劇場公開日 2009年6月27日

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それでも恋するバルセロナのレビュー・感想・評価

全65件中、41~60件目を表示

3.5Vicky Cristina Barcelona

2013年10月20日
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楽しい

豪華キャスト〜♡なんか不思議な感じの映画。ナレーションがあるのとかスペイン的な音楽とか。こんなだらしのない男なんて嫌だけど癖になるのはなんとなく分かっちゃう。笑

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misaki

1.0うーん...

2013年4月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

つまらない、というか見ていられないほど興味をそそられなかった。 だらしない男とヒスエリックな女、ってことしか記憶にないほど。 もう少しちゃんと見てみればよかったかも。

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ぞの

3.0素敵女子。

2013年3月28日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

スカーレット・ヨハンソンもペネロペ・クルスも素敵。 そっちに気がいってしまう映画だった。 あんな男性に出会ったら一瞬心は揺れるかもしれないけど、どうかな。 一緒に食事して観光するのは楽しそう。 スペインにいきたくなった!!

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198

3.5ひと夏の体験

2013年3月8日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

総合:70点 ストーリー: 70 キャスト: 80 演出: 75 ビジュアル: 70 音楽: 70  ひと夏の恋愛劇。開放感ある外国とそこで知り合った芸術家という状況に、思わず既存の社会の恋愛観とか倫理観といったものが崩れて精神が解放されてしまい、思うがままに突っ走り始める。クリスティーナたちがおくる無軌道な生活だが、それでもうまくいってしまうのが典型的な芸術家らしいという感じがする。アメリカに帰り以前の生活に戻るのがまさにひと夏の経験。それぞれの場面の途中で入る解説が、いかにもウッディ・アレンらしい演出で小気味良い。

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Cape God

4.0危険で甘く官能的な恋愛模様って・・・(女性向き)

2011年3月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

難しい

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としぱぱ

4.0思いのほか

2010年11月13日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

面白かった。 ちょっと笑えたし、期待してなかった分良かった。 終わってそれで?って感想は有ったが。 これはペネロペクルス見たさに借りたのだが、いやはや、やはりペネロペクルスは絶世の美女である。

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もひやん

2.0この高田純次やろ~

2010年11月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

こんな高田純次みたいな親父がどうしてそんなにモテるんだよ~ 親父と尻軽美女軍団とのわけのわからんセックスのお話です 女性陣は美しいし、街並みも美しい 話の筋なんて別にまったくないに等しいので、 この美しさだけをお楽しみください。

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赤いおじさん

3.5今夜の私、どうかしてるわ

2010年7月29日
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鑑賞方法:DVD/BD
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shimo

4.5恋に恋して・・・乙女の苦しみ

2010年6月4日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

知的

のっけからウッディ・アレン節が快調! テンポいい展開にワールドにすんなり入ってしまいます。 恋愛・結婚・キャリアetc...憧れたり、比べたり、妬んだり、迷ったり・・・幸せに貪欲な女性だったら一度は通ってきた道なんじゃないかな~と私は主人公達のどたばたに共感しました。 親友でありながらも心のどこかでは相手を牽制してたりね。それは自分の幸せに自信がないことの裏返しだったり・・・あるある! こういったすったもんだをやらかしながら成長したり自分の人生を見つめなおして大人になっていくんじゃないかな。 洗練されておしゃれな雰囲気のなかにもメッセージは伝わりましたよ。旅に出たくなりますね。 それにしてもペネロペはウザい役なのになんであんなに魅力的なんだ・・・ 結局ああいう女に男は弱いのか?

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funako

3.5幸せな愛ってないの???

2010年4月16日
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鑑賞方法:DVD/BD

ウディ・アレンは三人三様の愛の形を見せてくれたが、どの愛も幸せじゃないのが気になった。ヴィッキーは奔放な愛にあこがれ、一時は満足感に浸ったけれど、結局何か違うと思って脱け出しちゃうし、マリアの愛は深く理解しあいながら、互いを傷つけずにはいられない破滅的な愛。クリスティーナの愛は、不安はないが、熱いものがなく物足りなさが感じられる。そんな3人から愛されてしまうファン。演じるハビエルはうらやましい役柄だが、フェロモンは感じられるけれど、私にはどうしても「ノーカントリー」のこわ~い殺人者のイメージが抜けきらなくて、魅力が感じられなかった。もう亡くなったが、スペイン人だったら、フラメンコ・ダンサーで映画「カルメン」他にも出ているアントニオ・ガデスだったら、納得なのだが・・・ ガウディの建物は前々から実物を見てみたいと思っていたが、バルセロナに行ってみたくなった。そして、私は安定した愛でも内側に情熱を秘めた愛を追及していきたいと思った。

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瑞

2.5物語はどこに?

