劇場公開日 2009年4月24日

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「低評価なのはわかる」バーン・アフター・リーディング ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5低評価なのはわかる

2023年7月2日
PCから投稿

サスペンス物としたら事件が小さすぎるし、低評価なのは頷ける。

この映画に出てくるアホ(もうアホと言ってしまうが)は、
・出会サイトを使って相手を騙して浮気する、奥さんの収入に依存する主夫生活の
イケメン
・価値のあると思い込んで、拾っただけの情報で大金を国家組織からユスリ取ろう
と考える欲ボケのイケメンと思い込みの激しい壮年女性のバカコンピ
・他にもいるがそっちは省略
という感じ。ストーリーは典型的なバカなアメリカ人

こういう面々に本当に一流の俳優、女優が普通にキャスティングされ、演じている。
ここはさすがに映画の国、アメリカだ。
日本なら、こんなイメージを落とすような役をやるだろうか。
邦画でイメチェンと言えば、シュールな約、例えば残虐な主人公を演じるなど役者魂
をアピールするのが関の山で、こんなクズのような人間の役ならやる俳優は少ない
だろう。

この映画の俳優はブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、ジョン・マルコヴィッチ
そんなそうそうたる顔ぶれで、三文小説のような人間模様をやってるのがすごい。

ビン棒