劇場公開日 2008年12月13日

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「男は寡黙で孤高であるべきか。」アラトリステ マロピさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0男は寡黙で孤高であるべきか。

2009年12月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

ツタヤの戦争映画コーナーにおいてあったし、歴史戦争モノかと思い鑑賞したら、いやはや、全然違った!!
淡々と粛々と話は綴られ、気がつけばエンドロール。
上映時間の合間には色々な要素のストーリーが散りばめられ、戦闘シーンはあくまでオマケ。
その間、主人公のアラトリステの生き方が淡々と粛々と綴られる。
そして残念ながら、原作未読のため、良い原作の映画化にありがちな消化不良感はしっかり味わう羽目に。
劇中のアラトリステの生き方には賛否両論あろう。
それでも精一杯生きて、精一杯の表現で人を愛した姿には感動するものがありました。
男はかくあるべきか、でも自分にはできないな、絶対・・・。

マロピ