「スペイン観光推奨ムービー(それだけ)」それでも恋するバルセロナ yururi74さんの映画レビュー(感想・評価)
スペイン観光推奨ムービー(それだけ)
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これを見るとスペインに行きたくなる…ただそれだけの映画としか思えなかった。
確かに情熱的な恋が生まれそうなスペインの風景がもりだくさんだが、「スペインといえば情熱的な恋」というのは、「日本といえばサムライ・忍者」というのと同じくらい浅い先入観で、そのイメージだけで創られているように思えて薄っぺらく感じた。
「草食男子」が主流になりつつある今、ハビエル演じるファンみたいな肉食フェロモン男に女がこぞって惚れるって古臭い。その"魅力的な男"であるはずのファンもペネロペ演じるマリアのキャラに負けてるし。(ペネロペは良かった)
ハビエル・ペネロペ・スカヨハが倒錯した三角関係に陥るくだりは面白かったので、3Pのベッドシーンくらいあったら良かったのに、脱いだのはスカヨハだけというのも物足りない。
恋に暴走しようとしたヴィッキーがマリアにビビってあっさり元サヤに納まるズッコケなラストを見て、この映画はコントなのだと気付いた(笑)。
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