ルー・リード ベルリンのレビュー・感想・評価
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この悲劇にどう寄り添うことができる?
こういうロック・オペラにどうコメントをいれたらいいかわからない。言葉を聞きこなさないとフィーリングだけじゃ何も書けないっていう感じ。キャロラインの誕生日から始まって、ジムとキャロラインの生活、薬にDV、リストカット。悲劇的な結末。いただけないね。私の心に響かないんだもの。はっきり言って、キャロラインの気持ちに寄り添えないんだよね。ルーの曲って、彼の詩的センスが重要で、シンプルな言葉に潜んでいる意味が重要だと思っている。だから、私の観賞したビデオには字幕が付いていないのが残念だった。一曲一曲 歌詞をよく知ることにより、もっと問題を受け止めて、親身になって観賞できるかもしれない。(私感)
これ以上このビデオのコメントはひかえる。
私は過去においてルーやデビッド ボーイ類の曲を全く聞いていなかったし。
ルーはシラキュー大学にいた時、デルモア・シュワルツ(Delmore Schwartz )という先生の英語のクラスをとって、『シンプルな言葉で表現すること』を学んだと読んだことがある。大学の英語の ライティングの授業で、シンプルな表現が絶賛されると思う? その周りくどくなく、わかりやすい表現の中で、自分の気持ちをどう表すかの大切さをデルモア・シュワルツ先生は教えたのだ。そこからシンプルな表現のパワーは人の心を打つと私は学んだ。
Just a perfect day
Drink sangria in a park
And then later
When it gets dark we go home
Just a perfect day
Feed animals in the zoo
And then later a movie, too
And then home
この『パーフェクト・デイズ』という映画で流れているルーの『Perfect Day』という曲はまさにその顕著な例かもしれない。
ルーの この1983年のニューヨークでのライブ、字幕付きだったが.....ヴィデオを見たことがる。
このビデオを観た時思ったけど、彼の表現は詩人のようだが、でも、私の理解が外れていると気づく時が多かった。それてきてしまうと言った方がいいかも。それの一例はノリのいい好きな曲、Satelite of Love
I've been told that you've been bold
With Harry, Mark and John
Monday and Tuesday, Wednesday through Thursday
With Harry, Mark and John
この曲は上記のフレーズ入ることにより、私の解釈が変わってきてしまう。というより、なんだそんな事だったのかと。しかし、ここが素人の浅はかさで、ルーの使う修辞法の比喩的表現は多様に富む。よく有名人のレトリックがWebページに載っているが、それをみてもわかるが、英語の修辞法は幅が広いと思う。
ところで、
LOU REED (vo,g) ROBERT QUINE (g) FERNANDO SAUNDERS (b) FRED MAHER (ds) このメンバーだが、その後は、ロバート・クインが抜けたようで、どこのバンドにうつったのか?調べてみたら、 アルバム Live in Italy (1984) が最後でルーとのコンビを解消しているね。
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