「「どうする?」「自分で判断しろ」「撃つか?」「自分で決めろ」」ハート・ロッカー shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
「どうする?」「自分で判断しろ」「撃つか?」「自分で決めろ」
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映画「ハート・ロッカー」(キャスリン・ビグロー監督)から。
イラク戦争のバクダットでの爆弾処理班、
戦争が終結した地の地雷処理とは違い、
現在、戦争中の中、テロの可能性も高く、映画と知りつつも、
2時間以上、銃口を突きつけられていた緊張感があり、
鑑賞途中で、気分が悪くなり吐きそうだった。
「戦争は麻薬である」の言葉に頷き、
「イラクに来たってことは死ぬってことだ」で納得した。
「死ぬなら、気持ちよく死にたい」・・そう呟く主人公、
本当にそんな気持ちになれるのだろうか、と我に返る。
メモする言葉は少なかったが、緊迫した会話に、
これは映画なのか?という疑問が浮かぶほどだった。
戦場でも指示を出す立場の人はいるが、
その指示を待っていては殺されることを、みんなが知っている。
「どうする?」「自分で判断しろ」
「撃つか?」「自分で決めろ」
厳しい言葉が飛び交うが、それこそ戦場の会話である。
しかし、我々の職場だって戦場といえなくはない。
この緊張感、私にとって初体験であったが、
戦争の映画、やっぱり観るのはやめようっと。
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