バーン・アフター・リーディングのレビュー・感想・評価
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馬鹿達よる馬鹿騒動
犯罪&コメディな内容だが、全体を通してそんなに笑える訳でもなく、リンダとチャドの馬鹿な行動に半ば呆れつつ見た感じ。
チャドの死亡シーンは思わず吹いたけどね。
なんつーか、もう少し細かくっていうか、わかりやすく描写して欲しかった感ある映画だったな。
ラストは上官への報告であっさりとまとめたけど、個人的にあの終わり方は好きかも。
映像より文字に起こした方が面白い事もあると思う。
それにしても、ティルダ・スウィントンは歳を重ねて老けても美しい。
大人の人生節目ブラックコメディ
始まりはどうかと思ったが、一応みてはいられたので鑑賞していたら、ブラッドピットが出てきたあたりから徐々に面白くなってきた。
バカっぽい表情、ほんとにバカに見える演技でブラピすごいな。と、感心。
発端は離婚訴訟の証拠集めだろうが、
全身整形したいおばさんのせいで皆死んでいってるじゃん。。と、、
ジムのインストラクターであるブラピとおばさん役の女優さん。この2人のキャラが際立っており、
この2人の登場から展開が面白そうになっていく。
最後、CIA上官のまとめ方がツボ。
一番落ち着きある人のまとめ方でよかったです。
今回のことで、何を学んだ?
部下 わかりません。
上官 私もだ。(爆)
ほんと、おバカちゃんたちすぎて、
人生何も学んでない人たちの物語(笑)
いや、ちょびっとは学んでるんでしょうけどね(笑)なんだか、子供から成長していないみたいで、もしかしたら、子供のが賢いかも。。と、思ってしまう。
全身整形代も
上官
(そんなもん)払ってやれ。
って、セリフにも(笑)
バカバカしさが出ていてよかった。
全身整形への執念は最後まで消えていなかったのか(笑)
チョッとグロシーンはえ!!って、なりますが。
善きサマリア人
CIAをクビになったため自伝を書こうと思い立ったオズボーン・コックス(マルコビッチ)。CDを拾ったチャド(ブラピ)が同僚のリンダ(マクドーマンド)と脅迫を考えることに・・・特にリンダは全身整形手術の費用が欲しかったのだ。
自転車に乗るブラピ、猫ダンス風キメポーズをするブラピ、鼻血を出すブラピ、楽しそうなブラピの演技が最高。結婚を焦るマクドーマント、出会い系サイトで知り合った男と簡単に寝てしまうマクドーマントの軽さがいい。ディルド付の椅子とか、ちょっとやりすぎ・・・
財務省の男ジョージ・クルーニーがマルコビッチの妻ティルダ・スウィントンと不倫していたり、マクドーマンドといい仲になったりと節操がないし、撃ったことのない銃を暴発させたりマヌケぶりを発揮。主要登場人物がすべて間抜けな行動するために一貫性がない上に、ブラピが殺されてからはさらにカオス状態。コーエン兄弟も変わったなぁ~と感じてしまった。ラストがあっさりしすぎているのも難。
【2009年4月映画館にて】
徐々に面白くなる
序盤あまり面白くなかったが、ブラッドピットが出てきたあたりからどんどん面白くなっていった。
脳筋男に、整形おばさん、胡散臭いジョージ・クルーニーと個性的なキャラクターたち。
最後の終わり方は微妙。
でも、コーエン兄弟の中ではすき。
どいつもこいつも
自我が強い。
強迫観念障害ぎみなのもいる。
そんな狂った人々のから騒ぎを、最後にCIA幹部が全てを揉み消すのが気持ちが良い。
きっと彼もわたしと同じ気持ちだったのだろう。
どいつもこいつも!
