劇場公開日 2009年11月20日

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イングロリアス・バスターズのレビュー・感想・評価

全116件中、1~20件目を表示

4.0よかった。

2023年11月25日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

上映当初に映画館で観た以来の再観覧。
面白くみれました。
ショシャナー、はずっと頭に残っていたものの、また残りそう。

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khapphom

3.0自分の思うタラではなかったな

2023年8月13日
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鑑賞方法:VOD

史実に沿っているように見せつつ、タラ的な予想外ストーリーでもあり、バイオレンスもある。けど、何故かハマらなかったな…どうしてかな?
本作の柱でもある助演のランスの結末が全然しっくりこなかったからかも?そこを含めて全編通して全く好物のニヤリがなかったからかも?

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Iwarenkon

4.0クリストフ・ヴァルツ

2023年8月11日
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鑑賞方法:DVD/BD

やっと観ました。

観よう観ようと思いつつ、尺が長いのとナチスを題材にした映画が食傷気味で、後回し後回し(笑)

タランティーノのドキュメンタリーを観る前に監督作を全て観ておこうと思い、やっと(笑)

これで、コンプリートできた♪

ブラピがタランティーノと初めて組んだ作品で、彼が主役みたいだけども、なんか影うすい(笑)

脇役キャスト陣が凄くて、

ちょい役なのに異常なぐらい存在感ありすぎる、レア・セドゥ

同じく存在感あふれるマイケル・ファスベンダー

綺麗でカッコイイ、メラニー・ロラン

特に、クリストフ・ヴァルツの演技や存在感が凄くて、他の俳優を食いまくってましたね♪

マジな話、裏の主役はクリストフ・ヴァルツだと思う。

さすがタランティーノな出来、面白かったです♪

ただ、2時間ぐらいの尺だったら、もっと良かったかも(笑)

面白いですけどね…(笑)

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RAIN DOG

4.5タランティーノが描くナチス。

2023年6月7日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

タランティーノらしさ満載の戦争エンタメ作品。
史実の細かいところは無視して、映画としてのおもしろさを
追求した作品のように感じました。笑えるシーンと緊張感のある
シーンとのバランスも絶妙。長さがまったく気にならず、
最後まで楽しめました。予想通りグロいシーンも多いので、
好き嫌いがわかれるかもしれませんね。

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tochi06

3.0おもろしろい

2022年9月7日
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緊張感が伝わってきて面白かった。ブラピ目当てで見たけどクリストフ・ヴァルツの演技が凄すぎた。群像劇なのにいまいち物語が交差してなかった。でも面白かった

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久保田栄一

3.5会話のひとつひとつにサスペンスのある、娯楽映画としては一級品の映画だ。

2022年6月24日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

知的

地下の密室バーで虚虚実実のやりとりが交わされる、凍るような場面が象徴的だ。憎しみの報復は今も世界の各地で繰り返されている。「ミュンヘン」でスピルバーグが執念深い報復を描いていたが、残虐な行為には更に残虐な行為で報いたいのは人間の性かもしれない。
まるで虫けらか鼠のように人を葬ったナチスに容赦のない手を下した、このタランティーノ作品はその気持ちをなぞった娯楽活劇だ。
かくいう自身、仇討ち肯定論者なのかと愕然とした映画でもある。

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ezu

1.0タランティーノが分からない

2022年5月1日
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自分の知識不足なのだろうがタランティーノの作品の良さがまだ分からない。

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aaaaaaaa

4.5凄まじい演技力で見る者を引き付ける映画

2022年2月25日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

怖い

知的

タランティーノ監督と主演のブラッド・ピットに目を奪われがちですが、この映画の本当の凄さはクリストフ・ヴァルツの演技力にあります。

アカデミー賞 助演男優賞を獲得するほどの圧倒的存在感によって、序盤から一気に世界観に引き込まれます。
全てを見透かされた感じで、いつバレるか分らないような緊張感がこれでもかと味わえる映画。

少し奇想天外なところがあり、それが見る者の好き嫌いを分けるかもしれませんが、それを差し置いて役者の演技力を見るだけでも十二分に価値のある作品です!!

