オーストラリアのレビュー・感想・評価
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ハリウッド映画を観たっ!て気になりました
ニコール・キッドマン演じるサラが魅力的でした。新しい世界に仰天しながら、純に真直ぐに自分らしさを貫いているのが素敵です。アボリジニの少年ナラとの交流がまた、泣かせます。
カウボーイ物って久々ですが、いいですね。懐かしいっていうか、ハリウッド映画を観たっ!て気になりました。ヒュー・ジャックマンがカッコ良いです。
ナラを通じてアボリジニや黒人の当時の立場も描かれています。
第2次世界大戦当時、結局、両陣営が人種差別をし、命の重さをを差別によって振り分けていたことに心が痛みます。
女性の力強さに感動しました。
予告もみないで映画館にいきました。オーストラリアというタイトルだったの
で以前みたアボリジニーのイメージを持っていきましたが、全く違っていました。子供にお話をする場面が印象的でした。出会いと環境によって女性が強く優しくなるんだなと、私も頑張ろうと思った次第です。
視点が定まらないため、ストーリーが揺れていた・・・
せっかくの作品が・・・
この映画、「風と共に去りぬ」みたいな作品だと思って観たら失敗する。たしかに“タラ”のように領地“ファラウェイ・ダウンズ”をホームとし、帰る場所があることの大切さを謳ってはいるが、第二次世界大戦突入はスケールを大きくする味付けに過ぎず、むしろ流れとしては「大いなる西部」に近い西部劇だ。映像も抒情詩的などと先入観を持たないほうがいい。CGをたっぷり使った現代的な描写だ。(日本軍による爆撃シーンは見ていて辛いが・・・)
それでも単なるラブ・ロマンスもので終わらなかったのは、先住民アボリジニの少年ナラ(ブランドン・ウォルターズ)の存在。この少年、目元が魅力的だ。たしかに激動の時代の中でサラという女性が力強く成長し変化していく物語ではあるが、少年の目線でサラとの出会いから成人の旅立ちの儀式“ウォークアバウト”の時期を迎えるまでを描いた作品だと思った方がしっくりくる。
フレッチャー役デビッド・ウェンハムの悪役ぶりがよく、前半は久々にお茶目で明るいニコール・キッドマンで楽しめる。1500頭の牛の暴走も迫力がある。そして、時代の流れと変化を、街の酒場でのやりとりによって表現する演出が面白い。
せっかく面白い作品なのに、要は宣伝方法が間違ってる。
正統派のいい映画、ちょっと長すぎるかも
3時間超の長い映画です。牛追いの前半と戦争の後半に分けられますが、
一本の映画にまとめるのは少し脚本に無理があったのかも。
アボリジニが魔法使いのように扱われているのが納得いきませんが、全体に見ごたえのある正統派のよい映画でした。
「オーストラリア」に感動。最高!
