ボーダーのレビュー・感想・評価
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豪華二大俳優共演でやや平凡な話を演じる
総合70点 ( ストーリー:65点|キャスト:75点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
デ・ニーロとパチーノという豪華二人の本格的な共演ということで期待した。前作「ヒート」では共演といっても二人が一緒に画面に写ることは殆どなかったが、今回は相棒ということでべったりとくっついて登場する。二人の演技はやはりうまい。見慣れたおなじみの顔ということですぐに主人公たちの区別がつくのもいい。
だが物語はそれほどずば抜けたものではなく、悪いとは言わないが平凡なものだった。デ・ニーロの告白が何の説明もなく冒頭から登場してくるし彼の犯罪を示俊しているのだが、あまりにもはっきりとした示俊のわりに犯人をはっきりと映さないのがだんだんと疑惑を強める。そうなれば彼の告白を素直には信じられなくなるものだ。むしろどうやって彼の告白を覆すのだろうかと想像してしまう。それと突然女を襲ったりとかビデオ撮影をしたりとか、最後のパチーノは何をしようとしたのかいま一つよくわからない。見終わった後に思ったのが、二人の共演のわりに普通だったなということ。
脚本つまんなくても大物二人で充分持ちます!
好みの問題だがこの大物俳優二人の共演だけで
メシウマ、お代わりできます。
長年組んだ老刑事を見事なコンビネーションで
演じています。
この雰囲気、二人の画はこの二人にしか
だせません。これで充分じゃない?って思います。
まあストーリー自体は単純かもしれません。
でも、背中で演技出来る俳優はそういません。
ラストシーン、じーんと来ました。
また、観たくなる渋い作品です。
いうほど酷い?
アメリカでも日本でもかなり酷評されている本作ですが、そんなに悪くなかったけどなあ。
確かに犯人の選択肢は1つしかないし、単純な脚本かもしれないけれど
そこへの持って行き方とか魅せ方、何より夢の共演の渋いおじさま達の熟練された演技はやっぱり素晴らしいものがありました。
アル・パチーノのいい人そうだけど真っ白ではない感じの通常時の演技とネタばらし時の通常の面影を残しつつしっかり“犯人”な絶妙な切り替えなんてとっても良かったです。
ロバート・デ・ニーロはカメラの映像の方のなんともいえない複雑な表情はネタばらしの後一層凄みを感じました。
多分あの2人の共演ということでハードルが上がりすぎてたのもデカかったんでしょうね。
私は「あの2人なのにヒドイ」という情報があったから逆に良かったのかもしれませんw
逆を言えばヒドイヒドイと言われていてもパチーノとデ・ニーロだからどうしても観ておきたかったし。
それにしてもイタリア系アメリカ人の方って唯一無二の個性的な魅力があるザ・スターな人が本当に多い気がします。
あとタイトルのボーダーは邦題にしてはわかってるなと思いましたw
無理が・・
こんなにも素敵な共演なんだけど・・・オッサン二人の刑事というものに無理な設定が(涙)デ・ニーロ太りすぎですよー(泣)スウェット姿がどぇんどぇん。マフィアのボスの方が似合っちゃうなー
せっかくの名優二人の競演が台無し・・・
マイケル・マン監督の「ヒート」は二人の絡みがほとんどなくて不満だったが、これは競演シーンが多くても、肝心の脚本があんまりな内容。「インサイド・マン」はおもしろく観たけど、この内容は二人には奇をてらいすぎた感がある。「ゴッドファーザー PARTⅡ」は全くからまなかったけど、二人は絡まない方がいいのかな? パチーノはそうでもないけど、デ・ニーロはどうもくだらない作品にも出すぎていて、演技派なのにもったいない気がする。「ディア・ハンター」や「恋におちて」のころはよかったなぁ。最近はX! いただけません。期待しちゃっただけに、裏切られた感じが強かった。
