バーン・アフター・リーディングのレビュー・感想・評価
全72件中、41~60件目を表示
馬鹿らしいが見てしまう映画
狙いはいいと思う。
わかりやすい笑いではないかもしれないが、見終わったあと、全体像を把握したときのなんとも言えない馬鹿らしさは、なかなかいい線いっていると思う。
パーツで笑いを作るのではなく、映画全体で笑いを作る。
あと評価していいのは、これをこのキャストでやってしまった点で、目論見は成功していると思う。
安っぽいキャストではただの悪ふざけにしかならない。
まあ、十分悪ふざけか…。
文句言われることすら想定内だったでしょう。これはこれでいいんじゃないでしょうか。
てんやわんやしたのをまとめてみた!
でも、とてもナチュラルな感じというかなんというか。トラブルや問題なんて、結局単体で見たらたいしたスケールじゃないのに、その他の事象が影響してどんどん複雑になっていくんですね。
でも、それらが収束した形態は非常にシンプル。
やるなぁと思わされました。面白かったです。
じょじょに笑いがこみ上げてくる
くだらないことを精一杯真面目に描いて、結局くだらない作品になっている
総合:40点
ストーリー: 30
キャスト: 70
演出: 65
ビジュアル: 70
音楽: 70
不倫に走る人々とか、くだらない馬鹿な人々のやる馬鹿な出来事を、真面目な演出で描いていく。だがこんなくだらない人々を複雑に描いて何が面白いのか全くわからない。豪華俳優陣であるし演技はいいのだが、話が強烈につまらない。特にブラッド・ピットはよくこんな馬鹿丸出しな役を引き受けたものだ。
しかも調べてみるとこれが喜劇らしいが、皮肉っぽいとは思ったが何一つ笑えなかったし、そもそも見ていて喜劇ということにすら気が付かなかった。他の評価を読むと意外にも点数高い人も多いし興行収入もいいようなので、私とは評価の視点か感覚が違うのだろう。描こうとしているものや主題が、自分の求めるものと合ってない。
アンジャッシュの勘違い漫才の映画版
あのジョージ・クルーニーでさえカッコ悪く見える
不倫しないよりすべき
死に損ないばっか!
ジムのオーナーが一番可哀想。あの人だけはハッピーエンドにして欲しかった…
そしてブラピの意味!!わざわざブラピじゃなくてよくない?
あとこれはあれかな?
浮気した人よりしてない人に不幸が降り注ぐんだよ!ってメッセージなのかな?
みんな不倫しすぎでしょ!
えーっと・・・
ブラピが消えると途端に眠くなる
怖いコメディ
おバカすぎてついていけない・・・
人間を好きになるなら、まずは嫌いになることだと思います
2008年アメリカ映画。96分。ちょうど昨日、全米で新作が公開され、すこぶる評判のいいコーエン兄弟のブラックなコメディ映画でございます。俳優陣はとにかく豪華なのに、配給会社はインディペンダント系なのがよろしい感じ。
内容は、飲酒癖が原因でクビになったCIA捜査官(ジョン・マルコビッチ)が腹いせに暴露本を執筆。そのファイルが思わぬ所で流出して、それを手に入れたスポーツジムの従業員が恐喝するお話。
そこに不倫などの人間関係が入り乱れ、ちょっとした話がどんどん大きくなって、結局最後はすべてが無意味に終わります。ものの見事にポストモダンしてます。
本作の他のレビューを読んでいると、とにかく酷評の嵐なのですが、それに大方共通しているのがバカな人間ばかりを描いているという批判。でも、わたくしが思ったのは、それでも人間は本作で描かれているように実は無意識に大バカだったりするのかも、ということです。
そこから作られたコメディなものだからとてもブラックになります。そして、この手のブッラクユーモアは苦手な方は多いと思います。ですので、万人向けの映画だとは思いません。
ちなみにコーエン兄弟の映画はエンディングロール始まる一歩手前のラストが、いつも作品の肝を出しているのですが、本作も見事にそれを出していますので、それも必見です。
ちなみにわたくしは結構、人間嫌いな部分もあるので、この手の作品は好きですし、かなり笑えました。ノーカントリーより、わたくしはこちらを買いますね。
お口直しが必要
素直に浸かれば良い湯船
もっと徹底してくれれば良かった
見終わった後、ひたすら物足りなさを感じたダルい作品。
ブラックコメディにしては、黒さが足りない。
主要各キャラの描きこみが足りない。
(マルコヴィッチの“アル中”とか、クルーニーの“エリート”とか、全てに表現不足。パンフを読んで、キャラ設定に納得いかなかった。)
エンディングも、どうせなら全身整形後の幸せ一杯な姿でも描いてくれればもっとすっきりしたのに。
ブラッド・ピットのキャラだけが上手くぶっとんでいて、救われました。もっと沢山画面に出して欲しかったな。
全72件中、41~60件目を表示