私はこの映画、王道でいいと思います
気位は、力にならんよ
映画「オーストラリア」(バズ・ラーマン監督)から。
単なる台詞ならやり過ごそうと思ったけれど、
作品の中で何度か繰り返して使われたから、
これはキーワードかな?と慌ててメモをした。
「気位は、力にならんよ」の他にも
「気位が高くても、力にはならん」などの言い方なども・・。
「気位」を、辞書で調べてみると、
他に対して自分の品位を保とうとする心の構え方。
英語では「proud/(横柄な)haughty」
「pride(プライド)」が、一番わかりやすい表現かも。
翻訳者が「プライド」と訳さなかった訳が気にかかる。
「プライドは、力にならんよ」
「プライドが高くても、力にはならん」でもいいのに。
日本語翻訳は、たしかあの「戸田奈津子」さんだったかな。
「気位」と「プライド」の違いを是非、訊ねてみたい。
腑に落ちないとこもあるけど
戦争中に生まれた愛の奇跡
略して「大作」。
「風と共に去りぬ」を連想させる大作…との触れ込みに、
へぇ~!?そうなんだぁ…と思って観てみたら、確かに長い^^;
最後まで飽きずには観られるんだけど、いかにもB・ラーマン。
という感じの大ざっぱな作品(略して大作)だったなぁと思う。
前述の名作と違って、格調の高さなどはほとんど感じない。
おまけに日本人の多くは(反日ともとれる事実無根な)日本軍の
描き方に非難轟々のようだ…うん、分かる。この監督だからねぇx
広大なオーストラリアを舞台に、白人の貴婦人とカウボーイ、
さらにアボリジニの少年が交り合い、朗々と歴史を奏でている。
なんなら邦題は、「牛(馬)と共に駆けぬ」でもいいくらいだ…^^;
N・キッドマンは美しい貴婦人役にピッタリ。
冒頭の肩と腰をフリフリ♪日傘をさして歩く姿に目眩がするほど、
かと思えば、後半では見事にカウレディー、カウウーマンと化す。
彼女も子供を産んで、ますます美しさと逞しさに磨きがかかった。
相手役のヒューたまはどう見ても(若き日の)C・イーストウッドに
見えて仕方ない。かと思えばサービスで貴公子姿も見せてくれる。
並んで絵になり、馬にまたがって絵になり、しつこいまでに続く
ラブシーン(爆)では、背の高さもピッタリ♪でまさに言うことなし。
ニコールが歌うシーンでは、このままミュージカルに
なるんじゃないかと^^;だったらヒューたまも歌ってよ♪と思った。
さらにはそこへアボリジニの少年が入り、家族同然の暮らしぶり。
もし彼らのように仲良く暮らせたなら、歴史もだいぶ変わったろう。
このあたりでは、監督自身の想いや夢が描かれたんだろうか…。
さまざまな見せ場がこれでもかと入交じり、本当に大作^^;となった。
気に入ったのは「オズの魔法使い」が効果的に使われたところ、
(名作が入るとそれだけで嬉しい)
フレッチャー役のD・ウェナムが朗々と悪役を演じているところ。
このヒト、なにを演じてもいい雰囲気を醸し出して、主役を食う^^;
(過去の名作を彷彿とさせるシーンが多し。ま、大作ですからね)
美男美女共演!でも…。
ニコール・キッドマン、ヒュー・ジャックマン共演。バズ・ラーマン監督作品。『オーストラリア人のオーストラリア人によるオーストラリア人のための映画??』美男美女の共演、そして名監督の演出なんですが、どうもイマイチ…、何と申しますか…。
実はこの映画を観た前日に、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」を観ておりまして、2時間40分オーバーの映画を、2日続けて観る破目になってしまいました。で、「ベンジャミン…」の方は、さほど長時間が苦にならなかったんですが、この映画は『長い!長すぎる!!』と率直に感じました。かなりしんどかったです。オーストラリアの壮大で、美しい自然を舞台にしたアドベンチャー映画的なテイストの前半は、まだ楽しめました。そう“古き良き時代の冒険活劇”みたいなノリで『コレはやっぱり、大スクリーンで観ないとね~』なんてことを考えながら、余裕を持って観ておりました。ところがこの映画、ある時点から『ガラリ!』とテイストが変わっちゃいまして、何故かいきなり『戦争反対!愛と平和こそすべて!!』みたいなノリの映画に、強引にシフトされちゃうのです。ココからが、もう観ていて辛いの何のって…(>_<)。恐らくバズ・ラーマンは、大陸を舞台にした“或る女性の一大叙事詩”を描きたかったんでしょうが、1本の映画として観た場合、あまりにも前半と後半で、その作風に落差があり過ぎると、観ていて思いました。コレなら、前半のアドベンチャーだけで終わってても充分じゃないのかな?と。後半の物語は、かなりムリからに展開します。そして戦争に突入したということで、“日本軍”が登場してくるのですが…、『あれではただの悪者じゃあないか!』あつかいが酷すぎますよ。吾輩は、アノ“世紀の国辱映画”「パール・ハーバー」を思い起こしてしまいました。こんなのが延々と展開するんですよ。後半は、ホントに観ていて疲れました。もうチョット考えて作ってちょうだいよね(怒)!
