「現代からの視点」真夏のオリオン yoshinodeboさんの映画レビュー(感想・評価)
現代からの視点
舞台あいさつで平岡祐太は言う『いままでとは違う、生きるために戦った戦争映画を観てほしい』『演技にも死が先にある演技ではなく、生きるための苦しみの演技を求められた』
映画はコンセプト通りの描き方に納得。舞台あいさつのよい見本。
新しい部分(2009年からの視点、楽譜、オリオン)+ 従来の部分(潜水艦VS駆逐艦、頭脳戦、手紙)。新しい部分がないと観に行く動機が希薄になり、従来の潜水艦戦争映画と同じ。現代の映像が入ってないと化粧をした北川景子の美しい姿も見られない。
しかしながら、現代でのシーンは淡白なので、想像力で補う必要あり。
米国駆逐艦船長の戦歴:米軍屈指の知将、玉木宏艦長の戦歴:海中の天才 も観る前に、記憶しておくと、日米史上最高の戦いを観戦気分、手に汗握る感激指数もアップ。
映画宣伝リーフレットを読んで行くべき。
最後に『日本よ、浮上せよ!』のメッセージに共感。
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