2010年3月31日
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鑑賞方法:DVD/BD

単純

ウディ・アレンの言葉のセンスは好きだし『アニー・ホール』は生涯No.1の映画だけど、これはおもしろくなかった。タイトルで言ったとおり、物語がどこにあるのかわからない。 アメリカ人女性2人が、スペインで魅力的な画家の男に出会い恋愛してグチャグチャなって、結局愛って難しいわねっていう話。それ以上でも以下でもないし、ただそれだけな感じで結末もよくわからなかった。どこに着地させたいの?何が言いたいの?というのがさっぱり。そもそも言いたいこととかなかったのか。 でもこのストーリーだって、もっていき方によってはもっとおもしろくなったのでは。というか、おもしろくなる芽を摘まれた感じ。何に?ナレーションに。あの手法はストーリーを途切れさせて、物語がどこにあるのかわからなくさせていた。斬新というより雑に映る。 しかし役者陣の演技はなかなか。特にオスカーを獲得したペネロペ・クルスはさすが。ちょっとイカれたアーティストの女を見事に表現していて迫力があった。 結局この作品をなぜおもしろくないと感じたかといえば、「バルセロナを舞台に芸術と愛の物語をつくりたい」という思いばかりが先走っているように感じたから。だから、それがやりたかったのだということはものすごく伝わった。でもそのために必要なストーリー、構成が未完成のまま作品として世に出てしまった感じ。それか、ウディ・アレンにとってはラフスケッチ程度のものだったのか。だから「ウディ・アレンが豪華俳優陣を従えてバルセロナを舞台に制作したラブストーリー」なんて肩肘張らずに観ずに、もっと楽な気分で観たら普通に楽しめたかな、とも思った。

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百もも

1.5スペイン観光推奨ムービー(それだけ)

2010年3月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

怖い

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yururi74

2.5笑えないコメディ、非現実的なシリアスドラマ

2010年2月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

単純

この映画がもしコメディなら、全然笑えない。面白くもない。バルセロナからオビエドに向かう小型飛行機の映像はあまりにお粗末だし、単なる火薬のようなピストルの音も漫画チックだから、このシーンだけならコメディと言えなくもないが。 もしこの映画がシリアスなドラマなら、おおよそ現実味に欠ける。長年生きてきたけど、女をひっかけるのがこんなに簡単だとは知らなかったと皮肉るスペイン男のコメントが象徴するように、カリスマ画家の、それを取り巻く女たちの、そしてその周辺の人たちの節操のなさは一体なんだ。むやみやたらに男女や同性同士がくっつけばいいってもんじゃない。 結婚したばかりの女が、一度だけ関係をもったカリスマ画家に誘われる。そして、生娘のように外出着にあれこれと迷いながら身支度をする。このシーンは「優雅なハリネズミ」のルネを想起させて共感を呼ぶ。 「それでも恋するバルセロナ」という邦題はいい。だから、だまされる。

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アマポーラ

3.0スリリングな恋バナ

2009年10月16日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

自ブログより抜粋で。 --  さすがベテラン、アレン監督の熟練の技が冴え渡り、唐突な恋の始まりからしてそうなように、まるで先の読めない恋の行方がスリリングで面白かった。  まあ、むちゃな展開をすればするほど、落としどころは「おそらくそうなるだろうな」と予想したような終わり方だったけど。  ストレートなラブコメとはちょっと違う、ウィットに富んだ恋愛模様を、男の自分は怖いもの見たさ的に楽しんだけど、女性なら憧れるところがあるのかな?  女性映画で数々の秀作を送り出したアレン監督だけあって、登場する女性たちは皆ひと癖あるキャラクターだが、皆さん惚れ惚れするほどお美しい。  あと、スペインの街並みも、ここなら情熱的な恋も生まれるよと納得してしまうほどきらめいてるし、アカデミー賞助演女優賞を受賞したペネロペ・クルスの鬼気迫る演技がまた、誰が受賞したか知らずに観ても、このマリア役の人だろってわかるほど真に迫ってる。  結果がみえみえの恋愛成就ものには飽きたという女性にお勧めの、大人のための苦みの効いた楽しい恋愛映画の佳作といったところか。