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びぃあぃじぃ

4.0面白い‼️

2022年1月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

こういう話の脚本って、単に映画が好きってだけでは書けない。
少なくとも、歴史的な実情を知っておかないと話は広げられない。
タランティーノって、こっちが思っている以上に利口な人なんだと思う。
それか、作品のために猛勉強したか😆
まあどっちもかも👍

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ヒックス伍長

3.5何だこの展開ww

2021年11月24日
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こんなドタバタした戦争映画観たことない。しかもナチスを扱ってるのにこの軽さ。観てるこっちが戸惑うゎ。

てことで、めちゃ面白かったです。

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大粒 まろん

3.5タランティーノ節満載

2021年11月7日
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第二次世界大戦下、フランスを占領したナチスに二つの復讐の刃が迫る…。
タランティーノ監督作。無駄話に緊張感を持たせるタランティーノ監督らしい演出が炸裂する作品。悪趣味ながらラストが大騒ぎになる感じが好きです。

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shotgun

5.0タラちゃん節炸裂

2021年10月12日
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過剰な脚本、過剰な演出、過剰な演技、過剰な画面に、人を小馬鹿にした音楽の入れ方、タラちゃん本領発揮です。章タイトルなど時折入る説明のおかげで、いつものややこしいお話もスラスラ理解できます。2時間半長いですが許されます。
しかしなんと言っても、ピッド君のウルトラミスキャストが最高の効果を生み出してます。

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越後屋

4.0史実なんか無視

2021年9月13日
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鑑賞方法:DVD/BD

ナチスドイツを悪役に、連合軍を正義に撮り上げた痛快娯楽作。
理屈抜きに面白い。
難点は、バイオレンス描写がどぎついことか。

2013.3.4

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うそつきカモメ

2.0単なる映写機を担いだ少年に戻ってしまった?

2021年8月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

タランティーノは「レザボア・ドッグス」と
「パルプ・フィクション」の2作品から後退
して、単なる映写機を担いだ映画少年に
戻ってしまったのだろうか。

この作品、全体論としては
そこそこ良作になる要素は満載なのだが、
他の監督だったらあえて描かない過激な描写
を連続して我々の前に提示する。
多分に他の監督作品からの差別化を意図して
いるように思うのだが、
それだけに留まって底浅い印象を
与えてしまうのが彼の欠点にようにも思える。

「キル・ビル」同様、序盤は期待を持たせて
くれた。そして、私は最後の最後まで
若き女性映画館主が親衛隊大佐に復讐を
遂げて終わらせるものだろうと、
観続けることになった。
1章と3章の彼女と大佐のエピソードを
見せ付けられたら、観客は当然そう思う
はずだが、そうは成らなく、
首尾一貫した完結に持って行けないのが、
客受けを優先したエピソードの積み重ねに
終始するタランティーノの欠点のようにも
思える。

女性映画館主は彼女に恋い焦がれた
ドイツ英雄兵に撃たれてしまうし、
ラストはまさかの「ワンス・アポン・ア・
タイム・イン・ハリウッド」に似た
ヒトラー暗殺仮想シミュレーションにも
成らない、ただただ過激であれば良しとする
だけのような殺戮場面で終わらせた。
しかし、これには「ワンス…」と同じ解釈は
出来ない。
「ワンス…」では“シャロン・テート事件”が
こんなことで防げていたら、との彼の悲痛な
叫びのようなものを感じ取れたが、
この作品では、ラストがどう描かれようとも
何も変わらない設定だ。

確かにタランティーノには、映画の世界への
愛情と幅広い知識習得の結果は
画面の隅々にまで感じ取ることは出来るが、
残念ながらその先がない。
ある意味、哲学が無いとの印象だ。

解説にルビッチ監督の
「生きるべきか死ぬべきか」のタッチが、
と触れるものがあったが、当然ながら、
ルビッチ作品に満ち溢れる高尚な
ユーモアセンスのかけらも感じられない。

