正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官のレビュー・感想・評価
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あんまりかな
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移民の話。女医型の映画。
家族に従順でない妹とその恋人を殺してしまった刑事の話や、
その刑事が家族に対して従順な犯罪者を見逃してあげる話、
体を売って永住権を得ようとするもバレて退去になる美人の話、
911のテロを肯定する発言をして家族バラバラに国外撤去になる女学生の話。
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移民の問題は身近でないこともあり、あまりわからんかった。
何故刑事が妹を殺したんかもようわからんかったし。
ってか女医型なんで盛り過ぎで1つ1つの話が薄くなりがち。
海外在住経験、移住経験があればより共感できるのだろう
海外で永住権を目指していたのでしんどいほど共感しながら観た。
日本を出たいと考えたことがない人にはいまいち共感しづらいのかもしれないが、移民にとってビザは死活問題なのだ。記憶にもない、言葉も話せない母国に無理矢理送還させられるとなれば尚更。
不正に手を染めたくなる気持ちもわからなくもない。許されないことだが。
自ら選んだこととは言え、バスルームで泣きじゃくる女優志望の彼女が痛々しい。
巻き込まれたとはいえ韓国人移民の男性が強盗殺人に加担したのに逃げおおせて市民権まで獲得していたのはモヤモヤする…
アメリカ合衆国における移民問題を描いた群像劇
🇲🇽幼い息子ホアンを預けて繊維工場で働く若い母ミレヤ・サンチェス
🇧🇩両親とともにバングラデシュからやってきた女子高生タズリマ・ジャハンギルとその家族。弟と妹はUS生まれ
🇰🇷生まれた故郷を離れたくなくて親に反発する少年ヨン・キム
🇦🇺恋人とともに観光ビザで入国し女優としての成功を夢見るクレア・シェパード
🇿🇦クレアとともに永住権の取得を目指して敬虔なユダヤ教徒を演じるギャヴィン・コセフ
🇮🇷ハリソン・フォード演じる移民局の捜査官マックス・ローガンの同僚ハミード・バラエリとその家族
生まれた国やアメリカに渡ってきた経緯、置かれた状況のそれぞれ異なる6組の移民たちと、彼らを取り巻く環境、生きる道を、移民局捜査官の視点も交えて描いた作品。
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「アメリカは移民の国」
「アメリカン・ドリーム」
「自由の国アメリカ」
それらの言葉とは裏腹に、決して自由で開かれているだけではないアメリカの側面を見せている。
移民たちの置かれた立場の苦しさ、グリーンカードの取得が非常に難しいものであることなどはよく伝わってくる。
そしてこれは何も遠い国の問題ではないということを思い出した。
…が、
そもそものスタートが「不法滞在」「不法就労」から展開していくので、どこにシンパシーを向けて良いやら。
不適切な方法でグリーンカードを取得する(あるいは、取得しようとする)例が複数描かれたり、登場人物もやたら多く、焦点が散漫してボヤける印象。
報われない結果にしろハッピーエンドにしろ、過程の描写が物足りなかった。
何故故郷を離れてまでアメリカの永住権に拘るのか、そこのところ掘り下げて描いて欲しかったな。
ICEとは移民税関捜査局。
女優を目指すためオーストラリアから来たクレア(アリス・イヴ)はグリーンカード欲しさに判定官のコール・フランケル(リオッタ)と何度も体の関係を続ける・・・2カ月だけということで。
そのボーイフレンドのギャビン(ジム・スタージェス)はユダヤ人であるのにヘブライ語も話せないくらい無神論者。
その妻デニス・フランケル(ジャッド)は不法移民の弁護士で、高校生のタズリマがテロリストを擁護する発言をしたとのことでICEとFBIの強制捜査を受けたため、彼女を精神面で支える。
韓国人ヨンは帰化申請の前日にワル仲間に誘われコンビニ強盗をする。現場にはICEの捜査官ハミードがいて、他の強盗達を撃ち殺す。
