バーン・アフター・リーディングのレビュー・感想・評価
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馬鹿らしいが見てしまう映画
狙いはいいと思う。
わかりやすい笑いではないかもしれないが、見終わったあと、全体像を把握したときのなんとも言えない馬鹿らしさは、なかなかいい線いっていると思う。
パーツで笑いを作るのではなく、映画全体で笑いを作る。
あと評価していいのは、これをこのキャストでやってしまった点で、目論見は成功していると思う。
安っぽいキャストではただの悪ふざけにしかならない。
まあ、十分悪ふざけか…。
文句言われることすら想定内だったでしょう。これはこれでいいんじゃないでしょうか。
てんやわんやしたのをまとめてみた!
でも、とてもナチュラルな感じというかなんというか。トラブルや問題なんて、結局単体で見たらたいしたスケールじゃないのに、その他の事象が影響してどんどん複雑になっていくんですね。
でも、それらが収束した形態は非常にシンプル。
やるなぁと思わされました。面白かったです。
じょじょに笑いがこみ上げてくる
コメディ映画は何度も視聴に耐えうるものこそが名作であると私は考えている。
これはタイトルの割に何度も視聴に耐えられる作品である。
そうでないかたはそれこそ「読んだら焼却」するべきだ
最初見たときはなんだこの映画全然面白くねえ、と思ったのだが
なぜかまた見たくなってもう一度見たら笑える。
今やこけしとロッキングチェアをみたら笑ってしまう事態
ブラピのふざけた演技がたまらなく好きである。
くだらないことを精一杯真面目に描いて、結局くだらない作品になっている
総合:40点
ストーリー: 30
キャスト: 70
演出: 65
ビジュアル: 70
音楽: 70
不倫に走る人々とか、くだらない馬鹿な人々のやる馬鹿な出来事を、真面目な演出で描いていく。だがこんなくだらない人々を複雑に描いて何が面白いのか全くわからない。豪華俳優陣であるし演技はいいのだが、話が強烈につまらない。特にブラッド・ピットはよくこんな馬鹿丸出しな役を引き受けたものだ。
しかも調べてみるとこれが喜劇らしいが、皮肉っぽいとは思ったが何一つ笑えなかったし、そもそも見ていて喜劇ということにすら気が付かなかった。他の評価を読むと意外にも点数高い人も多いし興行収入もいいようなので、私とは評価の視点か感覚が違うのだろう。描こうとしているものや主題が、自分の求めるものと合ってない。
アンジャッシュの勘違い漫才の映画版
面白かったよ。
お馬鹿なブラピとキレ芸のジョン・マルコビッチ。
まさに芸術。これに軟派な役やらせたら右にでる
人がいないジョージ・クルーニー。外にも
豪華共演陣が花を添えます。
脚本の妙と会話の馬鹿馬鹿しさ。
面白かったけど、ブラックな面もあり
評価は分かれるかもね。
なので私はブラピのぶっ飛んだ三枚目に+0.5で
計3.5とさせていただきます。
あのジョージ・クルーニーでさえカッコ悪く見える
最初の方で「観てる時間がもったいないかな」と思ったけど気がつくと最後まで観ていた。いい年をした大人達のカッコ悪くてぶざまな様子は笑うというよりは微笑ましい。私もいい年をした大人だけどぶざまでいいんだ、笑われてもいいんだと思えただけでも、★3つ半。
不倫しないよりすべき
死に損ないばっか!
ジムのオーナーが一番可哀想。あの人だけはハッピーエンドにして欲しかった…
そしてブラピの意味!!わざわざブラピじゃなくてよくない?
あとこれはあれかな?
浮気した人よりしてない人に不幸が降り注ぐんだよ!ってメッセージなのかな?
みんな不倫しすぎでしょ!
えーっと・・・
かなり理解に苦しむ、意味不明
でも最後まで見てしまった(笑)
登場人物の人生がうまく絡み合う(?)
次から次へとハチャメチャな展開。
よくジョージクルーニーやブラッド ピットが出てるよなー。
ただブラッドピットのあるシーンにはあっけなくて驚いた。
ブラピが消えると途端に眠くなる
ジョンマルコビッチ登場、引き込まれます。
ブラピ、怪演!!
