「予告詐欺」アーマード 武装地帯 toさんの映画レビュー(感想・評価)
予告詐欺
主人公が現金輸送の警備員で、元イラク派遣兵士で
アメリカに帰国して、兵士をやめ、今の職に就く。
両親が亡くなって、借金と莫大な医療費が残り、
それを返すために働くんだけど、弟が学校を不登校気味で
逮捕歴も多々あり、弟が養子に出されようとするが
、全てはお金があれば解決する話し。
主人公は、同僚の話に乗り、現金を盗もうと決意するが・・・。
話し的には面白うそうなんだけど、実際見ると
①イラクでの戦闘がトラウマ。血が流れることはしたくない。
現金を隠すところをホームレスに見られ、それの口封じに誤って殺すハメに。
→話が違うじゃないか、俺は降りる。
②現金輸送車に立てこもり、出てこない。
中にはまだ半分の21億もの金があるから、
同僚たちは車をこじ開けようとする。警報を鳴らし、
助けを求める。そこに警報を聞いた警官が近付くが、
同僚に打たれ瀕死状態。それを見た主人公が
警官を助け出そうと車から降り、残りの半分の現金がある穴にガソリンを
撒き発煙筒で現金を燃やす。
同僚たちは金が燃えている方に気を取られ、警官を放置。
→主人公が警官を助け、車の中へ。
③出血を止めるため、そこらへんにあるもので止血をして、
警官の意識を保とうとする。運良く警官が無線を持っていたので、
車内に少しあるお札で、窓に張り付け目隠しにして、
床下から気づかれないように脱出する。
→無線壊しておけよ。銃弾を浴びても傷一つ付かない装甲なのに、
車の床底の鉄板は人の力で簡単に持ち上がるという、主人公補正。
④屋上に行き、無線で応援を呼び、同僚に見つかるが、なぜか自殺。
主人公はそのまま車内に誰にも気づかれずに戻る。
そこに主人公の弟が人質になって登場。
主人公もたまらず車の扉を開け出てくる。同僚たちは金が欲しいから、
金の入っている箱を開けると主人公が仕掛けた、
散弾銃の弾+発煙筒のコンボで仲間2人即死。
→良く爆発するタイミング合わせれたな。
1人も多少の怪我で済んだが、まだ元気なんで、
車に乗って主人公を追いかけ回す。
あと少しで主人公をミンチに出来る寸前で、
主人公が段差の隙間に落ち、車は派手に転げ落ち、仲間死亡。
⑤警官の証言で、主人公に「よくやった、勲章ものだ」
みたいなことを言って去る所長。
→現金を盗もうとして(盗んで)、挙句の果てに同僚たちを
数人殺しておいて、勲章ものってなんやねん。
盗んだことはチャラになるとして、現金を21億も灰になってんだからいいわけないでしょ。
主人公無双でした。イラク派遣の兵士はあんなに強いんかね?