アンダーワールド ビギンズのレビュー・感想・評価
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Or we can be Lycans! ルシアンってそんな人気やったんや!?
アンダーワールド・シリーズにして早くも過去話。これって1の時にちょこっと話があったストーリーですよね?それが一本の映画になってしまうとは。ルシアンって人気のキャラクターだったのでしょうか?マイケル・シーンの顔芸は好きでしたが(^^)
物語が中世になってて、西洋のモンスターはこの時代が一番似合ってるよなぁっと改めて思いました。ヴァンパイアにせよ、狼男にせよ、昔っからある物語ですしね。何となくなんですが、西洋のモンスターって血しぶきブッシャーってイメージなのですが、比べると日本の妖怪ってぬりかべが道塞いでたり、小豆洗いがシャカシャカ音を立ててたりとかなんで良心的というか可愛げがある気がします。文化の違いって面白い。
話があらかじめわかっている為ソーニャとルシアンは悲哀にしかならんやんっと思ってたのですが、やっぱり可哀想な結末でしたね。もうビクターが老害過ぎて。ビクターにもう少し広い心と理解力があれば、この後1000年も続く抗争にはならなかったのではないかと思われます。なんて言ってたら物語なんてできないんですけどね。
シリーズ3作目であり始まりの物語です。 3作の中では一番良かったで...
シリーズ3作目であり始まりの物語です。
3作の中では一番良かったです。
話の展開も早く程よい長さである。
今後の展開が期待される結末でした。
前作ではビクターの秘密が明らかにされた。すなわち、ビクターがヴァ...
前作ではビクターの秘密が明らかにされた。すなわち、ビクターがヴァンパイアの始祖ではなく、コルヴィナスこそが始祖であり、彼らは互いの利益のために契約をしたのだと・・・今作ではそのビクターの悪の面を存分に見せてくれる。1作目の『アンダーワールド』でも少しだけ覗かせてくれた、ビクターの娘ソーニャ(ミトラ)とライカンのルシアン(シーン)との悲恋が中心だ。
このローナ・ミトラはケイト・ベッキンセールにかなり似ているが、元々ビクターがセリーン(ベッキンセール)を処刑人として育て上げた経緯も亡くした娘に似ているからという理由だったことが1作目で言及している。劇場で観たときには過去2作を忘れてしまっていたため感動してしまったけど、復習のため過去2作を見てから見ると、重複部分があるので評価も下がってしまいました。ただ、2作目で主要キャラがほとんど死んでしまったため、こうした過去に戻る作品を作るしかなかったのだろうし、後の続編のために上手く挿入されてたんだね・・・
メインはあくまでも2人の悲恋だけど、奴隷として冷遇されていた狼男たちがルシアンによって新種の血を分け与えられ、脱走・反乱をする描写が見事。ビクターは死んだようにも見えるけど、死なないんだよな。こうやって見直すと、やっぱり1作目が一番いいね。
ちなみにライカン以前の狼男たちは、マーカスと双子の弟であるウィリアム直系の獣として扱われている。
シリーズに更なる深みを
シリーズ弾1弾、第2弾で語られてきたライカン新種族、及び首領ルシアンの誕生悲話。これもなかなか出来た作品で、本編を補強し更なる深みを与えるに十分過ぎる内容。満足度の高い作品。
ルシアンのビクターに対する怒りの根源をここに見た。そしてここがライカンの根城になるのね。
またセリーンが絶対的に信奉していたビクターの裏の顔(高慢さ、冷酷さ、差別主義等々)が如実に表れてくる。どんどん悪い奴になってくる。
欲を言えば、ソーニャ役は、セリーン役のケイト・ベッキンセイルに演じてもらいたかったが。
最後に、ルシアンと裏切者のクレイヴンは従兄弟とあるが、どういう家系図になるんだろうか。ここに疑問が残る。
少し泣けます。。。
アンダーワールドシリーズでは1番見応えあり好きかも。
最後の結末は悲しすぎるけど、過去を掘り下げた物語だから、この内容を知ってからシリーズを見れば見方も変わるし理解しやすいと思います。
マイケルシーンがかっこよかった☆
戦いの根源
ライカンのルシアンがヴァンパイア、特にビクターを憎んでいる理由の物語。何世紀も続くライカンとヴァンパイアの戦いの根源を描いているけど1,2と観てきてると想像通りの内容。
過去の話は1と2で少し描かれていたので、それで十分だった気が…。
にしても、ローナミトラとケイトベッキンセイルは本当に似ていてびっくりします。最初はあれ?なんか違うけど年齢の関係かしら…なんて思ったほどw
話は予想通り
今までのアンダーワールドを見ていれば話は想像はつきます。
今回は恋愛色が強かったので、それはそれで楽しめました。
でも、ライカンは奴隷として扱われているので本当に見ていて痛い辛いシーンが多々あります。。極めつけは娘を処刑するところ。ひどすぎる。
最後もあんまりスカッとしないし、もやもやも残ります。ビギンズなのでこれをみてからアンダーワールドを観るとライカンの見方が変わるのではないでしょうか。
ケイト・ベッキンセールは出てない…けど、シリーズ初めてでも見れる親切な作り
シリーズ3作目は、時代を遡り、ヴァンパイアとライカンの争いの起源。
ならば、シリーズを見ていないと話についていけない?…いやいや、シリーズを見ていなくても案外見れる親切な作り。
自分も初見の時、「1」「2」を薄らぼんやりとしか覚えていなかったのにも関わらず、一本の映画としてすんなり見れた。
物語は、ライカンのルシアンとヴァンパイアのソーニャの「ロミオとジュリエット」のような悲恋。
これまでセリーンが主人公だったので、どうしてもヴァンパイア寄りの話だったが、今回ルシアンを主役にした事により、初めてライカン寄りの話に。敵役のイメージが強かったライカンの、ヴァンパイアに虐げられてきた過去が明かされる。
ルシアン役は引き続きマイケル・シーン。このシリーズで交際していたケイト・ベッキンセールが監督とくっついちゃったのにも関わらず、律儀に出演。
ソーニャ役のローナ・ミトラはベッキンセールにそっくりでびっくり。見ていると、ベッキンセールにしか見えなくなってくる。ビクターがセリーンを生かしておいた理由も納得?
銃から剣へ、舞台の中世がゴシックの雰囲気をさらに掻き立て、シリーズでは一番楽しめるかも。
実はシリーズで1番クオリティが高いのでは?
ケイト・ベッキンセールが主人公を演じた前2作は、2作目で話が破綻して何でもアリになってしまっていたので、シリーズ3作目の「ビギンズ」にはあまり期待はしてなかったんですが、シリーズの世界観を引き継ぎつつ、1本の映画としても楽しめる作品にしっかりと作り上げていたので、ちょっと驚きました。
何より物語がしっかりしていたし、コスチュームやアクションもマンネリになりつつあったブラックレザー&ガン・アクションから脱却して、剣技を駆使した迫力あるアクションが白眉でした。特にライカンの集団が大バトルを繰り広げるシーンの迫力が凄くて必見!
また、ずっとシリーズのプロダクションを手掛けてきたパトリック・タトポロスが監督を務めているだけあって、映画の世界観はシリーズを踏襲しているので、安心して観られました。ということで、手堅く楽しめる拾い物の1本でした。
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