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かみぃ

3.5それより懲りない夫婦喧嘩。

2009年7月13日
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

単純

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ハチコ

4.5ビジュアルでは大満足^^

2009年7月13日
鑑賞方法:映画館

単純

萌える

この世の中、 男も女もいろ~んな人間が存在するわけで・・・ だもん!愛のかたちも皆それぞれ!!! 特にこれっ!ってなストーリーではないけど まぁ~こんな映画もたまにはいいじゃん♪ 私的には面白かったですね^^ なにしろキャストが豪華。 もう魅了されっぱなしの私(^o^) なんたって、同性からも憧れるスカーレットとペネロペ主演だもんね^^ これは観ないとモッタイナイ(笑) それにしても、セクシーで艶っぽいスカーレットでさえも エキゾチックなペネロペが登場したとたん! ただの単なる可愛い小娘に見えちゃったから、 ペネロペ・クルスって凄い存在!!! 自由奔放な生き方をしているクリスティーナと 堅実に生きようとするビッキー。 ビッキーの考え方や行動がイヤだなぁ~と思いつつ 私は断然!ビッキータイプだと思いながら観てました^^; こんな恋愛映画もあり!?かも・・・        7月7日MOVIX伊勢崎にて観賞

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ゆりこ

3.0いい女だなあ

2009年7月4日
鑑賞方法:映画館

楽しい

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mitanimaki

2.5ジウリア・イ・ロス・テラリーニが歌う“バルセロナ”だけが耳に残る

2009年7月1日
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

単純

どうということのない恋物語である。いまどき、この程度の三角関係や四角関係、そして同性愛ごときに魅了される人がいるのか? 女優3名による演技優勝決定戦は、まずスカーレット・ヨハンセンが棒立ちのままレベッカ・ホールに押し出される。そして、毒気の強い横綱ペネロペ・クルスがレベッカを難なく上手投げで堂々の優勝。土俵に取り残されたのは、色男の行司ハビエル・バルデムただ一人。想定外の恋なんてどこにもありゃしない。4人とも元の生活に戻っていくだけ。 ウッディ・アレンは、愛弟子を可愛がりつつも、たった一人の横綱に振り回される○○協会の理事長か? もっと熱い采配を期待したが何もなし。打ち出しのジウリア・イ・ロス・テラリーニが歌う“バルセロナ”だけが耳に残る。 スポーツ新聞の見出しよろしく巧かったのが邦題「それでも恋するバルセロナ」。原題よりもそそられるタイトルではないか。

