「精神的超人・ロールシャッハ」ウォッチメン オフ太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
精神的超人・ロールシャッハ
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まずDCヒーローの傾向として、
強ければ強いヒーロー程メンタルが弱くなる傾向になります(笑)
そんななかロールシャッハは
バットマンよりもメンタル面では超人であり、
絶対的正義の元でヒーロー活動をしています。
では、皆さんに問います
正義のヒーローの定義ってなんですか?
悪を挫き、弱きを助け、安寧を求める
どうでしょうか?
どれか当てはまりましたか?
勿論、当てはまる事もありますし、
当てはまらない場合もあります。
正義とは力の方向性であって、
力を押し通した時に、価値観が合えば正義、
合わない時に悪になるのです。
そしてこの映画では
統制の取れていない角のたった世界に
強大な必要悪が必要悪を作り上げる事で
纏まらせる事で安寧を作り上げます。
その必要悪に対してロールシャッハは
たった一人で立ち向かうんです。
確実に、目の前に死が立っていても、
無実の人が死んで良いわけがない
そんな正義がまかり通って良いわけがない
この映画を観ることでわかります。
バットマンだって、スーパーマンだって
スパイダーマンだって、キャプテンアメリカだって
他にもヒーロー活動をしている者は沢山いますが、
これだけははっきり言えます。
間違いなく、本当のヒーローは
ロールシャッハだけであると、
そして彼より愚直で孤独な者は存在しないと。
彼は間違いなく私の中のヒーローです。
彼以上に、ヒーローの基盤となる者はいません。
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