「日本人の感性とは真逆を行く娯楽映画」ウォッチメン ロロ・トマシさんの映画レビュー(感想・評価)
日本人の感性とは真逆を行く娯楽映画
劇場予告や前評判から、かなりワクワクして待っておりましたw
だもんですからネ…予備知識を敢えて入れず、劇場へ足を運びました。
さてさて…どんな映画なのかしら…ワクワク…
………。
えーと、ですね…率直な感想です…。
『よく、分からない』
ストーリーが、じゃないですよwそれは理解しました。
キャラクターが?…でもない。それも把握しました。
じゃ、つまらない?訳じゃないんですよ。
まあ、つまりですね…日本人の感性に、マッチしないのではないでしょうか?
なんていうか…
アメコミヒーローというベースに慣れ親しんできて、初めて分かる楽しさだと思うんですよ。
それに、このストーリー運びがなんとも…
どうも、緩慢にストーリーが進むなあ―と思ってたら、原作コミックの構図を忠実に再現してるんですってね。
『シン・シティ』の時に感じた、あの緩慢さを思い出しました。
この緩慢さをアジと取るかどうかが、この映画を楽しめる分岐点なんでしょうね。
つまり、私の『よく、分からない』は、この映画の取り扱い方です。
一概につまらない、下らない、と切り捨てられない魅力も確かにありますw
ロールシャッハが自分的にはツボでしたしw
そう、魅力的な映画であるのは確かです。
貴方なりの、面白がり方を是非探ってみて下さい。
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