでは聴かれてから是非観てください、この作品は傑作です。
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