もう見る事はないだろう、2ショット。
好きな俳優ベスト1.2の競演は、「ヒート」以来の願ったりかなったりの事で、公開を心待ちにしていたのに、瞬間上映されただけで、なんだかB級扱い。。。
それでもめげずにDVDを即レンタル。B級扱いだったせいも有り、あまり話題にもならなかったから、期待しすぎず見たのが功を奏して、以外と面白かったです。
後半で、「もしや?」という読みは当たってしまうけど、なんと言っても二人の競演だけで、迫もあるし作品に厚みが出てます。
かなりひいき目に見てしまってるので客観的なコメントには欠けますが、もうこの二人の競演はないだろうと思うと(あればもっとうれしいけど)、それだけで満足しました。
しかし、二人とも、かなり老けちゃったな。。。現役刑事という設定は、少し無理があったかも。
並んで映ってくれたから。
名画座にて。
「ヒート」以来の共演となる二人だが、今回は並んで映る。
まぁ…ファンならそれだけでも嬉しいんじゃないだろうか
と、内容はまずおいといて(爆)思ったりした次第である^^;
冒頭、なぜだか殺人罪を告白しているデニーロが映って、
(これがまた非常に苦痛に満ちた表情で)
あ、何かあるな…これは^^;と思わせるプロローグである。
彼とパチーノはベテランコンビで、幾多の事件を解決に
導いてきた同志。だからその腕前も勘も見事なはずだが、
逮捕できない凶悪犯を抹殺する連続殺人事件の解決が、
なかなか図れないでいる。そしてその犯人である疑いが、
徐々にデニーロに向けられるようになっていき、相棒の
無実を信じるパチーノは、汚名を晴らそうと奔走するが…
この流れと、冒頭の告白で、あ、やっぱデニーロが犯人?
…っていうんじゃつまらないと思うでしょうが^^;果たして。
しかしこの内容を観てすぐ、とあるTVドラマが浮かんだ。
(見ていた方ならすぐお分かりかと思いますが^^;)
逮捕できなかった犯人に何者かが制裁を加える…?って、
つい先日最終回を迎えた○雅人主演のドラマにソックリ。
まぁこちらの方は本当に殺してしまうので(それもいたが)
まったく同じではないが^^;だって、その、死体の胸元に
書き置きを残す、ってアナタ…そんなシーンもあったし?
やだ、同じじゃない!?なんて思いながら観てしまった。
せっかくの共演だからとまぁ二人の見せ場を作る作る!
そして彼らも演じる演じる!走る走る!吠える吠える!
御歳70歳?を迎える彼らもまだまだ俳優魂を魅せます。
だからまぁ…途中で犯人が分かっても^^;ひねりのない
脚本も^^;ムダに後半が長すぎるのも^^;由ということに。。
ファンは、彼らが並んで映ってることにお金を払いたい。
そういう価値ある演技を、それぞれに魅せてますから。
脇も…
レグイザモ、(こんな役で)またまたいい味を出してるし。
グギーノ、色っぽいし。あと…それなりのヒトが出てるし。
ラストのデニーロのシーンで、あぁ巻き戻った。と安心。
(御大が大暴れする作品をどんどん作って欲しいですねぇ)
短気なオッサンはかわいい
結末みえみえのストーリーながら、Fワードを100回くらい連発するロバート・デ・ニーロとアル・パチーノの渋い魅力に引き込まれた。短気なオッサンってかわいいね。
50セントも出演していた。彼は今後も出演作が目白押しで、これからはラッパーとしてより「俳優50セント」に力を入れているみたい。今後に期待。
意外と面白かったです。
批評家には不評でしたが、デ・ニ-ロとアルの共演という事で見に行きました。
真犯人は大体予測が付きましたが、最初の告白シ-ンはドキッとしました。このままデ・ニ-ロが犯人のままになってしまうのかと???アルの動機は、親友の捏造がきっかけだったんですね。そして、自分の犯行を止めてほしかった。自分を憎んで、親友に殺されたかった。そんな気持ちが伝わりました。ヒ-ト以来の2人の共演とても楽しめました。
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