ミラーズのレビュー・感想・評価
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真相がなぁ… 他になかったのかなぁ…
グロく衝撃的な始まりからの、目的の解らない謎めいた恐怖の連鎖。
サスペンス感の強いホラーでなかなか面白いなと思っていたのですが…
うーん、やっぱりお得意のそういう事でしたか…
せっかく前半をミステリアスに仕上げたのに、少し残念に感じてしまう作品でした。
途中のグロテスクなシーンは、「わざわざこのやり方じゃなくてもいいのでは?(笑)」とツッコミたくなってしまいました。
またラストシーンはこういう終わり方が好きかどうかで評価が大きく変わると思います。
しかしそれがないとしても勿体なく、最後に尻窄みしてしまう感がありました。
鏡が起こす恐怖現象
2008年(アメリカ)監督:アレクサンドル・アジャ。
「24」のキーファー・サザーランド主演のサスペンス・ホラー。
製作費3千300万ドルの大作。
お金が掛かっているけれど、ホラー映画って、大作よりこじんまりした小品の方が
感じが出るし怖いですね。
幽霊とか、ボヤーっとモヤがかかってこそで、余りにありありと見えると、変です。
煌々とした明かりの中で、見えるお化けは怖くない・・・
見せ過ぎの映画だとおもいました。
元警官のベンは同僚を間違って射殺して警官を辞めた。
強度のアルコール依存症で強迫観念に囚われている。
そんなベンの新しい職場は、火災にあって内部をほぼ焼かれたデパート内の夜警。
ベンの前職の夜警も、変死している。
(その夜警は、自ら鏡のガラス片で首を掻き切って死んでいた。
廃墟のデパートもオドロオドロしいです。
鏡を覗くとベンの顔が歪んだり、鏡の中に居るベンが、ドッペルゲンガーみたいな
分身。
やがて鏡の呪いは、ベンの別居中の妻子にまで及ぶのです。
キーファーがジャック・バウアーにしか見えない(笑)とか、
こんな怪奇現象の起こる職場は、直ぐ普通辞めますね。
デパートの前身が精神科医院で、そこで焼け死んだ患者の呪いだとか、
イマイチ、怖くもなく、説得力のない映画でした。
ラストは《こう来ましたか!!》って終わり方。
これもこの映画の雰囲気やキーファーの演技とミスマッチでした。
鏡のある部屋で一人鑑賞すれば恐怖度増し増し!
鏡の恐怖話としては、深夜0時の合わせ鏡とか、三面鏡の恐怖とか、色んな都市伝説もありますが、ずっと鏡の中の自分を見ていると本当に怖くなる・・・そんな人におすすめ?解離性障害だとか、もう一人の自分だとか、精神的にもまいってしまいます。
怖さを克服するためには映画をじっくり観てツッコミ個所をチェックするのもいいかもしれません。最初に観たときにはムチャ怖かった!ということしか覚えてないのですが、これは実像か虚像かとヒントを探しながら注視すれば徐々に粗が見えてきます。例えば、妹アンジェラの顔が虚像によって顎を引き裂かれるスプラッター映像があるのですが、鏡に映ったアンジェラのホクロの位置が左右逆になっていません。
今回は警備員の制服とか、ボタンの右前だとか、髪の分け方など、左右の違いを探しながら見てみました。途中、サザーランド演ずるベン・カーソンが鏡によって左手を負傷したため包帯を巻いていたので、分かりやすかったです。すると、何ということか、後半に入ると、包帯を巻いていたり巻いていなかったりで、かなり雑な編集だな~などとミスを見つけることによって恐怖が半減。最後は悪魔かよ!!とか突っ込んでしまえば、もう怖くはない。大丈夫。
それにしても、最もゾ~ッとしたのは息子のマイケルや妻のエイミーが鏡の中で別人になっていくシーン。ビビります。ちょっと気を抜いて、部屋の鏡を見ると、また怖くなってきました。そんな時はマイケルの部屋に飾ってある「魔法先生ネギま!」のポスターを見つけたり、「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-」のタペストリーを見つけることで落ち着けます。
ま、それに加えて、廃墟となったデパートに何で警備が必要なんだよ!と最初から突っ込んでしまえば問題なし。
最初から最後まで名曲「アストリアス」が不気味だったし、ラストもかなりシュール。鏡の手の跡の伏線も効いてます。ただ、車は右側通行だったし、どうやって撮ったのか気になります・・・
焼け落ちない廃墟ビルってすごい
廃墟ビルってだけで怖いのに
火災で死者が出たビルの警備なんて
絶対何かある!って普通の人なら思うけど
キーファー・サザーランドは就職を優先した
劇中は終始暗いので
いつ何が起きるのかドキドキ感があります
お化けは燃えて出てきたり
生きている人の体を使って殺しにかかってきたりと
種類豊富な襲いっぷりを発揮
死んでからこんなに自由に動けるなら
生きてるよりも融通が効くのでは?