で、疲れてしまったので★2.5。
ダサすぎる
それが、最高。
アホさ加減が絶妙。
ブラピの稀に見るはしゃぎ様は、
何度も巻き戻して見たし、また見たい。
クセになる。
大好きなジョンマルコヴィッチが
今回もイタイ頑固オヤジなところがハマった。
あんなに
パジャマにハンマー姿の似合う男は
他に居ない。
家族で見てはダメ。
私はそれでとても気まずい思いをした。
1人で久しぶりに見たらかなり楽しめた。
あと、カップルにもあまりオススメはしないかな。
あと味は良くないし。
コアな映画ファンのカップルなら最高に楽しめるかと。
この映画にメッセージ性を求めてはダメ。
メッセージなんてあるもんかね。
ブラックコメディだもの。
さすが、テンポが良いし
すごく遊んでる。
もう、なんか、みんなでダサさ比べみたいな。
それに夢中。
監督も役者も。
そんな感じ。
ジョージクルーニーは
「走らなきゃ」しか言ってない。(誇張表現)
Coming Up Daisy
ブラックコメディ。ジムの支配人以外ろくな人間出てこない。
オチが雑。マルコビッチのことはいいとしても、一般市民のチャドとジム支配人の件を放置。
CIAが事件の処理をこんなんで終わらせない。CIA上官と職員をストーリーの説明的に使っているかと思えば、会話の中だけでストーリーすすめたようなところもあってその辺がマイナス。
嗚呼、コーエン兄弟…
「これコーエン兄弟だよ。好きでしょ?」と友人の勧め。ん?自分そんなに好きだっけ?まあいいや、とりあえず役者陣豪華だし観てみるか。
いきなりマルコビッチだー、いーねー!ジョージクルーニーいーねー!ブラピが若いねー!JKシモンズもおるやん!ハゲがマルコと被るなーw
とまあ、男優陣は文句ない。
しかし、この作品の残念な所は、
キレイな若い女性が皆無。
マルコビッチの奥さんの、Dr.ストレンジの師匠と、ジムに勤めてるのに全身整形希望のリンダ。色気も艶っぽさも無いおばさん2人だけではちとキツイ。
若いブラピの彼女役とかにキレイどころ入れても良くないかとも思ったが、役がゲイっぽいから無理かも。
もう一つ残念な所は、
話の動機付けが弱い。
いろんな話がリンクして、最初別々のあの人とこの人が最後には知り合い、みたいな話は面白いんだけど、如何せん役の行動に説得力が弱いから、観てるこちらがノレない。
そのポイントは多数あるが、強いて言えば、プレーボーイのジョージクルーニーが、出会い系でそっちに行かなくても良いだろう?もっと若い女性行っても良くない?
なんか結局、自分は若い女性が観たいだけみたい。
勘違いが原因で事態がどんどん悪い方に転がっていくコーエン兄弟節前回...
勘違いが原因で事態がどんどん悪い方に転がっていくコーエン兄弟節前回のブラックコメディー。 規模の大きな作品じゃないのに、キャストがやたら豪華。 タイトルの「読んだ後に焼却」は、観ているこっちに向けてのメッセージなのねw
ジョージ・クルーニーが出てるのは、オーシャンズシリーズ以外ではシリ...
ジョージ・クルーニーが出てるのは、オーシャンズシリーズ以外ではシリアナくらいしか見たことなかったので、どんなもんやら・・・と思って見てきました。
ジョージはかっこいいんやけど、ちょいと物足りないのが否めないかな。
人間関係は点と線でつながっていて、一直線上につながるのではなく、多角形的にどんどんつながっていくと、複雑になっていく。
さくっと話が進むけど、複雑そしてディープな話題。
そしてみんないろんな意味で「おバカ」。
各人の時系列でもっと整理した映像だったらもっと面白くなる気がする。(「アフタースクール」「運命じゃない人」のような手法で)
ブラピ
ブラピのコミカルな演技が好きだった。
ノリとかテンポとか、よかったなあー。
ストーリーは、、、
んー。見ても見なくても人生に何も影響を及ぼさない、そんなストーリー。笑
ブラピ、なんかよかったなあ、、
新しい一面というか。
おバカムービー
自分が好きなジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジョン・マルコヴィッチ、J.Kシモンズが出てると聞いて、借りて観ました。(^^)
コメディのようでサスペンス的な要素がありました。
最初は物語の全体像がなかなか掴めず、苦労しましたが、中盤あたりになるとようやく掴むことが出来ました(^^;
出会い系サイトで複数の女性と不倫しているハリー
美容整形の手術費用が欲しくて、元CIAを脅すスポーツジムの従業員リンダ、その同僚のチャド
アルコール中毒でCIAを退職されたオズボーン。
オズボーンの妻でハリーと不倫してる女医。
ハリーの妻での絵本作家→結局どこかのイケメンと不倫。
とにかくおバカでロクな人物しか出ていませんでした。(笑)
そのなかでブラッド・ピットが一番面白かったですね。(^^)
結局、ハリーに射殺されてしまうのですが、あれには驚きました(笑)
期待して鑑賞したのですが、微妙でした。