それほど繋がりのない群像劇だが、ハミードの妹を殺したのは実の弟であったという事実。クレアは不正が見つかり強制送還、その相手のコールは偽装工作のため逮捕。マックスが救おうとしていた女性ミレヤはメキシコ国境付近で何者かに殺されていたという事実。市民権を得て幸せになりそうなのはギャビンとヨンだけだったな・・・
難しいテーマ
ハリソンフォードは不法就労を取り締まる捜査官、相棒のハミド(クリフ・カーティス)は帰化したイラン人でもあります。
映画はメキシコからの不法就労の母子や危険人物とみなされるバングラデシュからの移民家族、グリーンカード(永住・就労)取得の為に判定官と寝るオーストラリアの女優の卵、ユダヤ人学校に伝手を頼り熱心な教徒を偽る英国青年、犯罪に手を染める韓国移民2世の少年、収容所に取り残されたナイジェリアの少女など合法、非合法に関わらず移民にまつわるエピーソードを散りばめた社会派ドラマ。相棒のハミドの妹の殺人事件なども加えてミステリー要素も足していました。
監督のウェイン・クレイマーさんは脚本・製作も兼ね移民に大変な思い入れ、自身も南アフリカ出身とか、硬派な社会派ドラマなのに恥じらいも無いヌードシーンに驚いたが、これはクレイマー監督の拘りでアメリカ映画協会のR指定にもの申したい作風、自己主張らしいです。
原住民で無い限りアメリカはそもそも移民の国、従って不当な差別や拘束の現実は後ろめたいのか妙に人道的な捜査官を描いています。法治国家ではあるものの執行する人間の個人資質に依りすぎた恣意的判断は賛否が微妙ですね。
一昔前ならアメリカン・ドリームもあったかもしれませんが、いまや幻想でしょう。ただ、移民、難民の問題は立場によっても変るでしょうし、1時間や2時間で語れる軽い話では無いので難しいテーマであることは確かですね。
アメリカの抱える移民問題
ドラマチックに仕上げる事もなく、これが今のアメリカの抱える移民問題だとよくわかる作品でした
メキシコ、韓国、オーストラリア、イスラム系、移民の人達のグリーンカードへの思いは日本でのほほんと暮らす私には想像できないものだと感じました
レイ・リオッタとアリス・イヴとイスラム系の女の子には全く同情できなかったけど、ユダヤ人の歌手には爽やかな気持ちになれました
不法入国者なので当然ではあるけど無情に思えるICE捜査官、厳格なイスラム教の家族の思う恥、韓国人の男の子、とにかく観終わっていろいろ考えさせられました
悲しい物語ですね・・
強制退去させられる娘をお父さんが離れた所から見送ってるシーンは胸が苦しくなりました(涙) コンビニ強盗に無理やり参加させられた少年?青年?を逃がしてあげるシーンよかったです、その後巻き込まれたおばちゃんが捜査官をかばって嘘の証言をしてくれるのもよかったです(^-^) アシュレイ・ジャッドの養女になった女の子、よかったね♪ 最後に・・アリス・イヴ、綺麗な裸でした(笑)
タイトルなし
アメリカの社会問題、日本にとっても今後課題となる不法移民問題をテーマに考えさせられた。9.11以後、不法移民特にイスラム教徒には厳しい目が向けられ、親子を引き離してでも強制帰還させるなど、悲劇が描かれている。メキシコ移民、ユダヤ系移民等あらゆる俳優陣がそれぞれが交錯しながらも演じている。マハーシャル・アリがちょい役で出てる
タイトルが悪い
ICEとはImmigaration and Customs Enforcement不法移民を積極的に取締る機関とのことだそう。映画を見ればまさにアメリカでの不法移民をとりしまる(とっつかまえる?)人たちの話ってことがわかるけど、映画を見るまではなんのこっちゃわかりませんでした。ハリソン・フォードが出てたのですね。これだから深夜映画には拾い物がある。でもハリソンはある意味そんなに出てこない。いろんな不法移民たちの話が平行して描かれて行ってそれぞれの結末になっていく、興味深く面白く見ました。(興味本位ではなく!)ERもそうだけど、話が平行に進んでいく、ストーリー展開は大好きです。それにしてもメキシコ人の女の子(と言っても24歳だそうですが)にだけなぜそんなに思い入れがあったの?ハリソン君?
