バーン・アフター・リーディングのレビュー・感想・評価
全56件中、1~20件目を表示
相関図必須のドタバタブラック
コーエン兄弟監督作品ということと、豪華キャストに惹かれて鑑賞。
一言で言えば、まさにこれが「コーエン節」全開と言うのだろう。
とてつもなくブラックで、この一見ドタバタでハチャメチャでやりたい放題に展開していきながらの、ラストには伏線をしっかり回収するあたりの仕込み業は、さすがとしかいいようがない。
そして、この丁寧というか雑というか…とにかく良く練られたしょうもないストーリーを、ずば抜けて芸達者な役者陣がとぼけた雰囲気で演じきるのだから、もう呆れながらもつまらないわけがない。
怒涛の90分、相関図を確認しながらもう一度観たくなる。
それぞれの浅はかな欲望が入り乱れてます
Netflixの新着に出てきて、この豪華キャストにコーエン兄弟は間違いないと思い視聴。
馬鹿らしくて笑えるし、次の展開が読めなくて気になるし、とても楽しめました。好きです。と思ったら、まさかの低評価でまた爆笑。
アホっぽい若きブラピは可愛かった。
超面白い
僕は漫画を描いてるのですが、
こんなブラックコメディの群像劇をコミックス一巻でまとめて描けたら最高だなと思いました。
脚本が練られててとても面白かった。
ブラピも若い頃の癖のあるキャラで
大好きなプラピだったし、
ジョンマルコヴィッチとフランシスマクドーマンドの
やり合いも見応えあり
ジョージクルーニーや他の出演者も豪華で
100分弱だけど見応え充分でした。
一つの自伝からの物語の広がり方は面白かったけど、
よくよく考えるとリンダが走り過ぎたせいで大惨事になったような気もする…
善も悪め関係なく悲惨な結末が待っていると言うのが
コーエン兄弟ぽかった。
評価は低いみたいだけど、僕的にはとても面白く
そう言う作品に出会えた時ほど、これは僕の映画だ!
と思える事はない。
役者はいいのに…
役者はいい。
シナリオもそこまで悪くない。
演出がどっちつかずで、いっそ完全なブラックコメディに振り切ってしまったらもっと笑えたのでは。
駄作とまではいかないが面白くはない。
いっそ舞台劇なら面白くできたんじゃないだろうか。
色々と勿体無い。
「何を学んだ?二度とごめんだ」
・俳優が豪華すぎ。
・整形手術の費用を稼ぐために翻弄される人たちが多すぎる。
・マッチングアプリでデートしまくる既婚男性たち。
・「何を学んだ?二度とごめんだ」のセリフがすべて物語っている映画。
くだらないけど嫌いじゃないです。
浮気の浮気の浮気の果て。
笑えるブラックコメディ。
登場人物たちのアクの強さは、この上なし。相互に作用し続ける様は、あり得そうであり得ない線をうまく縫っていく。
でも、色々あったけど整形できそうで何より。
クッソくだらねぇ与太話
久しぶりに見たけど、もうほんとすごく豪華な与太話。
なんとなく「ファーゴ」の名残を感じるような、感じないような。
「この話の教訓は?」
「そんなもんないよ」
実力ある有名俳優をこれでもかと使って、風呂敷を広げて広げて
味わい深い画をセンスの良い編集で繋げて、それで繰り広げる与太話。
ウソか本当か分からない酔っ払いの話を聞いているような
人間の愚かさと愛おしさを煮詰めたような作品だった。僕は大好き。
すごい駄作、
俳優の無駄遣い。
前半の前半はどーでもいい話で、なくてもいい。
ようやくおもしろくなってきそうと思いきや、よくわからんまんまで終わったかんじ。
せっかく見てて期待もしたのに、ぜーんぜんおもしろくなかった。
低評価なのはわかる
サスペンス物としたら事件が小さすぎるし、低評価なのは頷ける。
この映画に出てくるアホ(もうアホと言ってしまうが)は、
・出会サイトを使って相手を騙して浮気する、奥さんの収入に依存する主夫生活の
イケメン
・価値のあると思い込んで、拾っただけの情報で大金を国家組織からユスリ取ろう
と考える欲ボケのイケメンと思い込みの激しい壮年女性のバカコンピ
・他にもいるがそっちは省略
という感じ。ストーリーは典型的なバカなアメリカ人
こういう面々に本当に一流の俳優、女優が普通にキャスティングされ、演じている。
ここはさすがに映画の国、アメリカだ。
日本なら、こんなイメージを落とすような役をやるだろうか。
邦画でイメチェンと言えば、シュールな約、例えば残虐な主人公を演じるなど役者魂
をアピールするのが関の山で、こんなクズのような人間の役ならやる俳優は少ない
だろう。
この映画の俳優はブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、ジョン・マルコヴィッチ
そんなそうそうたる顔ぶれで、三文小説のような人間模様をやってるのがすごい。
痛快、シニカル、意図不明
コーエン君快心の一作です。
意味なし、思想なし、内容破綻、視聴者無視のいつもの路線がファーゴ級に成功してます。
このタッチ、生理的に合わない人も多いでしょうね。
しかし、なんでこの人の作品のジャンルを「コメディ」にするのか意味わからず。
所謂コメディではないです。まあ、ぴったりのジャンルがないけど、であれば犯罪ドラマでよし。
観方によってはシリアスな作品だし、傾向としてはブラック、シニカルが8割、「コメディ的要素」が2割です。
しかし、ブラピの勘違い演技秀逸です。
馬鹿達よる馬鹿騒動
犯罪&コメディな内容だが、全体を通してそんなに笑える訳でもなく、リンダとチャドの馬鹿な行動に半ば呆れつつ見た感じ。
チャドの死亡シーンは思わず吹いたけどね。
なんつーか、もう少し細かくっていうか、わかりやすく描写して欲しかった感ある映画だったな。
ラストは上官への報告であっさりとまとめたけど、個人的にあの終わり方は好きかも。
映像より文字に起こした方が面白い事もあると思う。
それにしても、ティルダ・スウィントンは歳を重ねて老けても美しい。
全56件中、1~20件目を表示