「フランスの郊外は怖いですね。」フロンティア(2007) 刺繍屋さんの映画レビュー(感想・評価)
フランスの郊外は怖いですね。
こういった作品なのでツッコミどころが無いわけではないのですが、勢いがあるのに加えて中盤以降は常に緊迫感も有るので、それらを感じさせない作品ですね。
話の流れこそオーソドックではありますが、主人公たちの設定等は目新しくもあり、加えて、こういった作品には珍しく銃火器の使用率が高めで、その辺りの描写もきっちりしているのは好印象ですね。
勿論フランスらしくスプラッター描写もなかなか気合いが入っていましたし、おじいちゃんを筆頭にキャラクターも良かったですね。
さすが“4大フレンチホラー“(自分の中に勝手に出来上がっていたフランスのイメージを翻した作品たちでもあります)のひとつに数えられているだけの事はありますよね。
こういったスプラッターホラーが好きな方なら確実に楽しめる作品に仕上がっていますので、未鑑賞の方は是非とも観てみて下さい。
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