終盤にはアメリカホラー映画のラスボス
悪魔の登場で
なんだかんだとお決まりなお祓いがあって
結末を迎えます
キリスト教圏ではないので
悪魔と言われてもピンとこない
信仰する心が怖いと思う
事象に名前をつけるよりも
名前をつけるから事象が起こるんじゃないか?
人間は想像力で恐怖が増殖する
ビックリ系ホラーを楽しみたい方にオススメ
途中でグロ描写があるので苦手な方はご注意を
おうち-203
いつも通りのジャック・バウアーだった。
この一文だけのレビューにしようかと思いましたが、ホラー映画のレビューはなぜか饒舌になるので、書いてみます。
ホラーにはイライラとツッコミがつきものと思っていて、3大ツッコミは「なんでひとりで行くん」、「なんで夜に行くん」、「なんでそこで立ち止まって話するん」だと思ってたんですが(勝手に)。
キーファーさん、今回、最多「なんでそんなに行くん」受賞ですおめでとうございます(勝手に)。
今回の敵は鏡。個人的にはゲーム版サイレントヒルの「サイレントヒル origin(邦題zero)」(PSP)というトラウマがありまして。
これまでのサイレントヒルでさえ充分怖かったのに、PSP版では表世界と裏世界を鏡に触れることで能動的に切り替えて、物語を進めなきゃいけない。つまり、ビビりは怖いから触れない=進まないのループでした、、、。
同僚刑事を誤射してしまい、刑事をやめデパート廃墟の警備員になるキーファーさん。
転職後、すぐ取り憑かれる。早いて。
仕事熱心なのか取り憑かれたからなのか、「なんでそんなに行くん」を連発する。あなたジャック・バウアーですか?
わかってます、物語の進行上、そうしなきゃいけないって。でもつっこんでないと、ビビりはもたない😱
そしてついに怖れていたことが、、、。キーファーさん、切羽詰まって銃を向けて人を脅す、やっぱりジャックでした(おそらくshit!は、吹替では「くそーーーぅ」になってるしね)。
ラストの展開はもう、色んな意味で🥴でございます。お化けに空手で戦おうとする蘭姉ちゃんと同じベクトルで進むジャックが最後に気付いた真実、、、ま〇おかの岡田さん並みのワォでした。
なんだかんだ、ビビりつつ、唖然となりつつ、つっこみながら実はめちゃくちゃ楽しめました。
火事で廃墟になった
百貨店の夜間パトロールという廃墟マニアにはたまらないシチュエーションで料理次第では相当ハラハラドキドキさせてくれるかと思いきや早々に超常的な展開となりせっかくのおいしい舞台装置を活かしきれていなかったのが残念。後半はアクション映画のような展開であーそういえばこの人24の人だよな〜と思いながら観賞。最後のオチは確かに予想出来ませんでしたが、ホラー映画の最後にあんなSFっぽいオチ持ってこられても驚きよりも違和感の方が大きく感じられました。
鏡よ、鏡
段々にマイルドになっていく気がするアジャ監督。ややグロ描写、真相に迫っていく過程、終盤の展開、オチ等々個々の要素はいいと思うのだが、それを一つにして、映画として観ると、いまひとつに思えてしまう。
終わり方は良い
中学生のときCMで見てドキドキした映画。ふと思い出してレンタル。
これはホラーなのか?サスペンスなのか?はたまたモンスター映画?笑
少しずつ点と点を繋いで真相に辿り着こうとする姿はサスペンス映画に近い。ただ、やっとエシカーに辿り着くまではよかったものの、肝心の「なぜエシカーにそんな強力な悪魔が宿ったのか」が全く不明。そこの設定甘いと全部モヤモヤするやん!!!