アメリカという国の裏側を見せられた気がする・・・
移民の国、アメリカ。もともとそうなのに、現在では不法滞在者に困り果てているし、英語ではなくスペイン語しか話せない住民がいるという。そんな国の苦悩が伝わってきたが、問題提起だけで終わっていて、根本的な解決策が見えてこなかったのが、つらいところだ。ただ、取り締まる側が誠意をもって当たれば済むのか? そうではないのでは??? 最近、ハリソン・フォードはあえてこういう社会的な内容の作品に出ている気がする。若い頃のはじけたエンターテインメントに出なくなって、ファンとしてはちょっぴりさびしい。
不自由な国 アメリカ
9.11から年月はたったが、ちょうどアメリカの移民政策の問題をTVでもやっていた。
黒人が大統領になったとしても、もはや、アメリカは自由の国では無くなっている。
この映画のようなことがどのくらい起こっているのかはわからないが、「扉をたたく人」やこの映画などが造られるということは、アメリカに、こういった問題が実在するということなのだろう。
しかし、この捜査官、職務に忠実とはいいがないな。
考えさせられまた。
貧しい生活から抜け出すために、仕事を求め越境して来る移民達。まるで未来の日本の姿の様だなと思いました。ドラマチック仕立てにせず、ドキュメンタリ-タッチな描き方が、真実味を感じました。ハリソン演じる主人公も、正義の味方のような押し付けがましい親切では無く、法律と正義の狭間で悩む普通の人を自然に演じていて良かったです。しかし、人の弱みに付け込む悪徳業者は、本当に許せないと思った。
夢のカード。
久々に見たH・フォード、かなり歳をとったな~^^;と
感じながらも、今回は素晴らしい脚本を選んだと思う。
監督は南アフリカ出身で、自身も米国でグリーンカード
を取得した“移民”であるウェイン・クラマー。
経験した?リアルな移民事情がこれでもかと描かれる。
犯罪…もある程度絡むが、それよりも巧妙に取り入る
移民たちのグリーンカード取得合戦の方が主体の作品。
ハリソンも、アンサンブル俳優のひとりとして
派手でも地味でもなくICE捜査官としての正義を演ずる。
日本でも先頃、ニュースになった外国人不法就労問題。
日本で生まれた子供は残留、両親は国外退去となった。
法は遵守されるためにあるのだから、いたしかたない。
が、人間としてそれはどうなんだろう?と考えるところに
この問題の難しさがある。
もちろんここで移民たちが繰り広げるのは不法行為だが、
(日本生まれの私なんかが、そんなに欲しいの?と思う)
グリーンカードの価値が、彼らには計り知れない夢である。
自国で叶えられない生活が、外国でなら手に入る。
どんな危ない橋を渡ってまでもやり遂げようとする執念の
眼差し(女優の卵など)には、正直恐れ入る部分もあった^^;
加えて今作では、そういった個人の問題だけでなく、
9.11以降の米国が抱える対外感情の問題点が描かれる。
学校で問題発言をした女子高生をテロの脅威とみなし、
すぐさま強制捜査、拘束するところなどは本当に怖い。
身近に潜んでいるのでは。と目を光らせる捜査官自身も
あのときの恐怖から逃れられなくて、喘いでいるのだ。
ほんとうに悲しいくらいに、いまの米国では、
アメリカン・ドリームなんて言葉がものすごく遠く感じる。
が、わずかな希望も残されており、
人間同士の思いやりや努力が何処かで報われてもいる。
ハリソンの苦渋に満ちた表情を観ながら、
もしも自分だったらどうするかを最後まで考えさせられた。
(自分の国がいちばん好き♪と皆が胸を張って言えたら。)
法と人権と人情の間
島国の日本では、移民のことなんて、馴染みのない出来事だけど、フィリピン人家族で、中学生の女の子には残留許可がおりたけれど、両親は国外退去という別離があったことは、記憶に残っている。
アメリカでの市民権取得をめぐる、十数人の登場人物が複雑に織りなすドラマ。
人権とは何か?
アメリカの移民たちの、悲しみや苦しみ希望やそれぞれが抱える事情など、ごく一部でしょうけれど、確実に伝えてくれる映画だと思う。
重いテーマで、すべてハッピーエンドで終わるわけでもないけれど、移民の人々のことをわかりやすく伝えてくれる作品だと思う。
法を守ること。
法とは、本来、悪から人々を守るためにあるものだけど、時として、人間に悲しみや苦痛を与えてしまう。
法を守るか、人間として行動するか。
とても、難しいことですね。
ウェイン・クラマー監督ご自身、南アフリカからの移民とのこと。
テーマへの思い入れが強いのでしょうか。
年を重ねたハリソン・フォードも、エリート役でなく、人情味ある苦労人を好演されたと思う。
アメリカのダークサイドを描いています。
ハリソン・フォードが初めて出演した、メジャーではないスタジオの作品。メジャーではないので配給が弱く、日本でもロードショー系の映画館ではあまり上映されないようです。
『バベル』で見られたような、異なる人たちが、同じ時間軸を異なる場所で過ごしていく描き方をしています。そして、その人々の運命は物語の結末に向けて、交差していったり、すれ違って行ったりします。原題の『CROSSING OVER』と言うのも納得です。
ハリソンが今回演じるのは、アメリカ移民税関執行局の捜査官。アメリカでは、様々な連邦政府の法執行機関がありますが、そのうちの一つです。それにしても、彼は歳をとりましたね~。物語中でも、年寄り扱いされています。不法移民を取り締まるのが彼の仕事なのですが、なぜか不法移民に甘い彼。なぜ彼が不法移民に優しいのかと言う理由は明かされません。伏線すらありません。
メジャー系の作品ではないので、有名な俳優はハリソン以外は出ていません。唯一知った顔は、ハミード・バラエリ役のクリフ・カーティス。彼は、決してイスラム系の人ではないんですが、役柄的にはイスラム系民族の役柄が多いですね。今回も、そう言う役柄でした。
9.11以降のテロに怯えるアメリカ、様々な民族を受け入れて拡大していくアメリカ、隣国からの流入不法移民が普通にいるアメリカ・・・。今のアメリカを素直に浮き彫りにしています。いろんなドラマが物語上起こりますが、描いているのは超大国アメリカのダークサイドなので、盛り上がると言う感じではありません。見ていて「それで良いのか、アメリカ?!」と言う気持ちにもなりました。
予想外の面白さ
アメリカの移民問題、、、全然知らなかったのですごくためになりました。
よくあるドキュメンタリー映画のような、重苦しいものでないので2時間があっという間にすぎました。
ハリソンフォードがいい人すぎてビミョーなところがあったのでA+ではなくAにしました。
『扉をたたく人』以上に移民の問題点を浮き彫りにしているものの、エピソードを主役が繋いでいないところが多いに不満です!