もう少し分かりやすい物語にして欲しかったですね(^^;
あと、オチがイマイチでした(>_<)
男の短絡的な面を許しながらも見下す女たち
正直に言うと、コーエン兄弟作品は個人的には嫌いなタイプの作風なのですが、ここまで予測不能なブラックコメディを構築されたら返す言葉も無い。
とにかく普通の監督ならば、愛の喪失感を匂わせ、新たな恋愛に進展する男女や、解れた夫婦間の溝を埋めて再生する感動的な夫婦のドラマに全体を集約させた無難な作りになりがちで、それだけでも充分に感動ドラマを作れる筈なのに…。
映画の始まりはそんなシンプルな作り方の様に見せ掛けている。多分に主要な登場人物達が行ったり来たりして、頭がこんがらがりながら進んで行くのですが、その度に「で!それは一体誰だ?」や、「どうした?」等の会話でご丁寧にも観客に分かり易い様に説明してくれる念の入り様
その様なシリアスな場面から一転して、笑いの場面に切り替わるギャグのタイミング・レベルが良く。極めて論理的である事に感心してしまった。
自信過剰な男のジョン・マルコビッチは、自分こそが中心に居ないと不満タラタラな男だ。ある事件が自分に振り返かろうとも、その自信過剰振りには一切のブレも無い。
ところが、その過剰振りも鼻っ柱を折られてしまう。
妻から三行半を突きつけられた事を知った瞬間に奥底に潜んでいた暴力性が爆発する。
その妻役のティルダ・スウィントンは、この亭主関白の夫を一見すると立てている聡明な女性に見える。
但しそれはあくまでもジョン・マルコビッチから見ての事だけだ。彼女は長年に渡って夫を見下していたのを観客は知る事になる。
夫に対してもそうだが、仕事振りにしても彼女の口から発せられる口調はどこか暴力的だ!実に似た者夫婦と言ったら良いだろうか。
この夫婦は、映画の始まりと終わりでは立場が逆転してしまう。
一方ショージ・クルーニーは、妻を欺き愛人との関係を適度な距離で保ち楽しんでいる。
更には出会い系サイトを使っては様々な女性と割り切った関係をも謳歌している。そんな軽佻浮薄なところが自信過剰な夫と違っているからか?愛人はあの女性。
そんなジョージ・クルーニーの妻役にはエリザベス・マーベル。彼女は軽佻浮薄な夫とは違って従順な女性だ。
ところがこの従順な女性こそが一番…それを最後に観客は知る事になる。
有る意味この夫婦も立場が逆転してしまう。いやその結末は逆転以上だろうか。
フランシス・マクドーマンドは自分の容姿を気にして整形を欲している。しかしそれ以上に男性から愛されたい欲望を抱いているが、実は直ぐ目の前にある“愛”には気づかない。出会い系サイトにアクセスする毎日。
そんな彼女を「整形なんかしなくても君は充分に美しいよ」と励ますリチュード・ジェンキンス。
彼女を気遣うあまり…。
2組の夫婦による偽りの愛と、1組の男女による一方通行の愛。彼ら彼女たちはそれぞれ対象を成す構成で描写されており、巧みに交錯しながら悲劇的結末に向かって行く。
悲劇に向かって行くのだが、これはコメディだ。それも巧みに張り巡らせた運命の糸に向かって進んで行くブラックコメディに他ならない。
とにかく登場人物達は自分の廻りで起こる目先の出来事にしか眼が行かない。
特に男性陣達は自分が起こした出来事が全体に周り回って、最終的に自分自身に火の粉として振り返って来ている事実を全く理解出来ていないから極めて喜劇的なのだ。どこか『クラッシュ』を思い浮かべてしまうところもあるのですが、そこまで高尚では無い(笑)
そんな中でリチュード・ジェンキンスだけは痛ましい結末が用意されていて、まるでギリシャ悲劇の様です。
ところがそんな悲劇的結末ですら、映画はあっさりと「だからどうしたんだ?」
「何か問題は在るか…」とばかりに切り捨ててしまう。
そんな象徴的な映像がファーストシーンとエンディングシーンに集約されている。
予告編ではブラッド・ピットのお馬鹿な演技を強調する仕組みになっているが、映画本編を観た限りでは、この人物像が実は一番人間的にはまともに見える。この映画ではまともな人間こそが馬鹿を見ているのかも知れない。それにしてもブラッド・ピットはいきなり…。
ちょっと…いやかなり驚いたかも知れないなぁ。
笑いの要素や、ちょこっとしか出演しない脇役に至るまで眼が行き届いていてクスクスと笑えて楽しかったですね。
あの絵本なんか映画ファンからしてみたら気になってしまって是非とも読んで見たいもの。
全体的に男の短絡的な面を、女性が許しながらもどこか見下している感覚のブラックユーモアに彩られている。
ほ〜んと、逞しいったらありゃしない。
朝支度しながら見たからちゃんと見てないけど…エロとややグロの印象。...
朝支度しながら見たからちゃんと見てないけど…エロとややグロの印象。笑
ちゃんと見たら面白かったんだと思うが、もう一回見ようとはならないw
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