劇場公開日 2009年6月27日

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「ハビエル・バルデムとペネロペ・クルスだけ」それでも恋するバルセロナ antさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5ハビエル・バルデムとペネロペ・クルスだけ

2009年6月24日
鑑賞方法:試写会

笑える

寝られる

「マッチポイント」が出たときにはウッディ・アレンの新たなミューズと言われたスカーレット・ヨハンソンだが、良かったのはその一本だけ、残りの二本はダメだね。ペネロペ・クルスにオスカーをさらわれたことからも分かるように、監督の興味ももうスカヨハにないみたいだ。

御大の脚本もひどい。eiga.com芝山幹郎の映画評では意外な手と言っているが、ドラマや小説にいくらでもあるだろ、こんな筋書き。ナレーションの多用もふくめて単なる手抜きですよ、手抜き。バルデムとペネロペがいなかったらと思うとゾッとするね。ペネロペもベストと言うわけじゃないし。

それでもレベッカ・ホールの使い方はアレンならではと思ったりもするが、パトリシア・クラークソンむだな使い方を考えると、この映画やっぱりダメだ。さよならスカヨハ、さよならヨーロッパ。

ant