タランティーノ作品の連続鑑賞も次回の
「ジャンゴ 繋がれざる者」で
一旦終わらせようかと思うが、
せめて「ワンス…」のような彼の心の叫びの
ようなものが感じ取れる結果が
待ち受けていれば良いのだが。

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KENZO一級建築士事務所

5.0登場人物のキャラの濃いこと

2021年7月13日
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この映画には魅力的な登場人物がたくさんいて、それぞれのキャラに注目して見るのも楽しいので、何度でも楽しめます。ストーリーよりも、登場人物同士のやり取りが面白い映画だと思います。なんと言っても、ハンス・ランダ!最高のキャラクターで魅了されてしまいました。それを演じるクリストフ・ワルツも素晴らしい。彼の巧みな話術は吹き替えではもったいないので、英語で英語字幕で見て楽しんでいます。フランス語もドイツ語もわかればもっと面白そうな、知的好奇心もそそる映画です。そして、もちろん、タランティーノ監督のバイオレンスも爽快です!

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Miwako Hori

5.0監督はグロシーンをこれでもかと突きつけて こういうことだけど、これでいいんだよな?と観客に聞いています これがお前達が望む正しいことなんだろと

2021年2月28日
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鑑賞方法:DVD/BD

異常な程の傑作
突き抜けた作品とはこの事です

イロモノ作品の監督から、本作では見事に大作映画の一流監督に脱皮してみせています

2時間半が全く長く感じられません
あっという間に終わります
全編高い緊張感で満たされています

冒頭のシーンから三人の少女の姉妹に向けられるカメラの視線は、下劣な自分にはこの娘達は次のシーンで一体どうなってしまうのだろうと、きっとああなって、こうなって、ドイツ兵達にこんな目にあわされるんだ!と予感してしまうものです
それが娘達の父の無言の涙になり、裏切りになるシーンの説得力はもう練達の監督の技です

英語に会話が切り替わり、床下のショシャナ達には裏切りは分からない
しかし自分達の名前は英語であっても分かる
裏切ったと感じとり逃げ始める描写も見事
距離があり射撃しても当たらないだろうことを観客に理解させて初めて拳銃が下ろされて、緊急の糸が緩む
人間の尊厳を剥ぎ取られてネズミのように泥だらけで走り逃げるショシャナの姿は、私達観客がバスターズを肯定する為の前振りの仕掛けになっています
これもまた感嘆しました

ショシャナがレストランでランダSS大佐とデザートを食べるシーンの緊迫感と言ったらありません
ランダがミルクを注文した途端に、もうバレている!と彼女の心臓が口が飛び出そうな緊張を私達観客も共有するのです
パニックを必死に押し込めて平静を装うシーンの見事さ!

ナチのホロコーストに対抗するためにには、こちらも非人道的であっても構わない
ナチなんか殺してしまえ!

本当にそうか?
冒頭でそれが正しいと思わせる仕掛けをしておいて、監督はグロシーンをこれでもかと突きつけて
こういうことだけど、これでいいんだよな?と観客に聞いています
これがお前達が望む正しいことなんだろと

違うというなら、ナチをどうすればいいと言うのだ?と

それゆえに、頭の皮を剥ぐシーンを露骨に見せるなどあれほど度外過ぎたグロシーンを展開するのです
だから、ブラッド・ピットのレイン中尉は強烈なまでに異常なのです
テーマに基づいた計算された演出です
単にタランティーノだからじゃないと思います