本作に期待していたのは、ハリソン・フォードが任務と人情の狭間で苦悩する姿でした。しかし、予想に反してハリソン・フォードが演じる不法就労者を取り締まっている特別捜査官マックスは、いくつかのエピソードのつなぎ役でしかありません。思っていたほど出番も少なく、宣伝とは違う内容にガッカリしました。
マックスは、取り締まの結果母親と生き別れになった、幼い息子をメキシコへわざわざ返しに行くなど人情味のあるところを見せていて、老境を迎えたハリソン・フォードには相応しい役柄ではありました。もっと見せて欲しかったですね。
そして、エピソードのところだけ見れば、アメリカの9.11以降に変質していった移民に対する過度な取り締まりの問題点を浮き彫りにして、衝撃を受けられるかもしれません。 しかしエピソードを主役が繋いでいないのです。先行して公開された同じテーマの『扉をたたく人』と比べると、ドラマとしての完成度の違いを感じさせてくれます。
それでも本作で描かれる移民達の悲劇には、こころが痛みました。
冒頭の二十四歳のメキシコ女性・ミレヤは、自分だけ捕まり子供を置いたまま強制退去に。マックスは彼女の行方を懸命に捜すものの、悲しい結末が待っていました。
女優志望のオーストラリア出身のクレアは、グリーカード欲しさに、移民審査官に体を売ってしまいます。けれどもその結末は儚いものでした。バングラディッシュ出身の少女・ダズリマの場合は、もっと悲惨。熱心なイスラム教徒というだけで、学校で危険人物されて、FBIに強引にテロリストにされてしまうのです。捜査官は、ダズリマに家族全員国外退去になりたくなかったら、テロリストだと認めなさいと。ことの真偽ではなく、捜査上のメンツのために暗に認めろという脅しに近い物でした。
その結果ダズリマは、単身で母国へ強制退去になります。3歳のとくアメリカに来て、アメリカ人として育ったダズリマは母国語を話すことも出来ないのにです。
本作では、『扉をたたく人』以上に、9・11以来のアメリカ社会でイスラム教徒への弾圧と差別の激しさを描いています。しかも移民たちの中で、同じ宗教でもユダヤ教は優遇され、イスラム教は叩かれてしまうところをきちんと押さえています。そんなところは、さすがにアメリカ人の伝統が息づいているなぁと思いました。
「グラン・トリノ」でも移民の問題を取り上げました。だけれど移民してきても、本作のように国籍を持てない人は、もっと悲惨です。そんな人が国籍を持てて、晴れてアメリカ人となれる宣誓式典をどれほど乞い望んでいるか、本作でもマックスの友人のハミードを通じて、切実に描かれていました。
世界中に貧困が有る限り、移民の問題はなくならいでしょう。
そして世界第2位のわが国においても、労働力が不足しているのなら、もっと移民に門戸を開いてあげてもいいのではないでしょうか。
移民問題
アメリカの移民問題がテーマになっています。
メキシコ、韓国、オーストラリアなど、それぞれの国からの移民の立場が、とても丁寧に描かれています。
それもどの移民たちも、非常に厳しい立場で頑張りつつも、アメリカの政策による現実とのギャップが見ごたえあります。
近い将来の日本に当てはめると、考えさせられる映画でした。
欲張りすぎたかな。
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米国は移民で成り立っている国であるが、
不法滞在者、不法就労者は大きな社会問題である、
ということはよく分かるし、どこまで厳しく取り締まるのか、
あのテロの後でいわれのない疑いをかけられることもあるでしょう。
要領よく、不正に、グリーンカードを求める人もいるでしょう。
それは日本も少子高齢化で、対岸の火事ではないでしょう。
どうなっていくのか、考えさせることではあるものの、
この作品に限っていうと、あれも、これもと取り上げようとして、
消化不良気味で、どれを上手くいかせて、どれを悲しい結末にするかが、
納得いかない部分もあったりする。
そういう不条理さを、やるせなさを感じさせるという意味では、
成功してるのかもしれない。
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