劇場公開日 2008年12月20日

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「暴力を消費することへの告発」ファニーゲームU.S.A. HAPICOさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0暴力を消費することへの告発

2023年4月12日
PCから投稿

202304 455
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暴力の消費に、救いやカタルシスなど無いことへの徹底した姿勢。直接的な暴力シーンは一度も見せず、物語と観客との距離を敢えて作り出す演出がなされている。

一番見て欲しかったという米マーケットに売るために、ハリウッド俳優を起用して、オリジナルと全く同じカットでセルフリメイクを行ったハネケの、行動力と強い意志にも感服。多大な労力であったろうと推測する。(それでももちろんヒットはしなかったが)

HAPICO