「女性についての洞察」それでも恋するバルセロナ あま・おとさんの映画レビュー(感想・評価)
女性についての洞察
個性が少しずつ違うキラキラの美女が約3人。女の私から見てもそれぞれとても素敵だ。あと、イケメンが約1人。そして舞台はエキゾチック。まずは単純に彼女たちを見るのが楽しかった。
加えて、この二人の女性の(というか三人かも?)心理はけっこう理解でき、のめり込める。
彼女たちは、こうしてみると変だ。
単純ではないくせに揺れすぎる。延々にぐるぐると廻りながら、失敗を繰り返し、悩み続けそう。しかし本人たちは至って真面目だし、それなりに考えて筋を通しているつもり。その必死さは、可愛くさえ思えてくる。
「バルセロナ」にひかれて衝動的に見たけれど、後でウッディ・アレンの監督だと知って納得。
ところで、二人のうち最終的にどちらが幸せになれるのだろう?
クリスティーナの方が、無茶そうに見えて一つ一つ確実にステップを踏んでいくから、最後には自己満足感は得るかもしれない。一方、ビッキーの行末は、きっとジュディと同じだろう。
で、自分はどっち路線でいける?
などと考えさせられる。
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