この二つだけが見所かなあ・・・。
ブラピのはっちゃけた感じは観てて楽しいし、こいつ、アブねえねあと思ったら案の定な消えかた・・。
そしてブラピが消えると映画は退屈になってしまう。
ブラピ以外のキャラがあんまり面白くないんだよね。
(これはブラピ以外の役者がチャドを演っててもそうだと思う)
ストーリーは辻褄あわせというか伏線回収するだけの抑揚の無さが売りの一本道映画でした。
怖いコメディ
個性ある俳優たちを予め想定して書いたとされる脚本はさすがに面白い。
たしかにコメディ仕立てなのだが、のっけから大まじめな音楽と凝った映像で引き込まれる。
ブラピの能天気な仕草やCIA本部の事なかれ主義にも笑えるが、主役5人がドタバタやってる最中も音楽は大まじめで、そのギャップに笑ってしまう。だが、この映画、最後にただのコメディではないことを思い知らされる。音楽はダテではなかったのだ。
素人が危ないことに手を出すととんでもないことになる・・・そんな映画だ。
そして、最後に得するのはやっぱり女性陣なんだねー。
おバカすぎてついていけない・・・
監督もキャストもすごいので、観てみた。でも、なんだかなぁ・・・ 主要6人のうちティルダ・スウィントンだけはマジ演技だったと思うが、それ以外の5人は楽しそうに演じていた。どうしてこんなストーリーの映画に出たのかにゃあ? 彼らが喜んで演じる理由が私には理解できない。私がブラック・コメディの良さがわからないせいだろうか???
人間を好きになるなら、まずは嫌いになることだと思います
2008年アメリカ映画。96分。ちょうど昨日、全米で新作が公開され、すこぶる評判のいいコーエン兄弟のブラックなコメディ映画でございます。俳優陣はとにかく豪華なのに、配給会社はインディペンダント系なのがよろしい感じ。
内容は、飲酒癖が原因でクビになったCIA捜査官(ジョン・マルコビッチ)が腹いせに暴露本を執筆。そのファイルが思わぬ所で流出して、それを手に入れたスポーツジムの従業員が恐喝するお話。
そこに不倫などの人間関係が入り乱れ、ちょっとした話がどんどん大きくなって、結局最後はすべてが無意味に終わります。ものの見事にポストモダンしてます。
本作の他のレビューを読んでいると、とにかく酷評の嵐なのですが、それに大方共通しているのがバカな人間ばかりを描いているという批判。でも、わたくしが思ったのは、それでも人間は本作で描かれているように実は無意識に大バカだったりするのかも、ということです。
そこから作られたコメディなものだからとてもブラックになります。そして、この手のブッラクユーモアは苦手な方は多いと思います。ですので、万人向けの映画だとは思いません。
ちなみにコーエン兄弟の映画はエンディングロール始まる一歩手前のラストが、いつも作品の肝を出しているのですが、本作も見事にそれを出していますので、それも必見です。
ちなみにわたくしは結構、人間嫌いな部分もあるので、この手の作品は好きですし、かなり笑えました。ノーカントリーより、わたくしはこちらを買いますね。
あとあじ
見終わった後、なぁーんだ、と思いました。
エリートも、人生を楽しんでると思ってる人も、夢見る乙女も、おバカも、パニックに巻き込まれればみんな小さな人間。
そのパニックすらお馬鹿らしい映画なわけだけど、
お口直しが必要
お馬鹿なブラッド・ピットがCIAの機密情報が書き込まれた1枚のCD-ROMを手に入れて・・・
という映画ですが豪華出演者で作った駄作です
上の子と見たんですが、映画終わって
コナンでも見たほうがマシだったということで意見が一致しました
ただ、落ちはとても意外です。
この監督はじめからこういう期待はずれをさせるのが目的だな
ということで、お口直しに急遽WMC羽生からWMC浦和美園に移動
「スラムドッグ$ミリオネア」
を見に行ったくらい
素直に浸かれば良い湯船
賛否両論まっぷたつに分かれる映画だと思います。
観賞後に何かに気づいたり、悩んだり、考えさせられるような映画ではありません。
映像は80年代のような感じ。でも、世界は現代です。
ほどよいシュールさで展開されるコメディ。登場人物たちはかなり真面目な個性人。この世界に入って観れる方は、けっこう笑えると思いますよ。何か大きな事を期待せずに観れば、真剣にやっているのに上手くいかない彼らの人生に、切なさや笑いが生まれます。
このキャラのブラピにこそ「数奇な人生」という言葉が似合うと思う。
もっと徹底してくれれば良かった
見終わった後、ひたすら物足りなさを感じたダルい作品。
ブラックコメディにしては、黒さが足りない。
主要各キャラの描きこみが足りない。
(マルコヴィッチの“アル中”とか、クルーニーの“エリート”とか、全てに表現不足。パンフを読んで、キャラ設定に納得いかなかった。)
エンディングも、どうせなら全身整形後の幸せ一杯な姿でも描いてくれればもっとすっきりしたのに。
ブラッド・ピットのキャラだけが上手くぶっとんでいて、救われました。もっと沢山画面に出して欲しかったな。
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