本作は監督自身がどう終わらせていいのか大いに悩んだとあります

見事な解決策を思いついたものです
これは深作欣二監督の1978年の名作「柳生一族の陰謀」と同じ方法論です

映画だから、何だって許されるわけではありません
どこぞの国のように映画のファンタジーを本当にあったことだと信じ込んでヘイトに凝り固まってしまうこともあり得ます
しかし誰もが知っている歴史ならどうでしょう
大きな誰にも分かる嘘ならばついても大丈夫
みんなが嘘だと分かるなら許されるのです
そしてその嘘が、映画の中で感じた鬱屈、こんな事でいいのか!という不満を解消してスカッとさせてくれるならば許されるのです
それが「柳生一族の陰謀」の仕掛けです
この作品をタランティーノが観ていない訳がありません
きっと「この手があったじゃないか!」と、思い出したのだと思います
それがあの有名なクライマックスシーンになったのだと思います

映画の中の嘘で、気持ちが晴れて溜飲が下がる方が平和です
ヘイトはヘイトを呼び、無限地獄へ真っ逆様です
ヘイトによる報復は、報復する側をナチにするのです

第二次大戦中という70数年前のことではありません
2021年の米国大統領選挙の混乱やBLM 運動の尖鋭化を先取りしている現在進行形の問題なのです

日本人には無関係?
馬鹿な!
21世紀の日本人にこそ関係のあることです

同じ第二次大戦に関係して周辺国や国内にいる外国籍の人々とのヘイトとヘイトのぶつけ合い
パヨクとネットウヨクの不毛な平行線

そして21世紀の新しいナチをどうするのかという日本だけでなく21世紀の世界最大の問題

イングロリアス・バスターズが必要?
違うはずです
立ち向かう勇気の無さ
問題を放置して見て見ぬふりをする卑怯さ
対抗し圧力をかけることを厭う怠惰さ
それが21世紀のナチを育てているのです

それは私達の住む日本のすぐ近くで、現在進行形なのです
このままでは私達21世紀の日本人は冒頭の三姉妹の父と同じになってしまいかねないのです

劇中の映画「国家の誇り」は特典映像で本格的に見れます
なかなかによく作られています
タイトルバックのテロップがスター・ウォーズのように遠方に流れていくのは無論パロディ
狙撃シーンは戦略大作戦か遠すぎた橋を彷彿させる本格的なもの
但しやられるのは無論米兵
思考を相対化しろというタランティーノ監督の意志を感じました

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あき240

3.5あっタラよかったもう一つの歴史

2021年2月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

過去に、衛星で部分的に鑑賞したものを、やっとこさ最初から最後まで鑑賞。

長いですねー、2時間半。でもまぁ、内容的に、あまり長さを感じませんでした。冷や冷やするようなシーンも多いもんね。

クリストフ・ヴァルツ。先にジャンゴを観ちゃったんだけど、え、これ、同一人物…?只今、絶賛、混乱中(笑)

ショシャナ(エマニュエル)役の方、上手いし綺麗ですな、、スクリーンで観たかった、、

色々と、え、ちょっと、手ぬるくない?みたいに思うシーンもありましたが(作戦の首尾と、ナチス側の警護とかね)、それを言ってしまったら映画になりませんよね。

酒場のシーンが冷や冷やしました。とくに。

どんでん返し的展開はあるんだけど、見終わった後にスッキリ感はあんまりないですね、、まぁ、内容的に、スッキリしたらまずいわな。

この内容で下手に音楽つけると安っぽくなる、という判断なのかわかりませんが、音楽はかなり(タラちゃんにしては)控えめ。ほとんど最後の方だけ?

余談ですが、一夜にして英雄になった若い将校?、「グッバイ!レーニン」の孝行息子役の子ですね。

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yolanda

4.5【旧ドイツ軍の「国家の誇り」を吹き飛ばせ! タラちゃんの、ナチス・ドイツの蛮行に対しての怒りをシニカルに炸裂させた作品。クリストフ・ヴァルツの魅力全開作品でもある。】