鏡が持つ力はなんとなく理解できた。こっちとあっちで魂を隔てるツールになるってことね。
まあでもやっぱりどこから悪魔が来たのかよな。。。
最後はまさかの悪魔エシカーvs主人公の肉弾戦とは。ホラー映画にしては強引じゃないか?笑 これがアメリカンホラースタイルか。
でも終わり方はちょっと予想外だった。結局死んじゃったんよね主人公。鏡の世界の魂だけ残ったのかな。
あと、たまに出てくるチープなCG(鏡の中で人が燃えるとこ、アンジェラの口が勝手に裂けるとこ)が興醒めポイント。お金あんま無かったのかな。
思春期の思い出を引きずって期待値をあげてしまっのが良くなかっなかもしれない。
結論、微妙。
アジャ監督にしては
「24」のキーファー・サザーランド主演作であるが、韓国映画のリメイク作品とは意外。アレクサンドル・アジャ監督ということで過激なホラーを期待していたが、かなり真面目で大人しい作品だった。風呂場でのシーンはかなりグロかったが、全体的にしっとりした作りということもあってか嫌悪感はあまり感じない。本作はただ単に幽霊が出て来て怖がるような作品ではなく、あくまでも謎解きをストーリーの軸としている。時折、主人公がジャック・バウアーに見えるが、彼を起用したのは正解だと思う。後半は爆発ありのアクションシーンの連続で、まさに「24」そのものだ。ラストは衝撃的な展開を向かえていた。確かに、予想的中率0%だろう。
しかしストーリーは比較的面白いが、これといって印象に残るシーンもなく、ホラーとしてはどうだろうかと思った。期待しすぎると肩透かしを食らうような映画だ。特にアレクサンドル・アジャ監督のファンはがっかりするかもしれない。
久し振りに鑑賞☆
やっぱり……ちょっと長いと感じてしまう。
それは、そこまで面白くないからなのだろう。
自分はどっちかって言ったら「ミラーズ2」の方が、好きかな。
因みに、1と2の繋がりは無い。
あるとすれば、舞台になっているのが「メイフラワー」と言う名前の商業施設?ってとこだけでしょう。
エンディング予想正解率0%(笑)
サザランドが鏡を覗き驚くシーンをちらと見て気になり鑑賞したけれど…ショッキングなグロ映像ととでかい音響に頼りきっただけで展開が遅い割に怪奇現象の謎は鑑賞者を置いてけぼりにしてするする解けていく退屈な映画と感じた。古典的で面白い題材だと思ったのに、最終的にはサザランドお得意の?アクション映画になっていてなんだかな。
ホラーマニアからしても物足りなく、スプラッタマニアからしても物足りなく、サスペンスマニアからしても物足りなく、アクションマニアとしても物足りなく感じそう。
最初はどきどきして観ていたけれど途中から怖くなくなって鏡の前で前髪切りながら観てました
主人公嫁がなかなか主人公を信用しないのを批難する人多いし鑑賞者側からしたらいらいらするのも分かるけれど、(今は禁酒しているとはいえ)お酒に溺れていた?過去があり他人に心配かけるほど薬を飲んでいたようだし、いきなりかっとなる性格をよく知っているのだし信用出来ないのも仕方無いのかなと思った……
逆に色んな情報を持ってきてくれた友人警官?のほうがちょっと甘くないかな(笑)
少女時代のエシカー可愛いよ。それから息子マイケルの部屋にツバサやらネギまやら日本アニメのポスターが飾ってあったのがずっと気になってた。
もうひとつのエンディング、も観たけれど個人的にはこっちのほうが好きかなあ
エンディング予想正解率0%(笑)
痛すぎて痛すぎて
ラスト、確かに
予想的確率0%と宣伝してるだけあって予想外でした。
作品として面白く、ホラーにリアリティを求めないならかなり楽しめると思います。
ただ、
過度なグロシーン多くて驚きました。
自分はグロいの大好きなので
おぉ(ОωО)という感じでしたが
パッケージと裏のストーリーだけ見て借りた方なんかは開始5分で止めるかもしれません。
グロいシーンて、ホラーでは割と話が進んでから中盤で伏線があって来るので
なんとなく察してますが
ミラーズはグロ展開が早くなぜか傷に画面が寄りがち(アップ)なので痛い痛く:(;゙゚'ω゚'):
まぁあそこまで血が吹きでれば
多少笑えるレベルではありましたが…
お風呂場シーンは文句なしのグロさでした!