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マスター@だんだん

4.5本作の魅力は、予測不可能な恋の行方。その意外性には、スリリングさも感じて、女性の方なら、多いにときめきを感じられるでしょう。

2009年6月29日
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鑑賞方法:映画館

 小地蔵は『ノーカントリー』からハビエル・バルデム出演作を見ています。まぁひいきの俳優さんですね。ペネロペ・クルスは、『ボルベール〈帰郷〉』も見たけれど、あまりいい印象は持っていませんでした。  ところが本作では、アカデミー助演女優賞受賞取っただけに、二人のキャスティングはどんぴしゃり。  バルデムは、一見恋の達人のように振る舞いながら、元妻のマリアの前ではたじたじになるヤサ男ぶりを発揮。歯の浮くような口説き文句を連発しつつ、修羅場には、弱々しい男になってしまう変身ぶりが、これほど似合うヤツはいません。『コレラの時代の愛』でも決まっていましたね。  一方のペネロペは、情熱の余りに愛するフアンを罵倒し、殺しかねないくらいの狂おしさを実にうまく演じているのです。彼女の狂気が激しいほど、4角関係というあり得ない物語にリアルティが吹き込まれました。  本作の魅力は、予測不可能な恋の行方。独りの男に関わる3人の女性の話ときたら、誰でもかなりの修羅場を感じられるでしょう。ところが4角関係がパズルでも解くかのように、恋に時間差がついて、どの女性もそれなりにハッピーな時を過ごせる展開なんです。 その意外性には、スリリングさも感じて、女性の方なら、多いにときめきを感じられるでしょう。  だいたい冒頭からして、信じがたい始まり。クリスティーナとヴッキーはそれぞれに芸術的な目的をもってバルセロナの旅を楽しんでいる最中に、ある画家のパーティで見かけただけのフアンに、いきなり口説かれるのです。いきなり自家用機に乗って、旅をしないか。もちろんセックスもするよって。  目が点になる二人をよそに、今を楽しまなくちゃとあっけらかんとといってのけるフアンのセリフには驚きました。  だいたい普通の映画なら、ここで「ファックユー」と啖呵とともにヤサ男の股間を蹴り押して、そそくさと場をさるのが相場でしょう。  けれども、そこは好奇心旺盛なクリスティーナ。恋愛体質の自由人は、危険な香りのする恋に弱かったです。即答でフアンの誘惑にOKを出します。  それに対して、ヴッキーは婚約中の慎重派。  でもガウディを愛する彼女は、心の中では婚約者には感じないトキメキを求めていたのでした。二人の親友同士のキャラの違いがきっちり描かれて、分かりやすかったです。  さあここからは、アレン監督の『すんドめ』ぶりが発揮されます。  旅先で、フアンとクリスティーナとメイクラブを楽しもうとしたとき、ワインの飲ませすぎでクリスティーナは胃潰瘍を発症して入院してしまいます。ここ意外にも、あと少しで、ラブラブだったのにというシーンが随所に出てきて、見る者をヤキモキさせるのです。  この入院で生まれた2週間というブランクは、ヴッキーをトキメかす時間となりました。フアンを警戒するヴッキーでも、フアンの仕組んだ心憎い演出に、ついつい落城してしまうのです。そのふたりのロマンチックな一夜はぜひスクリーンでご覧になってください。  退院したクリスティーナがフアンに抱きつくところで、嫉妬深い目線を送るヴッキーが印象的でした。  クリスティーナとフアンは同棲するようになります、そこに元妻のマリアが登場して 二人の生活に割り込みます。  長くなったので省略しますが、この3人での生活も、あっと驚く睦まじさを見せます。信じがたいでしょ(^^ゞ  フアンとマリアのような芸術コンビでは、自由と情熱がぶつかり合って主張し合う関係でも、クリスティーナという緩衝帯がいれば、うまく繋がっていけたのでした。なるほどと納得の設定でした。  でもラストは、少しあっけなかったですね。フアンとヴッキーが再接近するのですが、もう少し修羅場があっても良かったと思います。それで★一つ落としました。  ウッディ・アレンは、バルセロナをキャラクターの一人にしたような物語にしたいと思って、本作の脚本を書き下ろしたそうです。なので監督のバルセロナ・LOVEが一杯詰まっています。まるで元妻マリアのように、情熱的で艶やかで、時に危険な香りを放つ街の表情を随所に散りばめて、バルセロナの風貌が本作の独自なロマンチックさを煌びやかに作り出していました。  バックの音楽も、軽快でスリリングな恋の展開によく合っていました。日々の怠惰な生活から抜け出して、トキメキを求める人には必見ですよ!

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流山の小地蔵

3.0ウッディ・アレンの洒脱な味の好きなヒトには

2009年6月27日
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

軽妙なタッチでありながら深刻なテーマを忍ばせている様に 見えたこの作品は、四人の魅力的な人物で構成されています。 中心にいるのは若いヴッキーとクリスティーナ。 演じるはレベッカ・ホールとスカーレット・ヨハンソンの 二人です。この二人を惑わすいけない大人は、 ハビエル・バルデムとペネロペ・クルスの スペインを代表する魅力的な役者です。 未熟で人生に悩む若い二人を円熟期に差しかかった 二人の大人が引っ掻き回します。 結果、ヴッキーは結婚したばかりだというのにあわや離婚 という決断を迫られます。 クリスティーナは三角関係での生活や同性愛も経験する事に。 だけど、そんな経験を踏みながらヒトは成長していくのでしょう。 欧米人は様々な経験を実践しながら自由を勝ち取っている、 ヤワな気持ちでは彼等に適わないということを妙に納得しながら 観ていました。 かなり重いテーマを力を抜いた軽妙なタッチで魅せてくれるのですが、 力投型のグイグイとおしてくる方が性に合うせいか、 軽い音楽に相俟って、はぐらかされているような気がして、 感情移入出来ませんでした。 ライト感覚で雰囲気を楽しめる人には、 良いかもしれません。

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カサキショー