2021年2月7日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館、VOD

悲しい

怖い

知的

■内容に関しては、40代以上の映画好きの方にとってはとって、周知の事と思われるので、感想のみ記す。

<Caution! 以下、内容に思いっ切り触れています。>

◆章立てでストーリーは進むが、その構成の上手さに舌を巻く。

 「第1章 その昔 ナチ占領下のフランスで」
  ”ユダヤ・ハンター”ハンス・ランダ大佐(クリストフ・ヴァルツ)が、酪農家の家に現れ、ネチネチと、主を脅していくシーン。たった一人生き残った娘、ショシャナが草原を全力疾走で逃げるシーン。(ショシャナは、大人になってからは、メラニー・ロランが演じている。)
  - 彼女は、この後、重要な役割を果たす。そして、クリストフ・ヴァルツの魅力炸裂シーンでもある。-

 「第2章 名誉なき野郎ども イングロリアス・バスターズ」
 アルド・レイン中尉(ブラッド・ピッド)が率いるバスターズたちの、捕獲したドイツ兵の頭の皮をはぎ取るシーン。
 そして、額に刻まれる”ハーケンクロイツ”
  - ここも、ラストに効いてくる・・。-

 「第3章 パリにおけるドイツの宵」
 そして、生き残ったショシャナは女映画館主になっていた。
 彼女に恋したドイツ軍狙撃兵フレデリック(ダニエル・ブリュール)は、自らの活躍を描いた映画「国家の誇り」のモデルであり、ゲッベルスに進言し、映画のプレミア上映を、ショシャナの劇場で行うことを依頼する。
 それを聞いた、ショシャナはある壮大な計画を思いつく。
 - ショシャナと、ハンス・ランダがレストランで会うシーンの、緊迫感が半端ない。
 ランダが頼んだ、”ミルク”・・。クリストフ・ヴァルツの笑顔が怖い・・。-

 「第4章 映画館作戦」
 冒頭のパブでの行き詰るドイツ兵幹部と、ドイツ兵に化けたバスターズたちの遣り取り、そして銃撃戦。
 そして、只一人生き残った女性スパイ、ハマーシュマルク(ダイアン・クルーガー)。
 その現場を観察した、ハンス・ランダは、一足のハイヒールを見つける・・。

 この作品の<個人的>白眉の章である。

 「第5章 巨大な顔の逆襲」
◆この章の冒頭に大音量で流れる、”デヴィッド・ボウイ” の”Cat People" 盛り上がりますねえ。

 ハンス・ランダが、ハマーシュ・マルクを問い詰めるシーン。登山で足を怪我したというハマーシュマルクの言葉に、下品な程の大笑いをした後、個室にてハイヒールを履かせるシーン。
 ー 怖いなあ。シンデレラですか? -
 ヒトラーを始め、ゲッベルス達ナチス高官たちが映画を楽しむ中、フレデリックは映画を観ることが辛く(そりゃ、そうだ・・。)、ショシャナがいる映写室を訪ねるシーン。
 そして、可燃性のフィルムに火がつけられ、炎に包まれた大画面の中、笑うショシャナの顔。

 そして、ハンス・ランダはアルド・レイン大佐達を捕らえ、ある取引を持ち掛けるが・・。

<とにかく、手に汗握る、面白き作品。
 そして、クリストフ・ヴァルツが美味しい所を、全て持っていった作品。
 彼の名優としての演技が炸裂している作品でもある。>

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NOBU

3.0そしてワンハリへ…ってことかあ。

2020年12月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

タラちゃんなので、悪趣味なシーンも多々あり楽しい。群像劇に近いがナチス側も通りいっぺんの悪役設定ではなく、キャラが立っていてよい。
変な役(ex.『12モンキーズ』『ファイト・クラブ』『スナッチ』)やってる時のブラピは何だかとても生き生きしてて楽しそう。
この手法で手ごたえ感じたからワンハリもできたのではないかな。

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なお

3.0うぎょ…タランティーノだ

2020年11月26日
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えぐいシーン多発。
特に最後、直視できず。

タランティーノがナチスをネタにするとこうなるのか。
史実なんかくそくらえ。
でも、大事なところはおさえてる。

煙の中に映像を浮かび上がらせちゃう演出だとか、ランダ大佐のキャラクターとか、ツボも満載。
そして、ブラッド・ピットはこういう役が一番はまると私は思う。

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UNEmi