包丁でグサッとか、ノコギリやチェーンソーで、とかそういったのではなく
こう、みしみししてそうな…(;・∀・)
ようするに
グロに慣れていて好きだ!!!という方向け映画でした!
私はおすすめです。
キーファー見たい、でもグロいの好きじゃないからグロさのレベルがわからないと見れない!そんな方は
Yahoo!の検索で「ミラーズ」と入れて画像を見てみてください。
ネタバレにならない程度の各シーンの画像が出てきます。
その中に明らかに画像開いてなくても
気持ち悪いと思える浴槽と女の人らしきものが写った画像があります。
それを見て大丈夫そうだ、って方は見れるんじゃないでしょうか。
画像開く勇気すらない方は借りない方がいいです(´▽`)!
スペルを超えたバァチャンが見所
2011/02/12 17:27
初っぱなのちょっとグロテスクなシーンに少しビビり気味になり、
ちょくちょく来る急な大音量にも心臓がドキドキ・・
しかし、それを主役の彼の情熱的過ぎる演技によって少し緩和されました(笑)
自己アピール強すぎる(笑)
結構怖そうだと終盤にかなり期待を込めて見ましたが、、
あの、おばぁチャン・・・
身体能力半端なくなっちゃった(笑)
あの怨霊?を100分の1に薄めて改良したら凄いジィチャン・バァチャンが産まれるだろう・・。
そのへんが笑えて仕方なくなってしまった。
悪魔とかって設定になってたけど怨霊ってしてくれた方がもっと面白そうだったけどな。
ラストは予想外で、なんともいえないモヤっと感が残るのが私的にはよかった。
鏡の向こう側に潜む者。
すっかり「24」のジャック・バウアー役のイメージが付いてしまったキーファー・サザーランド主演のホラー映画です。
大火災で廃墟になったままのデパートの警備員になった主人公が恐ろしい体験をするという話なんですが、正直言って目新しさはあまりなかったです。
今までのホラー映画の様々な要素をごちゃ混ぜにして現代風に味付けしましたという感じ。怖いんですけど安心して観れる、みたいな。
主人公を中心とした人間関係のドラマや、謎解き、ストーリー展開は、B級ホラーにしては頑張ってるんですけど、A級には届かなかったという印象でした。全体的に惜しいです。でも、決してつまらなくはないです。
最後のオチは好きです(笑)。
怖いけど怖くない
キーファーサザーランドってすっかりジャックバウワーの印象が強くなってしまったが今回はホラーものなのでジャックバウワーは頭に入ってこなかった。
さて今回の作品テーマはズバリ鏡&映るもの。毎日日常的に見るものなのでその辺は怖かったが、内容的には怖くなくて、作り方によってもっと怖く面白く出来たはずで残念。
最初の始まりが何故そうなったのかが明確でなく、捜査していくのだがたどり着いたとこまでで後はお決まりのやり方になってしまい、怖さもない。脚本ももっとスピーディーで映るものに対しての怖さがなく、いやもっと怖くできたはず、捉え方がいいので実にもったいない。
ラストのオチもやはりでしっくりこない。とにかく言いたいのは映るものに対してスピーディーに上手く作ってほしかった。とにかくもったいない作りだと。拳銃を向けるとこは少しジャックバウワー入ってきました(笑)
鏡を見ると痛くなる…
怖かったです。
(というより痛々しい…)
ホラーは苦手なのですが、
ニュースで「予想ED的中率0%だ」という口説き文句で
意外性好きな自分としては気になって観に行きました。
たしかにEDは予想外でしたね(笑)
「鏡」がもつ不思議な魅力と冒頭かな謎に包まれている
“何者か”が襲ってくる恐怖で、目を伏せてしまいたくなるシーンもしばしば。
現実的な話からはずいぶん遠ざかっていますが、
1つの物語として軸は置かれていたので…まぁ納得かなと。
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