どうもバズ・ラーマンという監督は、やたらと軽いノリで、とても大そうなことをスクリーンに表現しようとされる傾向がおありの様で、今回もそれが顕著に出てしまったような気がします。後半目いっぱい重くするだけしておいて、エンド・ロールでは、エラく軽やかで陽気な曲が流れるんです。『もお、どっちやねんな!』とヘトヘトになりながらツッコンでしまいました。ホント、途中までのテンポ・テイストで作ってくれていたら、どれだけ楽しい映画になっていたか…。そう考えると非常に残念です。
相変わらず、ニコール・キッドマンは『美しい』と思いますが、ホント“いまひとつ”ですね。この人の主演で、これまでどれほどの映画が評判倒れで終わってきたことか…(哀)。何かこの映画も、限りなくそんな臭いがしますね。お気の毒ではございますが、一体彼女の何がいけないのでしょうか?まあ、確かにどんな役を演じても、吾輩には『どれも同じ』に見えてしまうのですが…コレって致命的??
まあ、この映画の一番の見所は“ヒュー・ジャックマンのカッコ良さ”ですかね?もお、これに尽きると思いますよ。男の吾輩が見ても、『う~ん、エエ男やの~(断っておきますが、そういう趣味はございません!)』と思っちゃいましたから。男臭くて、ワイルドで、それでいて優しいと来た日にゃ~、世のご婦人方には堪らんでしょうね。ヒュー様を見るだけでも、この映画一見の価値はあるかと思います。う~ん、何かますますニコールが気の毒だなあ…。
悲しい出来でした
僕は二コール・キッドマンのファンで、
全作品約30作も見ているのですが・・・
今回のオーストラリアは全然、イケテなかったです。
はじめのほうのユーモラスな動きも、
ちょっと大味で惹かれるところがなかった。
後半のアポリジニの少年との交流も、
なにか薄っぺらい感じがしてしまいました。
ついでに、ヒュー・ジャックマンもステロタイプな役
で魅力に乏しかった。
「オーストラリアの歴史大河ドラマを」という
オーストラリア人監督バズ・ラーマンの思い入れが強すぎて、
内容を詰め込みすぎ。
それで、みんな薄味で、うすっぺらいものになってしまった。
登場人物に、深みというものがないのが致命的でした。
ムーラン・ルージュにあったような、”箱庭だけど濃密な世界”
のほうが素敵だなと感じたしだいです。
でも、支持しているのも、結構いてよかっなと思いました。
とにかく、僕は二コール・キッドマンのファンですから・・・
オーストラリア
期待ほどでは・・・
2部作仕立てって感じ!二度楽しめた^^
牛追い時期と第二次世界大戦時期、2部作って感じですかね。
オージービーフの原点ここにあり!?(笑)
初っぱなのすっとんきょうで場違いのニコール・キッドマンの演技は
キュートで可愛くもあり、笑えました^^
美貌ながらも、どこか拍子抜けするボケをかましてくれるサラ。
このキャラは彼女にドンピシャってな感じでよかったです^^
そして、ワイルドなヒュー・ジャックマンもドローヴァー役がサマになっててかっこ良し(^o^)
それにしても「ロード・オブ・ザ・リング」のファラミアが悪党だったとは・・・ね(笑)
しばらく見てない間に老けちゃったなぁ~^^;
彼のこと好きだったのにぃ~・・・と、ちとショック(>_<)
イギリス貴族で、何不自由なく暮らしていたサラが
壮大なオーストラリアの地で、日々野生化し、世界大戦も加わり段々と逞しく成長していく様は、
観ている側にも、感動と勇気を与えてくれました。
人間、必死になれば何でも出来るんだよね。
また、先住人アボリジニの神秘的な人生観も
作品を盛り上げてくれてました。
役者の子も可愛かったし大満足です^^
ラスト!泣けました。
3月3日イオンシネマ高崎にて観賞
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